聖剣伝説3(SFC)を攻略・分析するサイト
ケヴィンの特徴
ビーストキングダムの主である獣人王の息子。獣人と人間とのハーフで、獣人王の育成方針によって戦闘マシーンとして育てられたが人間の優しさも持ち合わせており、狼の相棒であるカールを可愛がっていたりと各所で人間味を見ることができる。
剣を持っていたデュランと異なり、こちらは己の肉体を武器として戦う格闘タイプのキャラクターとしてデザインされており、夜になると獣化して攻撃力が激増する特徴を持つ。
獣化時の攻撃力は半端ではなくクラス1の期間はほぼケヴィンの独壇場である。クラス2以降も特に対ボス戦での活躍が目覚ましく、ゲーム初心者の人はケヴィンを編成に加えておくと快適に攻略ができると思われる。
クラスごとのステータス
系統 | クラス名 | 攻撃 | 防御 | 回避 | 知防 | 精防 | 必殺 |
キャラの基本的な性能
数値上の攻撃力はデュラン、リースに次ぐ三番目のケヴィンだが、攻撃モーションが2回あるという特徴がありトータルダメージでは全キャラ中トップの火力を持っている。
このゲームは攻撃をヒットさせながら必殺技ゲージを貯めていくシステムなため、攻撃回数が多ければ必然的に多くの必殺技を撃てるわけで火力の安定に一役買っている。
さらに最大HPも全キャラ中トップ。格闘家なのでリーチが短いという弱点を上手く補っており、肉弾戦による正面衝突を行うような局面ではケヴィンに勝るキャラクターは存在しないと言える。
必殺技の強さに制限を掛けるためなのかクラス2以降の必殺技は『通常技』と『投げ技』がランダムで出るようになっている。その影響でクラス1の必殺技を愚直に連打していたほうが手軽なのも特徴と言えば特徴と言えるだろう。
クラスチェンジの方向性について
基本的な方向性は大体デュランと一緒で、光クラスや若干攻撃力が劣る代わりに回復魔法を習得する一方で、闇クラスは特殊能力の習得が少ないものの高い攻撃力を持つ。
デュランの場合はシャルロットがいる場合は闇クラス、シャルロットがいる場合は闇クラスというのが鉄板だったがケヴィンの場合は少々事情が異なる。
ホークアイを含む二回攻撃のキャラは『セイントセイバー+パワーアップ』状態だとほぼすべての敵の反撃を受けずに殴り倒せるという特徴があるので、秘孔(自己パワーアップ)を光クラスで習得できるケヴィンの場合はウォーリアモンク+ビショップなどの組み合わせも十分にありうる。
総合的には小回りが利く光クラスの方が強いと思われるが、闇クラスの方が小回りが利かない分性能が単純なので使いやすく、初心者でも安心して使える点で優れている。
クラス3の簡易解説
基本的にアタッカーなのはデュランと一緒だが、獣化時は自動パワーアアップがかかる影響から味方からのサポートに対する依存度はデュランよりも低めである。
ゴッドハンドはゲージをマックスにするオーラウェイブを習得するので支援向きの性能。全体必殺技を持つクラスとペアで使うと非常に強力。攻撃力287は3番手だがそれでも十分に高い。
ウォーリアモンクは全体回復なのが最大の特徴。攻撃力はクラス3の中で最低だがそれでも274あり、秘孔込みだと365と余裕でアタッカーをこなせる。リーフセイバーによるMP無限供給とヒットストップを加味すると下手したら単純な雑魚戦打撃性能はゴッドハンドよりも上。
デルヴィッシュの最大の特徴はムーンセイバーによるHPの維持能力とヒットストップによる安定火力。小回りは光クラスに劣るものの、攻撃力293からの吸収攻撃による不慮の全滅防止性能が高く、対雑魚戦の性能は多分デスハンドよりも上。
デスハンドは攻撃力306と全キャラクターの中でもトータルダメージ性能が最強なのが特徴。ただし習得特殊能力のエナジーボールは実質死に技なので、器用さの諦めが良すぎるというデメリットもある。
獣化について
ケヴィンは夜になると獣化して攻撃力が上昇することで有名だが、一応その仕様についても解説しておくことにする。
獣化すると攻撃力は通常時の115%まで上昇するが、獣化後に敵の攻撃を受けたり魔法効果(味方からの支援でもOK)を受けると攻撃スイッチが入るらしくパワーアップが付与されてさらに攻撃力が133.33%になる。
結果として最終攻撃力が153.33%まで上昇して信じられないほどの超火力を発揮してくれる。ケヴィンを編成に加えるのなら基本は夜行動すると良いだろう。宿で簡単に夜に時間調整できるのも追い風。
なお、獣化関連にはバグ(というか再計算処理を忘れられること)が多く、『ちから』を上げても攻撃力が上がらなかったり反対にカンストまで無尽蔵に上昇したりすることがある点に注意。
いずれの場合もメニュー画面を開いて武器を再装備するだけで治る(というか攻撃力が再計算される)ので、レベルアップ時に力を上昇させたときは装備を再装備すると良いだろう。
攻撃モーションについて(通常時)
二回攻撃なのはホークアイと同じだが、こちらは武器が短剣ではなくナックルのためか発生が非常に速いがリーチが短く、また攻撃の持続時間も短いという特徴がある。
ゆえに攻撃をフルヒットさせるのにはテクニックが必要で、基本テクニックを参考にして『サークルトレイン』や『押し』辺りを使えると火力が飛躍的に伸びる。
リロードキャンセル(AT移行式)もできるが上記のような特徴からホークアイほどの恩恵はなく、基本テクニックだけ覚えておけば早々困らないだろう。
攻撃モーションについて(獣化時)
夜の交戦開始モーション後に攻撃ボタンを押すと自動的に獣化するのだが、この時に光っている間は通常攻撃に対して完全無敵となるのでこれを利用した反撃で開幕をはじめると強力。
全体的に攻撃モーションがコンパクトになって、さらに若干リーチも伸びているようで想像以上に攻撃性能が上昇する。
しかし『夜に通常状態で戦えない』というのは味方との連携を重視する場合は微妙に操作性を損なっている感も否めない。一応変身モーション中にLかRボタンを押しながらリングコマンドボタンを連打すれば他のキャラのリングコマンドを開ける(その上でケヴィンにリングコマンドを戻せる)のを覚えておくと便利だろう。
AI操作だと獣化の変身モーションを上手く活かせないだけでなく戦線への参加が遅れてしまうことがあり、基本的にはAI操作に向くキャラではないと言えるだろう。