聖剣伝説3リメイクを攻略・分析するサイト

デルヴィッシュ

　ケヴィンの闇光クラス。原作ではケヴィン最高の魔法防御のほかに回復性能があるムーンセイバーのおかげで粘り強い戦闘を得意としていた。

　リメイクの際に戦闘開始時に10秒間無敵になる専用アビリティ『烈火』を獲得。無敵と言うのは想像以上に優秀で雑魚戦は当然としてRTAのボス戦でも大活躍するようになった。

　烈火による圧倒的なレベル上げ性能が最大の特徴。気が済むまでレベルを上げてボス戦に備え、ボス戦になったら真空水月斬を連発する、というシンプルな動きだけでとても強い。

　ゴッドハンドの欄に『ノーフューチャーで最も操作難易度が低い』と記載したが、ここに『際限なくレベルを上げて良い』という条件を付け加えて良いのならデルヴィッシュも同程度に操作難易度が低いと思われる。

　自分の周囲に回転する爆炎を発生させて範囲内の敵を攻撃する必殺技。非常に威力が高くノーマル以下の難易度で使うと途中で敵を全滅させてしまい、最も威力が高い最終段が空振りしてしまうことが多い。

　デスハンドもそうだが自力で習得できるアビリティのおかげで消費SPを大幅に軽くできる。例えば『ペイバック』『ペイバックⅡ』『撃破SP+』『撃破SP+Ⅱ』『矜持』とセットした状態で神獣イベントマップの敵を4匹倒したとすると、SP300%の消費に対してSP180%も回収してしまう。

　ボス戦では全段命中させにくいもののクラス2の真空水月斬を使えば良いので、ボス戦でも問題なくアタッカーをこなせるようになっている。

　『レベル上げの最中に欲しいアビリティ』と『ボス戦で欲しいアビリティ』が異なるのでそれぞれについて解説することにする。

　レベル上げに欲しいのは精12の『撃破SP+Ⅱ』までと力12の『ハードアタック』である。詳細は専用アビリティ欄に記載するが、これさえあればゲージなしでもほぼすべての雑魚敵の無力が可能、朱雀飛天の舞も気軽に撃てるので快適にレベル上げが行える。

　ボス戦では精27の『ダウン無効』と手軽に火力増強できる運9の『不意打ちⅡ』、加えてオーラウェイブを使う場合に便利な知4の『リテイン』があると良い。

　無敵時間10秒間がどれくらい凄いのかというとケヴィンのＡＡＡＡＢの高倍率攻撃が3発入り、1秒強時間が余ると表現すれば分かりやすい。

　全キャラ共通で高倍率攻撃を全段ヒットさせたときのゲージ回収は味方全体にSP+25%程度である。これが3回行われるので味方全体のSP+75%（弱点属性を付与するとSP+114%）となるわけで、パーティ全体に莫大なゲージ供給をもたらす。

　生き残っている敵も10秒終了直前に吹き飛ばし攻撃でダウンさせてしまえば4発目の高倍率攻撃も狙えてしまうので無理さえしなければ雑魚戦については稼ぎ放題となる。

　ボス戦では流石に短すぎて活用が難しいが、瞬殺前提のチャートが組まれるRTAでは安定した初段に組み込まれていたりするので、状況が限られるがボス戦でも活躍してくれる。

　なお戦闘終了時も無敵は持続するのだが、無敵時間が残っているうちに再度ほかの戦闘が開始してしまうと無敵時間は上書きされない点には注意しておこう。

　力12の『ハードアタック』が強力。無敵時間が切れる直前にダウンを取ってしまえばそのまま押し切れるような局面も多く、レベル上げを行う時には習得させても良いだろう。

　ノーフューチャーなら『聖剣の導きⅡ』があるので不要かもしれないが、それ以外の難易度では撃破ヒール系があると回復の頻度が減る。

　『矜持』辺りの効果が少ないSP回収アビリティと交換して使う分には十分に使えるだろう。

　基本的にはボス戦用に知4の『リテイン』を取る程度である。ただし同一パーティにナイトブレードやネクロマンサーがいる場合は知12の『サイレンス』までは手を伸ばしても良いだろう。

　最終的には精27の『ダウン無効』までは欲しいが、レベル上げの際は精12の『撃破SP+Ⅱ』までで良い。

　精21の『ムーンセイバー』はボス戦だけでなく雑魚戦でも便利で、朱雀飛天の舞の発動前に使用すれば、敵の殲滅と同時にHPを全回復できる。

　ちなみにムーンセイバーの回復量はダメージの1/10であり、リーフセイバーの回復量は1/250である。

　ボス戦対策に運9の『不意打ちⅡ』があると便利。雑魚戦でも使えなくもないが、ゲージ回収をしながらレベルを上げる場合は火力あり過ぎても困る場面もあるので注意。

　光クラスのケヴィンもそうだったが、パーティにダウン系を付与できる仲間がいないのであれば『プロテクトブレイク系』も習得しておこう。