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リース

 風の王国ローラントの王女。他のキャラは3D化によって性格に『新たなフレーバー』が追加されていたりしたがリースの場合、明確な性格のフレーバーの追加は見られなかった。

 おそらく『優等生』というフレーバーが原作の発売当時と今現在との間で表現方法に大きな違いが無かった点や、そもそも『優等生』という性格に新たな要素を加えるのが難しかったのだと思われる。ただ原作でもちらほら見られた『天然』という部分に関しては分かりやすくなり、おっとりとした性格の感情表現を認識しやすくはなった。

 ちなみにリメイク版の公式ホームページのキャラクター人気投票で無事に人気一位を獲得した。原作でもリメイク版でも変わらぬ人気を持つ、本作を語る上で欠かせない名キャラクターだと言って間違いないだろう。

 

クラス一覧

キャラ解説:リース
初期クラス:アマゾネス
 光 クラス:ワルキューレ
 闇 クラス:ルーンメイデン
光光クラス:ヴァナディース
光闇クラス:スターランサー
闇光クラス:ドラゴンマスター
闇闇クラス:フェンリルナイト
四光クラス:ミーティア
四闇クラス:フレースヴェルグ

 

クラスチェンジの方針

光光クラスヴァナディース
 どうやら『ライトゲーマーを狙い撃ち』というのがテーマにあるらしく、テーマに沿ったアビリティを多く習得する。気品と清楚さを兼ね備える衣装で女性ゲーマーからの人気も高い。ベリーイージーなどで衣装を集めるときに便利なアビリティが多いが、ノーフューチャーでもアイテム節約要員として使えなくもない。

光闇クラススターランサー
 沈黙という状態異常の価値が下落したのでマルドゥークに関しては普通の範囲攻撃という形に落ち着いた。ただし強化魔法の効果時間が『原則1分間』と仕様変更されたた中で唯一『強化魔法永続化』ができるようになり強化魔法の面での需要が急上昇し、サポーターとしての役割が開花した。

闇光クラスドラゴンマスター
 原作では扱いづらい面が目立ったが必殺技の『竜牙槍』を筆頭に攻撃性能が急上昇、また相手にダウン系を付与した時に自身にアップ系の効果がかかる『リバースアップ』のおかげでデバフの手間が大幅に軽減され、恐らくリースをマニュアル操作にしてアタッカーにする場合に最も強力なクラスになった。

闇闇クラスフェンリルナイト
 スターランサーとは反対で『ダウン系の永続化』を習得してサポート色が強くなった。また計算式の関係上、アップ系よりもダウン系を優先したほうが強い場合が多く、『ダウン強化系』を習得できる関係から置物として使う場合に最適なクラスとなった。

 

習得リンクアビリティ(引継ぎ用)

習得 条件 名前 効果
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 引き継げるリンクアビリティに優秀なものが多く、またどちらかと言えば置物にした方が強いキャラなので他のキャラにリンクアビリティを渡すことを優先して育成しても良い。

 例えば『クリティカルアップ』はアビリティ欄の使用だけでクリティカルを上昇させられる唯一のリンクアビリティである。これと『マジックブレイク』『プロテクトブレイク』を組み合わせることで、ダウン状態をノーコストで維持できるようになっている。

 また他のキャラと違い『鉄板の引継ぎクラス』というものが無く、どのクラスにも引き継げるアビリティに特徴があり色々と悩ませてくれる存在でもある。

 

攻撃モーション

 槍を武器としている割に曲線的な動きが多く『気丈な女性戦士が賢明に槍を振るう』というのがモーションによって見事に表現されている。

 ただし武器の特性から全体的にモーションの動作が大きい上に時間がかかるものが多く、デュランやケヴィンなどの素早い攻撃モーションを持つキャラと同じ感覚では使えないのでその点には注意しておきたい。

 

ダッシュA攻撃

 一回転しながら敵を薙ぎ払う。モーションの見た目どおり薙ぎ払いの攻撃範囲はそこまで広くは無く、一回転することを除けば他のキャラのダッシュ攻撃と同じ感覚で使っていける。

 

攻撃

 その場で踏み込んでの素早い突き。槍の先端に軌跡を表現する白いエフェクトがあるが残念ながらそこには攻撃判定が無い。それでも弱攻撃として全キャラでも屈指のリーチを持つ。

 

攻撃

 力をためてから小さくジャンプして真上から敵を突き刺す。飛び上がる関係からか全体モーションはシャルロットの次に遅く、また飛び上がってしまうため『やられ判定』も前に出てしまい反撃を貰いやすい。

 ただ他のキャラと異なりいわゆる『めくり当て』ができるという点では優れている。

 

AA攻撃

 A攻撃からもう一歩踏み込んでからの突き。前傾姿勢になっている関係からか地面スレスレの場所を攻撃しているが使い勝手は良好である。

 

攻撃(吹き飛ばし攻撃)

 横方向ではなく縦方向に槍を回転させて、槍の重量と遠心力を乗せて槍を振り下ろす。リースにしては全体モーションが短く非常に使いやすい。

 これで敵を吹き飛ばしつつ必殺技演出をONの状態で『旋風槍』を使うと敵が空中で浮遊したまま竜巻の中心部に吸い込まれるというちょっとしたテクニックがある。

 

AAA攻撃

 AA攻撃の後に一回転してから槍を振り下ろす。他のキャラよりもモーションの変化が大きく『今現在3段目を振っている』というのが認識しやすい。

 特にリースの場合は非常に強力な突進攻撃をメインに戦うことが多く、経由技であるこのAAA攻撃の視認性が良いのは結構ありがたい要素だったりする。

 

AA攻撃(範囲攻撃)

 AA攻撃の後に槍を薙ぎ払う。他の攻撃と異なり遠心力を利用せず筋力のみで薙ぎ払っているためか、攻撃の発生前に一瞬ちからの『ため』の間があるなど細かい演出が見て取れる。

 それでも発生はデュランに次ぐ速さで至って使いやすい。突進攻撃が使えないクラス1の間はこれをメインにして打点を稼ぐことが多いだろう。

 

AAAA攻撃

 AAAA攻撃の後に槍を下から振り上げる。他のキャラの多くはAAA攻撃に『振り上げモーション』が割り当てられていることが多く、そういう意味で言うとちょっと変則的である。

 

AAA攻撃(突進攻撃)

 槍を抱えるようにして敵に突進する。移動開始直後の根元にも攻撃判定があり、また突進距離も長く、小型の相手であれば後ろにいる相手ですら貫いて攻撃できる点などから、本作の中でも最強の突進攻撃であるとされるリースの生命線。

 『旋風槍』などで密集させた上でダウンを奪ってしまえば2匹~4匹(ゲージ20%~40%相当)に命中させることはたやすく、『ペイバック』と合わせることでゲージ回収も上々なので、これらの連携に助けられた人も少なくないだろう。

 

AAAA攻撃(高倍率攻撃)

 AAAA攻撃の後に力を込めた三連突きを行う。最速発生グループのデュランやケヴィンに比べると全体フレームが40フレームほど長く、ノーフューチャーなどで誤って繰り出してしまうと結構致命的な遅さである。

 ただし倍率に関しては恐らく全キャラでも最強の倍率で、全段命中させたときはデュラン、ケヴィンに迫るダメージ効率を叩き出せる。

 リースをマニュアル操作する場合はこの高倍率攻撃をどれだけ的確に使えるかでアタッカーとしての存在価値が大きく異なってしまうので、狙える場所では積極的に狙っていっても良いだろう。

 

ジャンプA攻撃

 左下から右下に切り上げる斬撃。他のキャラと同じでダメージ目的と言うよりも空中で静止する目的で使用されることが多い。

 

ジャンプAA攻撃

 ジャンプA攻撃の後に今度は右下から左上に切り上げる斬撃。こちらもディレイをかけることで空中に静止する時間を若干延長できる。

 

ジャンプB攻撃

 槍を前に突き出して急降下する。モーション的にはデュランのジャンプB攻撃とほぼ一緒だが、武器の特性からかリースの方が若干リーチが長いようで『置き技』として使いやすい。

 高倍率攻撃の全体モーションが長いリースは早めに回避行動に移らねばならないことが多いが、隙間時間にこれを差し込んでから回避行動に移ることで秒間ダメージを上げられる。

 通常プレイならそこまで使うテクニックでもないが、ノーフューチャーや低レベルプレイでは重要なテクニックなので練習しておくと良いだろう。

 

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