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デルヴィッシュ（ケヴィン闇光クラス）

　ケヴィンの闇光クラスは『デルヴィッシュ』で、どのように意味をとらえるかは難しいが概ね『修道士』『修道僧』という意味で間違いない。別に悪魔に魂を売った等の意味合いは無く『特異な衣装で踊る』をいう通例をなんとなく闇クラスっぽいという雰囲気だけで闇クラスになったようである。

　攻撃力293とケヴィンの中ではデスハンドの攻撃力306に次いで高いものの、光クラスが持っていた器用さの大半が失われており総合力だと多分一歩劣っている。

　裏を返せば打撃以外やれることがほぼ無いため、ゲームに不慣れな人でも簡単に使えるように設計されていると言える。

　攻撃力293はかなりの高さだが一応ナイトブレードの攻撃力294に1だけ負けてしまっている。もはや誤差の範囲だが気にする人は気にするところだろう。

　魔法防御が全体的に高く、自力習得のムーンセイバーを使うことで粘り強く戦えるような設計が全体で見て取れる。

　ムーンセイバー自体はデスハンドでも魔狼の魂で代用可能である。ゆえに雑魚戦で気軽に使えるムーンセイバーをどのような形で評価をするかでこのクラスの価値が決まってくる。

　朱雀飛天の舞は空間を歪ませて大量のオーラを浴びせる全体必殺技。青龍殺陣拳と良く似ているが、エフェクトが白いのと何よりも狼の遠吠えが印象的。

　ベリィトゥバックは現実のプロレスにも存在する投げ技で、使用時に敵を左側に吹き飛ばす性質を持つ。

　獣化時は反撃が痛い相手でも一発で持っていけるため、右側の位置で二連必殺技を使えば最低でも二匹巻き込んで攻撃できる。反撃上等で必殺技を使う場合は右側の位置から使うと良いだろう。

・通常の状態で100%
・セイバー直後110%（殴られると100%に戻る）
・攻撃力上昇後133%

　前述のとおり獣化時なら反撃が痛い相手は一発で倒せる火力を持つ。二連必殺技をする場合は敵の右側から発動すると、二回投げ技が出ても2体敵を巻き込める。

　実は発動位置の調整だけで確実に2匹以上を巻き込めるのはクラス3の中ではデルヴィッシュだけで、例えばスターダストボムは相手がほぼ吹き飛ばず、玄武百烈脚はそもそも吹き飛ばず、デッドクラッシュも敵がほぼ吹き飛ばない。なのでこれらの技が2回出てしまうと複数匹攻撃できない。

　基本的にはレベル1の必殺技を連打している方が簡単だがついうっかりゲージが貯まってしまうことは良くある事なので覚えておくと意外と役に立つ。

・Lv01～20の相手に使うと100%の効果
・Lv21～40の相手に使うと160%の効果
・Lv41～99の相手に使うと190%の効果

　デスハンドとの差別化に切っても切れない特殊能力。リーフセイバーなどと同じく命中時に相手が回復モーションで硬直するので複数匹に連続攻撃すると一方的に攻撃できる状況を作り出せる。無論回復効果も不意の全滅を防いでくれるので安定性にも大きく貢献する。

　流石にこれ単品だと厳しいがパワーアップと併用することで多くの状況で反撃なしで敵を殲滅できる。デルヴィッシュは自力で秘孔を習得しないのでドレイクのウロコなどで対応する必要がある点には注意。

　対ボス戦に限って言えばデスハンド（とウォーリアモンク）も魔狼の魂で代用が効くものの、雑魚戦で気軽に使える点ではこちらに軍配があがる。

　このムーンセイバーと上記のベリィトゥバックの仕様がある影響で、多分雑魚戦に関してはデルヴィッシュの方がデスハンドよりも優れていると言えるだろう。

・Lv01～20の相手に使うと100%の効果
・Lv21～40の相手に使うと160%の効果
・Lv41～99の相手に使うと190%の効果

　これまでのケヴィンの他のクラスと一緒でわざわざデルヴィッシュでコインを投げる必要はないと思われる。

　基本はアタッカー…というかアタッカー以外の役割は持てない。こう考えると光クラスに比べてかなりやれることが限定されることがわかる。

　その分攻撃力が高いが、セイントセイバーまで持ち出すと必要攻撃回数に大きな差が無くなってしまいそのアドバンテージも薄れてしまう。

　ただ獣化時はその攻撃力だけで突き進んでいけるのも事実なので、使い勝手は良好なのは間違いない。

　基本的に攻撃以外のことはできないので、ケヴィンをサポートするキャラがいると使いやすくなる。例えばネクロマンサーが居れば全体回復とダウン系が手に入って便利。

　他にもスターランサーが居れば複数詠唱で全体沈黙とムーンセイバーを同時に付与できる。こちらもクラスチェンジアイテム限定だがダウン系のアイテムが手に入って相性は良好だと言える。