聖剣伝説3リメイクを攻略・分析するサイト
デストロイヤー
リメイクの際に追加されたクラス4の闇クラス。クラス4で習得アビリティは経由したクラスでの変化は無いので、経由元(デストロイヤーの場合はデルヴィッシュとデスハンド)のアビリティにのみに差が発生する。
デストロイヤーを和訳すると『破壊者』という意味で、文字どおり圧倒的な火力で裏ボス連中を粉砕していってくれる。
安定的で継続的な戦闘が得意だった四光クラスに対し、ハイリスクで短時間の大爆発が得意なのが四闇クラスである。『自身が倒れる前に相手を倒せばよい』という割り切った考え方をすることで真価を発揮できるので、そういう意味で言うとゲーム慣れした人向けのクラスとなっている。
基本的な運用の方法
全てのクラス4に言えることだが、活躍の時期がアニスの禁域(と他のキャラの試練)程度しか活用の余地が無い。またアニスの禁域もほぼすべての雑魚敵をスルーできるので、当サイトでは基本的にはアニス戦及びレベル上げでの活用について記載していく。
ハイリスクな戦いを得意とするクラスではあるが別にそこまでリスクを負わなくても高い火力を発揮できるので、少なくとも初週は無理してハイリスクな戦いをしなくて良いだろう。
ちなみにデルヴィッシュ経由の『烈火』を活用するのであれば、開幕直後に必殺技をノーリスクで撃てるのでぜひ活用しよう。
必殺技の性能(黄龍咆哮波)
一直線に黄色いレーザー光線を放つ必殺技。横幅は竜牙槍と同じかそれ以上はあるものの、決して広いとは言えない程度なので複数匹に命中させるのなら正確に位置取りする必要がある。
複数の部位を持つアニスドラゴンに全段フルヒットさせたときの破壊力は尋常ではないものの、攻撃時間が約10秒間と長いので足止めをしないとフルヒットは難しい。
そのため他の味方などのロック技を駆使して全段フルヒットを狙う必要があるなど、運用コストは重めの性能となっている。
ボス戦での入力難易度を下げたければ真空水月斬を使うのが簡単で、ペイバック系をフルでセットした上でオーラウェイブを付与するとSP200%消費のうち180%を回収してしまう。開幕のSPを上限の400%にしておけば11発真空水月斬撃てるわけで、最後まで打ち終わることなくボスを粉砕できるだろう。
■アビリティ習得の優先順位
精神アビリティの充実がレベルアップとボス討伐を兼ねる。経由元のクラスに関わらず精43までは上げて『ペイバック』『ペイバックⅡ』『ペイバックⅢ』『撃破SP+』『撃破SP+Ⅱ』を習得しよう。
この状態でクラス3の必殺技を使うとSP300%消費して240%を回収、敵を4匹撃破できれば撃破SP+系でSP60%回収できる。これならば『サボテンソウル』『混沌の加護』が無いノーフューチャーでも必殺技撃ち放題となる。
後は火力面であることを考えると直接的に火力が上がるアビリティの習得を優先したい。特にエナジーボールがあるデスハンド経由の場合は早めに運43まで上げての『クリティカルダメージ』『クリティカルダメージⅡ』は習得させたほうが良いだろう。
■専用アビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
合計で10発殴ればその時点で攻撃力+30%というアビリティ。デストロイヤーの『バーサク』と違って防御力は上がらないが、元々ハイリスクな運用が前提なので大した問題ではない。
また必要攻撃回数も『バーサク』の15回に対して『羅刹』は10回で済むの良く、ボス戦の最短時間撃破が特徴のこのクラスの目的とマッチしている。
ちなみに高倍率コンボが9ヒットなので、烈火のあるデルヴィッシュなら開幕に高倍率コンボを入れた後に低空で空中強攻撃を出せば合計10ヒットになり、簡単に攻撃力+30を達成できる。
デスハンド経由で残りHP1で運用すると『反逆』『逆鱗』で合計+25%である。これに最大状態時の『羅刹』を入れると合計で+55%となる。
これに獣人化(与ダメージ+20%)を合わせるとダメージ期待値は186%まで上昇する。通常アビリティ枠を一切使っていないのに尋常ではない火力を得られていることがわかるだろう。
■力のアビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
恐らく専用アビリティや獣化との兼ね合いだと思われるが、闇クラスのケヴィンが自力習得する火力増強アビリティには特定の条件やリスクが伴うものが多くなっている。
しかし力4の『火事場の馬鹿力』に関しては専用アビリティの『逆鱗』と発動条件が同じなので、最短時間撃破を狙う際には手軽に導入ができる。
ちなみに『フィニッシュブロー』のダメージ期待値は概ね+9%で『フィニッシュブローⅡ』の期待値は概ね+13.5%である。残りHP30%以下になったのを確認後に必殺技を浴びせることで相対的にダメージ期待値を伸ばせるので覚えておきたい。
■守のアビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
ノーダメージまたはノーフューチャーでのAI運用が想定されるデストロイヤーではあまり守りのアビリティを振る意味は無いと言える。
初回プレイではレベル上げの際に『撃破ヒール系』を取っておくと便利なので、どちらかと言えば初回向けのアビリティが揃っていると言える。
■知のアビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
短時間で戦闘を終わらせるのがウリのデストロイヤーとはあまり相性が良くないアビリティが揃っている。
とは言ってもノーフューチャーでAI操作をさせるときに知4の『リテイン』を取っておいて『ダメージSP+系』とオーラウェイブを組み合わせることでゲージ回収をあっという間に済ませられる。
特に初めてノーフューチャーに挑むときに便利なので覚えておいて損は無いだろう。
■精のアビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
レベル上げおよびボス戦での中核をなすアビリティが揃っているので早めに振っておいたほうが良い。経由元に関係なく真っ先に精53の『ダメージSP+Ⅳ』までは取ってよいかもしれない。
通常状態で『ペイバック系』を3種類つけると消費SPの60%を回収できる関係でノーフューチャーでもレベルを上げ放題となる。
ちなみにオーラウェイブも付与すると全体の90%を回収してしまう。真空水月斬でボスを押し切るときにとても便利なので使った人も多いだろう。
■運のアビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
あまり注目されないが運9の『不意打ちⅡ』はほぼノーリスクでダメージを15%上昇させる便利なアビリティである。
エナジーボールを自力で覚えるデスハンド経由の場合は当然として、デルヴィッシュ経由の場合でも『死狼の魂』を使ってクリティカルを上昇させての運用を行いたい。
例えば『エナジーボール』『クリティカルダメージ』『クリティカルダメージⅡ』を併用すると最終ダメージ期待値上昇は+26.00%とアビリティ枠2個使うのであれば十分な数値。
これに『一閃(デュラン闇光or闇闇のリンク)』も加えると+35.00%と実用的な数値になるので低リスクで運用したい場合は選択肢に入れても良いだろう。