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反撃回避術①

 本作はプレイヤー側からの時間停止を伴う攻撃に対して特定のモンスターがカウンター行動を仕掛けてくることで知られている。

 このシステムが無ければ手裏剣のような詠唱時間が短い特殊能力を連打しているだけで戦闘が終了してしまうようになってしまうため、そのような大味な戦闘を回避するのが目的で搭載されたシステムだと考えられる。

 しかし処理落ちと処理の優先順位でも解説しているとおり、致死ダメージを与えても処理落ちのせいで撃破処理が間に合わず、倒れ際に反撃を行ってくるという『想定通りなのかそうではないのか良くわからない仕様』と向き合う必要性が生まれている。

 何はともあれ考えなしに時間停止を伴う攻撃を行うと時間停止を伴うカウンターを喰らってしまうので、テンポ面や安全面が損なわれてしまう。このような事象を解決するために生み出されたのがこれらの反撃回避術である。

 なおこのページでは『仕様を理解がしやすい』『操作が簡単』というものを中心に紹介し、『仕様を理解しにくい』『条件が厳しい』ものに関しては反撃回避術②にて紹介することにする。


前置き

 このページに記載されていることは別に内部データを解析して分かったことではなく、他のゲームでも良く見られた処理から推察した予測である。100%あってるかどうかは不明だがロジックで覚えたい人は参考になると思われる。

 

ターゲットにするモンスターについて

 時間停止を伴う反撃を行ってくるモンスターの中で一番タフなのはLv48のグレートデーモンである。早い話こいつさえ処理できれば他の厄介な連中も概ね処理できる。

 ハイウィザードやエレメントソードなども細かい横槍を入れては来るが味方陣営に大きな被害は出ないので優先度は低めである。

 またプチドラゾンビとカーミラクイーンはしぶとく生き残ってくるものの、どちらも時間停止を伴うような反撃は無いのでこちらも優先順位は下げて良い。

 とは言っても『美しさ』『爽快感』を求めるのであれば当然一撃にできたほうが良い。特に『美しさや爽快感のためにこのゲームで遊んでいるんだ!』という意見を言われると管理人も納得するしかないので、こだわる人はここもこだわるだろう。

 

方法①:沈黙させる

 RPGをプレイしたことがある人なら多分誰でも考え付く方法の第一弾。もっとも単純かつ確実な方法でゲーム初心者の人や本作初プレイの人に特におすすめ。

 習得するクラスはナイトブレード(最短Lv41)、ルーンマスター(最短Lv40)、スターランサー(最短43)である。スターランサーは全体沈黙なので使い勝手がよろしい。

 スターランサー以外でも最大3回使えば良いのだが『美しさに欠ける』『野暮ったい』感は否めず、スタイリッシュさは無かったりする。

 

方法②:一撃で相手を倒す

 RPGをプレイしたことがある人なら多分誰でも考え付く方法の第二弾。ドラクエシリーズの爆弾岩を倒すときのテクニックがそのまま使える。

 最も簡単なのがオーラウェイブを使った方法で火力にして1027を確保できれば良い。これはステータス画面で攻撃力306以上を確保してパワーアップ状態にしてレベル3の必殺技を撃てば達成できる。デスハンドの攻撃力は306なので見事昼ケヴィンとしての差別化に成功していると言えるだろう。

 魔法を使う場合は知性21以上でマインドアップ状態のエインシャントで達成可能。

 ちなみに火力が微妙に足りない場合でも多少打撃を入れれば近い事はできる。厳密な意味では『一撃』ではないが育成途中でも手軽にダメージを水増ししやすいので上手く活用しよう。

 

方法③:二連必殺技で敵を倒してリングコマンドを開閉する

 具体的なものを言うと大地噴出剣、飛燕投、真空波動槍、飛天槍がある。大地噴出剣は上記の『一撃で相手を倒す』でも使えるが、二連にすれば確実性は多少落ちるもののドレイクのウロコを使わないで済む。二連必殺技の使い方については基本テクニックを参照。

 他の必殺技はどれもクラス2であることからオーラウェイブで代用することができず、殴ってゲージを貯める必要があるのでゲージの貯め過ぎと『撃破できる範囲に削りつつ反撃スイッチを入れない』ように微調整が必要。

 二回攻撃できるホークアイはともかくリースの場合はリーフ・ムーンセイバーやダークセイバーなどの何らかの補助手段は欲しいところである。

 最後にリングコマンドを開く理由は『処理落ち』を誘発させるため。詳細は処理落ちと処理の優先順位を参考にしたほうが良いが、要するに『処理の優先順位』が高い処理を人工的に発生させて反撃の処理の優先順位を下げて、生まれた猶予時間で撃破処理を完了させると考えるとわかりやすい。操作方法はリングコマンドボタンを押しっぱなしにしておいて、自動的に開閉されたらボタンを離すだけで良い。

 管理人があれこれ試した限りだと、二連必殺技で反撃を防げる境界線はリングコマンドの数は10個である。これはアイテムと同じ数なのでデュランやリースでもリングコマンドボタンを押しっぱなしにして開閉すれば問題なく反撃回避できる。

 処理落ち具合にもよるが、リングコマンドの数の体感の差は以下のような感じである。

  • 10個:高確率で防げるが『撃破の煙にヒールライト発動』『WIN表示が出ているのにデーモンブレス発動』などの反撃演出が行われることがある。ダメージ等は無いので安全面は問題ないがテンポ面はイマイチ
  • 11個:10個と12個の間
  • 12個:ほぼ防げる上に反撃演出も発生しない。反撃を喰らうと珍しいと感じる。

 ワンダラーとローグでもLv46までは特殊能力のリングコマンド10個以下なので、アイテム欄のリングコマンドを活用すると良いだろう。

 

二連必殺技の補足

 アイテムの力を借りると条件が大分緩くなるので状況次第で利用していきたい。例えばパワーアップの力を借りて良いならレベル2の必殺技でも『攻撃力238』あれば条件を満たすのでワンダラーでもOK。

 二連必殺技は『攻撃を空振りするだけでフラグがオンになる』ので、条件を満たした後は移動しても問題ない。なのでフラグをオンにした後にダメージが足りないと思ったら『光のコイン→二連必殺技』とすることでも代用可能である。

 さらに応用するなら『光のコイン→パワーアップ必殺技』とすることでワンダラー以外ならギリギリ条件を満たす。敵にまとわりつかれて困ったならばぜひ活用しよう。

 以上のように意外と補強できる面は多いので、困ったときや育成途中の時にはアイテムも有効に使っていこう。またアイテムではなく特殊能力も初撃に使えるので『シルバーダーツ→二連飛燕投』等とすればアイテムを節約できる。

 

方法④:セイントセイバー+パワーアップで押し切る

 光属性を弱点にしている相手限定だが操作難易度は低い。攻撃力253以上あればLv48グレートデーモンを3発、攻撃力318以上あれば2発打撃を加えるだけで倒せる。

 イビルシャーマンに関しては攻撃力272以上あれば2発になる。ワンダラー以外の2回攻撃連中とデュランなら問題なく反撃を受けずに倒せるだろう。

 倒し方としては『短時間で一気にダメージを与え、反撃アクション発動前に倒す』というもので、セイントセイバーの打撃エフェクトも地味に処理落ちに貢献している。理解はしやすいがそこそこのアクション操作を求められる点には注意。

 

方法⑤:リーフorムーンセイバー+パワーアップで押し切る

 命中時の『二重にダメージと回復数値が表示される』『相手が回復モーションを取る』ということで処理落ちをしているうちに押し切るという戦法。

 他の処理をサボり始めて敵が抜け出すのに約3秒~5秒程度かかるので、この短時間に押しきる必要がある。獣化ケヴィンなら問題なく行えるが昼ケヴィンやホークアイだと火力が足りないかもしれない。

 

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