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ヴァナディース

 リースの光光クラス。原作では『オーラウェイブ』と『自己パワーアップ』の後に必殺技を発動するという動きが強力なクラスだったが、どちらかと言えばゲーム慣れした人向けのクラスであった。

 リメイクの際に『ライトゲーマーを狙い撃ち』という方向にグイっと路線変更がされ、アビリティ自体もライトゲーマー向けのものが中心に揃えられた。

 他にも衣装が『ヴァルキリーのように気品ある鎧』と『ウェディングドレスのように清楚で純白なドレス調のマント』と言う見栄えの良い組み合わせで、特に女性ゲーマーから好評だったことが各種SNSで明らかになっている。

 ちなみに自力で付与できる強化系補助魔法は『パワーアップ』『プロテクトアップ』『マインドアップ』『ライフブースター』『エナジーボール』の5種類と全キャラ全クラスの中でも最多である。そのため手慣れたゲーマーがアイテムを節約しながらノーフューチャーモードで遊ぶときに何気に便利なクラスだったりする。

 

基本的な運用の方法

 初週で遊ぶライトゲーマー向けのアビリティを多く習得するのでそれに沿って運用していくのが基本だろう。

 回復魔法以外のほとんどの要素を広く浅く習得するので、操作キャラを固定しながら遊ぶプレイヤーでも操作がしやすくなっている。

 なお回復魔法を直接的には使用できないもののアビリティによって大部分のカバーは可能なので、気にしないで運用していても縁の下の力持ちを兼任していることが多い。

 

必殺技の性能(光弾槍)

 上空に投げた槍が光の槍に変化して雨のように降り注ぐ必殺技。射程無限の直線軌道だった真空波動槍の攻撃範囲と異なり、こちらは円形の攻撃範囲を持つ。

 決して悪い性能ではないものの『追撃で凶悪なゲージ回収が可能な旋風槍』や『立ち位置で爆発な火力が得られる真空波動槍』と比べると尖った面が無く、少々味気ない性能だと言わざる得ない。

 ただし裏を返せばクセが無く素直で使いやすい必殺技であるとも言える。ノーマル以下の難易度の場合であれば、雑魚敵を消し飛ばすのは簡単だろう。

 

■アビリティ習得の優先順位

 どのようなシチュエーションで遊んでいるかで優先するアビリティが異なると言える。共通して習得を急いだほうが良いと言えるのは精9の『アップ系全種』程度なもので、後は遊んでいる難易度で選んでいきたい。

 初週の場合は守12の『エンドヒール』を覚えておくと雑魚戦に関しては回復アクションを取る必要が無くなってシャルロットなしでもサクサク進んでいけるようになる。

 反対にノーフューチャーで導入するのであれば運27の『ランダムアップ』の習得を急いでおくとアイテム消費なしで『エナジーボール効果』を得られるようになって快適さが増すと言える。

 

専用アビリティ

習得 条件 名前 効果
 
 
 
 
 
 
 
 

 遊んでいる難易度やプレイヤーの操作技能による部分はあるが、戦闘終了後に最大HPの7%も回復するのはかなり強力である。アクションゲームが得意なプレイヤーなら雑魚戦の回復アクションはほぼ不要になるだろう。

 アクションゲームがかなり苦手な人でも守12の『エンドヒール』と組み合わせることで回復アクションはほぼ不要になるので腕に自信が無い人は組み合わせて使おう。

 ちなみに『聖剣の導きⅡ』があるノーフューチャーモードだとほぼ意味のないアビリティと化してしまう。まぁノーフューチャーモードだとそもそもヴァナディースの運用方法が異なるのであまり気にはならないだろう。

 

力のアビリティ

習得 条件 名前 効果
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 力27の『導きの光』は条件付きの『攻撃力アップオールⅡ』と言える存在で、分かりやすい下位互換でもある。

 ただし低難易度であれば条件を満たす状況になる事が多く、特に敵の攻撃が温いベリーイージーでは実質『攻撃力アップオールⅡ』とほぼ同等の性能になってしまうことが多い。

 以上のような関係からベリーイージーモードで遊ぶ場合で、かつリースをAI操作にするプレイヤーであるのなら習得させても良いだろう。

 

守のアビリティ

習得 条件 名前 効果
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 前述のとおり守12の『エンドヒール』がかなり強力。ただある程度アクションゲームが得意な人なら専用アビリティの『導きの光』だけでも十分だと思われるので、難易度や操作技術への自信で習得させるか選んでよいだろう。

 それ以外には目ぼしいアビリティは無いので『エンドヒール』を習得させないのであれば一切育成ポイントを振らなくても問題ないと思われる。

 

知のアビリティ

習得 条件 名前 効果
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 どの難易度でもとりあえず知9の『アップ強化』は取っておいて良いだろう。悩ましいのが知21の『フレイア』と知27の『HP自動回復オール』である。

 『フレイア』に関して言えばちびっこの付与率がちゃんと設定されたので『適度な間引き攻撃魔法』として使えるようになり、結果としてストーリー攻略用の魔法として使いやすくなった。

 『HP自動回復オール』の方も戦闘が長引けば長引くほどに効果が大きくなるので、攻撃ボタンを押すのが精一杯なライトゲーマーでも確実に効果が発揮されるのは小さくない利点だと言える。

 ただしどちらも育成ポイントが重いのが玉にキズで、完全に置物化するような編成でもなければなかなか実戦投入は難しいだろう。

 

精のアビリティ

習得 条件 名前 効果
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 とりあえず精9までは振って『アップ系全種類』の習得を急ごう。スターランサーと比較すると『対象が単体』で『効果時間が永続ではなく1分間』というのがどうしても気になるという人もいるだろう。

 しかし本作はAI操作キャラの攻撃頻度が低めに設定されている関係で、特にボス戦に関しては打点の大半をマニュアル操作するキャラで稼いでいくことになるバランスとなっている。

 そのため『とりあえずマニュアル操作の一人だけ常時アップ状態であれば問題ない』という状態になりやすく、結果としてヴァナディースでも十分にバフ要員として活躍できるようになっている。

 また、運27の『ランダムアップ』のおかげで定期的にアップ系魔法をかけなおす手間も大幅に軽減できるので、バフ要員として使うのであれば『ランダムアップ』とセットで使っていくと良いだろう。

 ちなみに精27の『天啓』は基本の三種の能力アップに加えてライフブースター効果もかかるのでかなり強力。マニュアル操作のキャラにセットすれば常時アップ状態にするのが簡単で、テンポを気にするプレイヤーであれば早めに習得しておこう。

 

運のアビリティ

習得 条件 名前 効果
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 高難易度という環境下で突き詰めて考えた場合、スターランサーに勝る数少ない要素が運のアビリティに詰め込まれているため高難易度でヴァナディースを使う場合は最優先で育てたい。

 運27のランダムアップはアップ系魔法使用時に『パワーアップ』『プロテクトアップ』『マインドアップ』『エナジーボール』のいずれかが各25%で付与されるアビリティである。

 完全ランダムなので『パワーアップを使ったらランダムアップでパワーアップが選ばれてしまった!』ということも起きてしまう困ったちゃんである。

 それでも能動的に『エナジーボール効果』を得られる数少ないアビリティの一つであることは間違いない。ちなみにアップ系を3種類(早い話アップ系魔法を3回)使用した時にエナジーボール効果が発揮されるのは約58%で、十分に戦略に組み込める水準だろう。

 一応注意点があるとすると『ランダムアップで上昇した能力にはアップ強化系は乗らない』という点である。ただし『パワーアップでランダムアップを発動させたらパワーアップが選ばれてしまった』という状態でパワーアップが2回が付与された場合はちゃんと『アップ強化後のパワーアップ』が付与されているのを確認したので安心してほしい。

 ちなみにだが『ランダムアップ』で上昇した能力は『ダブルアップ』では発動されないので全員にエナジーボール効果を付与するのは非現実的な水準となっている。

 

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