聖剣伝説3(SFC)を攻略・分析するサイト
シャルロットの特徴
聖都ウェンデルの光の司祭の孫娘。光の司祭の息子と妖精王の娘のさらにその娘という、とてもややこしい家系図で生まれている。
人間とエルフで子供を産むために両親が禁術を使ったため、ゲーム開始時点で両親は既に他界している。また、旅立ちも兄代わりに慕っていたヒースを追いかけるというもので見た目の割に悲壮感が漂う。
話し方が独特で『こゆう めっせーじが ひらがなだらけ なので とても よみにくい』のだが『共通メッセージは漢字交じりの流暢なもの』となっているので、予備知識のない初回プレイでは違和感が凄かったりする。
クラスごとのステータス
系統 | クラス名 | 攻撃 | 防御 | 回避 | 知防 | 精防 | 必殺 |
キャラの基本的な性能
アンジェラを『魔法使い』と表現するのであればシャルロットは『僧侶』と表現するべきだろう。習得魔法も回復魔法を中心としたサポート向けものものが多い。
最大の特徴として『クラス2の時点でヒールライトが全体化する』というものがあり、当サイトが掲げる『快適プレイ』に大きく貢献してくれる。
『知性』もアンジェラに次いで高くコイン狩りも行いやすく、経験値面でもプレイヤーに多大なる恩恵をもたらす。
上記の理由から当サイトではシャルロットを編成に組み込むのを強く推奨している。当然編成に加えない選択肢もあるがこれはゲーム慣れした人だったり、本作既プレイ済みの人向けの編成になるだろう。
クラスチェンジの方向性について
全クラス強力な回復魔法を持ち、クラス3になるとプラスアルファでその他の強力な特殊能力を習得することが多い。したがってシャルロットの最終クラスを基準に他のメンバーの最終クラスを決めると柔軟にパーティ編成できる。
多くのキャラは『光クラス』と『闇クラス』の選択で運用の方向性が決まることが多かったが、シャルロットの場合は少々事情が異なる。
具体的に言うと『ビショップ』と『それ以外』という分け方になり、その境界線はブラックカース(灰の小瓶)の有無によって決まっている。それほどまでに全か回復魔法+ステータスダウン技の組み合わせは貴重である。
なお、ビショップが他の3クラスに劣るかと言えば別にそんなことも無くセイントセイバーなど独自性が強い特殊能力を習得できる。2回攻撃連中と相性が良いので、ステータスダウン系を他で用意するなら十分に選択肢に入る。
クラス3の簡易解説
基本は『ビショップ』と『それ以外』という考え方で良いが、『それ以外』の中でも攻撃性能で差があり、概ねイビルシャーマンが最も攻撃性能が高く、次点でセージ、一番攻撃性能が無いのがネクロマンサーと覚えておくと便利。全クラス精神が高いので反撃回避術②を参考にすれば全クラス初撃コイン式を使える。
ビショップは唯一ブラックカース(灰の小瓶)が手に入らないが、使い勝手の良いセイントセイバーを習得する。他にもターンアンデットが合ったりとシャルロットの中では最も独自性が強い。
セージはプリーステス時代に覚えた特殊能力が全体化して、かつセイントビームを習得する。ブラックカースも灰の小瓶で代用可能。最大の特徴はホーリーボールが全体化することだろう。一部の連携向きの必殺技持ちやアンジェラとの連携に使えるので編成次第ではかなりの火力を発揮する。
ネクロマンサーはブラックカースを自力習得できるので『???の種』を植えて灰の小瓶を引き当てる必要が無いのが特徴。ただし自力で全体攻撃魔法を習得しないので、分身斬などとの連携が不可。ダークセイバーの簡易オーラウェイブ性能をどこまで活かせるかが重要なクラスである。
イビルシャーマンも灰の小瓶の入手が可能。習得できるデーモンブレスはホーリーボールと違って魔法連携の止めにも使えるのが強力。火属性ゆえに小回りが利かず、アンティマジックまで含めると消費MP10とコストが重いのがネックだが、使いこなした際の火力はシャルロットの中でも随一。
攻撃モーションについて
フレイルという武器の特性からか発生が遅いものの攻撃の持続時間が長いという特徴があり、格闘ゲームで言う『置き技』のように使うと強い。
特に下から救い上げるようなモーションは攻撃範囲が広く、横を向いた状態でこれが出ると多くの敵を巻き込んで攻撃できるので便利である。
AI操作の時も概ねアウトレンジから戦うような設計になっているほか、シャルロットの体の小ささからか敵の攻撃を回避しやすいようでアンジェラと耐久力の差は無いはずなのだが結構しぶとく生き残るようになっている。