聖剣伝説3(SFC)を攻略・分析するサイト

パーティ選びの基本

 このゲームはシステムさえ理解してしまえば簡単にクリアできるゲームである。そのため風情や雰囲気を楽しむゲームになっている節があり、キャラクターの見た目や印象で自由にパーティを組むのも良い楽しみ方だろう。
(´・ω・`)!

 しかし初見プレイでゲームシステムがわからない場合でプレイすると意外と苦戦する要素もあるので、当サイトとしてはシリーズ初見の人でも迷わず快適にプレイできるような記載をしていきたい。

 本作はクラスチェンジシステムの区切りによって『序盤』『中盤』『終盤』を分けることができるが、それぞれの局面で求められる要素が異なる。

 

序盤の基本戦略(物理攻撃力)

 序盤は6名いるキャラクターたちのうち、4名は一切特殊能力を習得しない。そのため必然的に原始的な物理攻撃力が重要で、基本的に打撃をダメージソースとして使ってシナリオを進めることになる。

 この時期はブラックマーケットもまだ十分に使える時期ではないので、獣化で自動パワーアップが発動するケヴィンが猛威を振るう。

 ケヴィン以外ではホークアイ、デュラン辺りがいるとボス戦で楽ができる。彼らは中盤~終盤でも快適なボス討伐にいると便利なので、男性陣は最低一人は居た方が良いだろう。

 

中盤の基本戦略(コイン狩り)

 当サイトではクラス2になるタイミング(零下の雪原や灼熱の砂漠付近)からを『中盤』ということで記載を進めることにする。

 この時期はコイン狩りが非常に強力な時期で、シャルロット(知性16or17)やアンジェラ(知性17or18)が居れば神獣戦シナリオはコインを投げているだけで快適に突き進んでいける。

 シャルロットは回復魔法による貢献度も半端ではなく、何度も試行錯誤を重ねた結果、当サイトとしては『快適にプレイをしたければシャルロットは優先的に編成に加えたほうが良い』という結論に至った。

 

終盤の基本戦略(反撃回避)

 当サイトではクラス3になるタイミング(古の都ペダン到着後付近)からを『終盤』ということで記載を進めることにする。

 この時期は『敵がこちらの時間停止を伴うアクション』に高確率で反撃してくるモンスターが多く出現するようになり、さらに残りHPが一定値以下になると特定のアクションを起こしてきたりするモンスターも多く出現する。

 要するに無対策で挑むと強烈なカウンターを受けたりして全滅の恐れがある戦闘バランスであるため、必然的に反撃回避術①のように相手の反撃アクションを封じるような戦略を取ると快適に攻略を進められる。

 応用編の反撃回避術②を使う手もあるが、こちらは職人芸の要素が強いこともあって、攻略サイト上に『万人におすすめ』という形で記載することを当サイトでは断念せざる得なかった。

 ちなみにクラス3の時期はとてつもなく短いという事情から、クラス3の時期だけでなく、クラス2の段階も考慮してパーティ編成を行ったほうが良いことも併せて記載しておくことにする。

 

あると便利なものを考える

 本作はありとあらゆるパーティを編成できるという事情からか、どのようなパーティにしたとしてもクリアできるように多くの救済措置が搭載されている。

 その代表例がブラックマーケットで、攻略に便利なアイテムを安価で購入できるようになっている。

 しかし、すべてのアイテムが購入できるわけではないため、パーティ編成次第では入手に手間がかかる『魔法の種』などを地道にアイテムを生産する必要性が出てくる。

 上記のような事情から、アイテムで代用が効かない要素を優先的にパーティ編成に組み込むと手間をかける必要がなく、快適に攻略が進められると言える。

 以下にアイテムで代用が効きにくい要素を列挙しておくので、パーティ編成に悩んだ時に参考にすると良いだろう。

 

便利なもの1:物理攻撃力

 上記のように序盤は打撃で敵を倒していくゲームバランスであるため、攻撃力が低いパーティを編成すると結構苦労させられる戦闘バランスになっている。

 時間当たりのダメージ効率という点ではケヴィンを上回るキャラは存在せず、終始安定したダメージソースとして活躍してくれる。ボス戦も相当に強く、ケヴィンの有無で体感的な難易度は大きく変わると言っても良い。

 ケヴィン以外だと闇クラスのホークアイがいる。闇クラスのホークアイは下記の『ステータスダウン技』を兼任しており、パーティ編成次第ではケヴィンではなくホークアイにした方がバランスが良くなる点は覚えておいて損は無いだろう。

 

便利なもの2:ステータスダウン技

 プレイヤー次第では上記の物理攻撃力よりも優先順位が高いかもしれない補助手段。このゲームのダウン技の効果は『該当能力の20%減少』という恐るべき割合が数値として低下する。

 そんな強力なステータスダウン技だが、アイテムでの代用が非常に難しい。存在しない訳ではないが、常用できるほどの数を入手するのは手間なので、可能な限りパーティ編成に組み込んだ方が便利だろう。

 ステータスダウン技を持つキャラクターとしては

『闇クラスのリース』
『闇クラスのホークアイ』
『ネクロマンサー』

が存在する。闇クラスのホークアイには2回攻撃で火力があり、ネクロマンサーは全体ヒールライトの役割を兼任している。

 ちなみに計算式の仕様上、終盤であればあるほど効果が増す仕様なので、クラス3から導入可能になっても十分に価値がある要素でもある。

 

便利なもの3:全体ヒールライト

 回復アイテムは基本的に『どの町でも安価で購入できる』というシステムになっているので、ある意味では最もアイテムで代用が効きやすい要素である。ポトの油という救世主アイテムにお世話になった人も多い。

 しかしその使用頻度は最も高い要素であることも間違いなく、同一アイテムを同時に9個しか持てなかったり、なぜか倉庫のメニュー画面が異常なまでに処理落ちしていたりするという事情もあって、快適に攻略をするなら基本的にはあったほうが良い。

 全体ヒールライトの使い手として有名なのがシャルロットで、なんと彼女はクラス2から全体ヒールライトを使用できる。コイン狩りも兼任してくれるので、パーティへの貢献度は計り知れないキャラだと言えるだろう。

 他にも『ロード』と『ウォーリアモンク』が習得するが、こちらはクラス3からとタイミングが遅い。この2クラスは打撃を兼任するという意味でシャルロットとは扱いが少々異なると言える。

 

便利なもの4:沈黙攻撃

 詳細は反撃回避術①を参考に見た方が早いが、要するに終盤のカウンター行動を封じる最も原始的で直感的に理解しやすい手段である。

 本作の終盤の全滅の要因は大地噴出剣などの超火力技の被弾などが大半なので、早い話これさえ封じてしまえば味方陣営の安全は問題なく確保されるというわけである。

 沈黙の使い手としては『スターランサー』や『ナイトブレード』『ルーンマスター』がいる。どのクラスも他の技能を兼任してくれるので彼らをパーティに入れておくと安定性が格段に増す。

 

便利なもの5:全体ステータスアップ

 ステータスアップ単体であればポトの油と同一条件で無限に購入することができる。主にボス戦で使うアイテムなので基本的にはアイテムだけで足りるが、戦闘のテンポを重視するプレイヤーに好まれる。

 全体ステータスアップは『スターランサー』しか習得しないという事情がある。スターランサーは前述の沈黙攻撃を兼任しており場合によってはポトの油係になる等器用さが目立つためリースの中でも特に人気である。
(´・ω・`)!

 

便利なもの6:全体必殺技

 詳しくは基本テクニックを参考にすると良いが、Lv2以上の必殺技は『攻撃の空振り後(ミス判定が出てはいけない)』に必殺技ボタンを押し続けると2回連続で発動するという謎の仕様があり、ある程度の威力があれば二連撃で生き残れるモンスターは存在しない。

 クラス2の必殺技でも十分に活用の余地があり、光クラスのホークアイの場合はこのテクニックを使うか否かで火力としての評価が大きく変わってしまうほど。

 ちなみにクラス3の全体必殺技の威力は半端ではなく、攻撃力最大値かつパワーアップ付与状態にすると、二連にせずともほぼすべてのモンスターを葬り去ることができる。

 

便利なもの7:単体処理技

 クラス3にチェンジするには『???の種』を植えて出現する、俗に言う『クラスチェンジアイテム』を収集する必要がある。

 その『???の種』はボルダーなどのドロップで集めるしかないのだが、本作は最後に倒したモンスターしか宝箱をドロップしないという仕様のため、快適な種集めをしたいのであれば、倒す順番のコントロールは容易にできたほうが良い。

 ???の種に関してはコイン狩りの中に掲載している方法を使えるが、最強装備も『武器防具の種』を植えて入手する必要があるので、どちらかというとクラス3になってからが特需となる要素である。

 

便利なもの8:ムーン・リーフセイバー

 4属性のセイバー魔法は市販品で代用可能だが、光・闇・月・木のセイバー魔法はアイテムでの代用が困難なものになっている。

 その中でもHP管理が楽になるムーンセイバーやMP管理が楽になるリーフセイバーは、事故やMP切れを未然に防いでくれるので、自由に使えると非常に快適である。

 また、この二つのセイバーは攻撃命中時に相手が回復モーションを取るためノックバックが発生せず、また回復モーションが長いおかげで一方的に攻撃できる状況を作り出せる。二回攻撃できるキャラに使うのが単純かつ強力なことでも有名。

 『ウォーリアモンク』はリーフセイバーを習得できる上にクラスチェンジアイテムで全体ムーンセイバーを使用できる。『ソードマスター』に至っては両方とも習得可能なので、これらのクラスの器用さを語る上で欠かせない要素となっている。

 

まとめ

 繰り返すが、このゲームは仕様さえ理解していれば簡単なため、基本的には自分のフィーリングで編成することをおススメしておく。

 しかし時には上記のような事を意識しながらパーティ編成をしてみるとまた別の発見があって面白いかもしれないので、そんな時に是非参考にして欲しい
(´・ω・`)!

 

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