聖剣伝説3リメイクを攻略・分析するサイト
ケヴィン
ビーストキングダムの主である獣人王の息子。一応原作から人間味のある性格だったのだが2Dでは表現が難しかったらしく、セリフだけ見るとただの寡黙で言葉足らずなキャラにしか見えない部分があった。
リメイクの際に表情やボイスが付いたことでこれらの表現が分かりやすくなり、純朴で優しい田舎出身の青年というのがより強調された形で表現されるようになった。
原作では最大HPが最も高いキャラだったが流石に問題視されたのかリースと同程度に調整されたものの、力に関しては数値上も最高の高さになったほか、獣化の挙動も使いやすくなり圧倒的な火力面の高さは健在である。
ただし物理アタッカーと言う設計からAI操作だとその本領を発揮できないというデメリットもあり、パーティに加える場合はマニュアル操作をするのをある程度は想定しておいたほうが良いだろう。
クラス一覧
キャラ解説:ケヴィン
初期クラス:グラップラー
光 クラス:モンク
闇 クラス:バシュカー
光光クラス:ゴッドハンド
光闇クラス:ウォーリアモンク
闇光クラス:デルヴィッシュ
闇闇クラス:デスハンド
四光クラス:ビーストキング
四闇クラス:デストロイヤー
クラスチェンジの方針
光光クラス:ゴッドハンド
必殺技ゲージを自力で上げるアビリティがあり、またペイバックなどのコスト回収手段もあるので全キャラ全クラスの中でも最も手軽に必殺技を撃てる。仕様の関係上必殺技が非常に強いゲームなので、恐らくアクション初心者が初めてノーフューチャーに挑むときに最も操作負担が少ない。
光闇クラス:ウォーリアモンク
全体ヒールライトとリーフセイバーを両立している唯一のクラス。ゴッドハンドと違い、こちらは他にアタッカーがいる場合の運用向けで特にアンジェラとの相性が良い。クラス3の中では最低の攻撃力だが、それでも打撃能力は他のキャラよりも高め。
闇光クラス:デルヴィッシュ
戦闘開始後に10秒間無敵になれる専用アビリティが恐ろしく強力。これはレベル上げの時も強力だが、対ボス戦でもRTAで利用されるほど強力。手軽にレベル上げをしたければ多分デスハンドよりこちらの方が強い。
闇闇クラス:デスハンド
性能はほぼデルヴィッシュと同じだが瀕死状態の火力ブースト効果の恩恵が大きく、作中でも最強クラスの物理アタッカー。RTAではなくアニス最短時間撃破などを狙うのであれば多分デルヴィッシュよりもこちらの方が上。
習得リンクアビリティ(引継ぎ用)
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
一体何のこだわりがあるのかは不明だがどのクラスを経由しても『プロテクトブレイクⅡ』『プロテクトブレイクⅢ』を習得する。正直片方だけあれば十分なのでちょっと枠がもったいない感じ。
それ以外のリンクアビリティは仕様局面が局所的なものが多く、優劣はつけがたいと言うかイマイチパッといないものが多い。
アークメイジがいる場合は『ダメージヒール』を継承させ、必殺技狩りをするなら『撃破SP+Ⅱ』を継承させる以外は必須と言えるものは無いだろう。
獣化について
原作の獣化は攻撃力+15%で魔法効果やダメージをトリガーに自動でパワーアアップがかかる強烈なものだった。ただし変身モーションに独特の硬直があり、また攻撃モーションも変化するという、結構ややこしい仕様であった。特に変身モーションに関してはテンポ面からデメリットになることも少なくなかった。
リメイク版では与ダメージ+20%のみ変更されて自動パワーアップ効果は無くなったが、代わりに淡い光に包まれるだけで変身するようになったのでテンポが良くなった。攻撃モーションも人間状態と変化せず、また夢見草がブラックマーケットで買えるようになったので、運用する上での手軽さが圧倒的に良くなっている。
攻撃モーション
格闘ゲームのようなモーションが多く、また徒手空拳で戦うという特徴から攻撃の発生が非常に速いという特徴がある。
武器の特性上リーチは短めだが、それでも見た目以上にリーチがある攻撃が多く、複数の敵を巻き込みながら攻撃する分には何も問題なく運用できるようになっている。
特に高倍率攻撃は全キャラでも屈指の強さなのだがAIがあまりここまで出し切ってくれないことが多く、マニュアル操作しない場合のネックになってしまっている。
ダッシュA攻撃
素早く接近してのスライディングキック。距離を詰めるのが全キャラ中最速で、実は発生も最速。ヒットアンドアウェイになるケヴィンの場合はこれで攻撃を始動する場合が多い。
A攻撃
シンプルな左ジャブ。全体フレームはデュランのA攻撃と一緒で非常にコンパクト。見た目よりもリーチがあるので意図的に空振りしたいときには注意すること。
B攻撃
大きく踏み込みながらツメを使って上から振り下ろす攻撃。全体フレームはアンジェラに次いで2番目の早さ。闇クラスで習得できるハードアタックをつけておくと、一生これを振っているだけでも多くの相手は起き上がることができなくなる。
AA攻撃
A攻撃の後に右のボディーブローを放つ。少し踏み込むため若干リーチが長い。しかし基本はA攻撃と変わらず、ボクシングで言うワンツーの連携だと思っておけば間違いない。
AB攻撃(吹き飛ばし攻撃)
右アッパーカットを入れてからの回転蹴り。吹き飛ばし判定の発生は回転蹴りのみなのでデュランなどと比べると発生が遅く余計な被弾を貰いやすい。距離調整して回転蹴りの部分だけ当てればカバーできるが微妙なテクニックが要求される。
AAA攻撃
ワンツーからの回し蹴り。ケヴィンのA攻撃はダッシュ攻撃を除けば1段目と2段目がパンチ攻撃。3段目と4段目が蹴り攻撃なので、蹴りモーションを目印にすると突進攻撃や高倍率攻撃を出しやすい。
AAB攻撃(範囲攻撃)
ストリートファイターの昇竜拳のようなモーションでジャンプした後に地面を殴って衝撃波を発生させる2段技。見た目よりも遥かに攻撃範囲が広く、クラス1のうちは完全ボス戦の主力。
ただ全体モーションが全キャラで最も長いという欠点があり、最も短いデュランと比較すると41フレームも多くかかってしまう。狙って出す分には問題ないが高難易度で誤爆すると致命傷になりかねないので注意しておこう。
AAAA攻撃
ワンツーからの回転蹴り二連撃。他のキャラと同じく攻撃モーション中に相手の動きを見て、高倍率攻撃につなげるかローリングで離れるかを選択する。
高倍率攻撃が非常に強力なケヴィンの場合は高倍率攻撃だけ当てた時の恩恵が特に多く、極端な話この技は手前側から空振り前提で振ってしまっても良かったりする。
AAAB攻撃(突進攻撃)
ワンツーの連携から突進しつつツメを使って横に引き裂く。爪のモーションが左から右に引き裂いている関係からか、プレイヤーから見て一番左の相手を攻撃しつつ右にスライドするような動きにすると複数の敵を巻き込みやすい。
下記の高倍率攻撃を当てるのが難しい場合はこれでダメージとゲージを稼ぎつつ距離を取るとなかなか効果的である。
AAAAB攻撃(高倍率攻撃)
AAAA攻撃の後に強攻撃を5連打する強力な攻撃。高倍率、多段ヒットな上に攻撃範囲が横方向に広く、前進距離もほどほどなので他のキャラに比べて圧倒的に複数の敵を巻き込みやすい。秒間ダメージも並みの必殺を上回るほど高い。
攻撃範囲に関してはドランの腕と本体を同時に攻撃できたり、ゼーブル・ファーの本体と取り巻き同時に攻撃できるほど広く、上手く命中させると味方に莫大なゲージ供給を行うことができる。
5連打を活かしてアブソーブでMPを回復したり、プロテクトブレイク系を発動させたりと小技面でも活用の余地があり、この攻撃をどれだけ命中させられるかでケヴィンの真価が決まると言っても過言ではない。
ジャンプA攻撃
空中で右キックを行う。ケヴィンには遠距離から攻撃を行える手段が無く、必殺技や攻撃アイテムに頼らない場合はこれで頑張らざる得ない部分も多い。
ジャンプAA攻撃
空中で左キックを行う。敵を攻撃する以外にもジャンプの滞空時間を延ばす目的で使うのは他のキャラと同じである。
ジャンプB攻撃
半回転しながら踵落としを放つ。リーチが短く見えるが他のキャラに比べて前進距離が長いので、結果としてリーチは同じ程度である。
ただしその反面、前進距離が伸びるのは『置き技』としてはあまり嬉しくない仕様でもある。どちらかと言えば低空で出して追撃する方が使用用途としての頻度は高いだろう。