ドラゴンクエスト3を攻略・分析するサイト
船の旅編01の攻略チャート
ここでは船入手後の情報収集やアイテム回収をメインに解説していく。
ドラクエシリーズでは、船入手後はそれとなく次の目的地を教えて貰えたり、そもそも船の行動範囲が浅瀬で制限されていることが多いが、ドラクエ3の場合特にそのような制限は無く、結果として一気に行動範囲が広がる。
明確な目標が分からず、また行動範囲が広がりすぎて目的がはっきりしにくいので迷子になりやすいタイミングである。当サイトでは初見プレイでも迷子になりにくいように、情報収集や旅の目的などを整理しながら解説していくので安心してほしい。
なお、当サイトは初見プレイの人でも違和感がないような形で攻略順を並べているだけなので、既プレイ済みの人はランシールで消えさり草を買いにってエジンベアに行って、さっさと最後のカギを入手したほうが快適かもしれない。
また、サクサク進みたいのであれば経験値稼ぎ・レベル上げを参考にして一気にレベルを上げてしまったほうが快適だろう。
ポルトガの灯台
ポルトガのすぐ南にある灯台。普通にプレイしていれば、とりあえずこの灯台に入って散策することになるだろう。
中にはあらくれが一人おり以下の話を聞くことが出来る。
- ここから南の大陸に沿って船を進ませるとテドンがある
- テドンから東に向かうとランシールがある
- ランシールから東に行くとアリアハンがある
- アリアハンから北にいくとジパングがある
- 世界のどこかにあるオーブを6個集めたものは、船を必要としなくなる
- とにかく南に行くと良い
船を必要としなくなる、と言うのは空を飛べるようになることを暗示している。ちなみにドラクエシリーズで空を飛べる乗り物が最初に登場がしたのは本作からである。
テドン
現実の世界で言うと、南アフリカ大陸の最南端から上陸して北上すると到着できる町。昼は完全に廃墟になっているが、夜になると何故か住人が姿を現す。
夜に姿が見える囚人が昼にガイコツになっていることからわかるように、この町は既に滅ぼされており、夜に姿を現す町の住人はいわゆる亡霊だと察しが付くだろう。
非常に多くの情報が得られるスポットになるので、一旦ここで住人から得られる情報を整理しておくことにする。
- テドン東から川を上ると火山があり、その火山がネクロゴンド地方進入へのカギ。しかしよほどの強者でもないと近づけない。
- 魔王は北の山奥であるネクロゴンドにいる
- 空を飛べたら船以上に好きなところに移動することが出来る
- 牢屋の扉を開くことが出来る『最後のカギ』と言うものが存在する。
- 最後のカギのヒントがランシールにある
- 生きているうちにオーブを渡したかったと遺書を残しているガイコツが最後のカギ入手後でないと夜に会話できない牢屋の中にいる
これまでの情報を整理すると、魔王を倒すには船以上に自由に移動する必要性があり、そのためには6つのオーブが必要で、結果として最後のカギを手に入れることが先決であることがわかるだろう。
なお、ポルトガの灯台からまっすぐテドンに来ると夜に到着出来るため気が付きにくいが昼限定アイテムもあるので忘れずに回収しておきたい。また昼に到着しても闇のランプを使えば夜に出来る。情報収集とアイテム回収を終えたら東のランシールを目指そう。
■入手アイテム- ちいさなメダル(マップ右上の毒沼のど真ん中。レミラーマなしでは発見厳しいかも)
- 55ゴールド
- いのちのきのみ(二つある棺の真ん中。レミラーマなしでは発見厳しいかも)
- くろずきん(昼のみ)
- やみのランプ(昼のみ)
レイアムランドのほこら(寄り道)
テドンから真南にあるほこら…というか神殿のような場所。
中には二人の巫女がおり、6つのオーブの台座に捧げると、伝説の不死鳥であるラーミアがよみがえる事を教えてくれる。
振り返ってみるとポルトガの灯台に立ち寄って、あらくれの言うとおりにしておけば必要な情報を得られることになるため、ゲーム設計として、親切になりすぎない程度に迷子防止策が取られていることが分かるだろう。
この段階で寄る必要はないが、ちいさなメダルが一枚落ちているので拾っておこう。
■入手アイテム- ちいさなメダル(入口の階段の右側隅。レミラーマなしでは発見厳しいかも)
ランシール
テドンから南東の大陸にある町なのだが、多分アリアハンにルーラ着地して西に向かう方が簡単に到着できる。こちらも情報収集スポットになっており、以下のような情報が得られる。
- 最後のカギの入手には、何らか形でツボが必要である
- 一見すると神殿などは無いが、この町のどこかにあるはずである
- 神殿を探す男がいるが、探し方が甘いので発見できていない男がいる
- 姿を見えなくする消えさり草という便利なアイテムが道具屋で販売されている
- 消えさり草を持っているならエジンベアのお城に行くと良い
ちなみに神殿はマップの右側から回り込まないと行けないちょっとした隠し通路扱いになっているが、くまなく探せば問題なく見つかるだろう。
情報を整理すると、消えさり草を購入してエジンベアに行くと良いことがわかるが、ここでは肝心なエジンベアの場所は教えてもらえない。まぁエディンバラをモデルにしているので、世界地図のイギリスの位置であることは知ってさえいれば察しが付くだろう。
しかし全ゲームプレイヤーが確実にエディンバラの存在を知っているかと問われると疑問符が残るのも事実である。特にFC版発売当時は当然インターネットも無かったため、エジンベアの場所が分からずに迷子になった人も多かったんじゃないだろうか。
■入手アイテム- 5ゴールド
- すごろく券(SFC版のみ。スマホ版以降はちいさなメダルに変更されている)
- ちいさなメダル(神殿の右側の細い路地の先端。レミラーマなしでは発見厳しいかも)
ジパング
一応ポルトガの灯台のあらくれの言うとおり、ジパングまで到達したことを想定して解説を進めることにする。町に到着すると、以下のような情報が得られる。
- 『やまたのおろち』と言う怪物がおり、住人はこの怪物に怯えている
- 『やまたのおろち』の怒りを鎮めるため、女王であるヒミコが定期的に住人を生贄に捧げている
- オーブかどうかは不明だが、ヒミコは宝の玉を所持している
- 最近になって生贄に選ばれた『やよい』という少女がおり、やよいと親族は嘆き悲しんでいる
ゲーム慣れしたプレイヤーであれば、ヒミコがプレイヤーに対して不自然なほど非協力的な点や、夜の寝息が怪物のものである点からヒミコが黒幕なんじゃないかと気が付けるかもしれない。
なお、やまたのおろちの居場所を教えてくれる人は居ないが、ジパングのすぐ隣に洞窟があるので迷わずやまたのおろちを発見することは可能だろう。
■入手アイテム- きのぼうし
- ぬののふく
- ふしぎなきのみ
- どくがのこな
- ちからのたね
- ちいさなメダル
- ちいさなメダル
- ちからのたね
- うろこのたて
- けいこぎ
- ふしぎなきのみ
この後の流れ
さて、エジンベアがわからない場合はジパングで『やまたのおろち』に挑むことになると思われるが、『やまたのおろちは』少なくともまっすぐジパングに来てしまうとまず勝てないような強さを持っている。
要するに最後のカギを入手する程度まで各地を放浪して、レベルや装備品を新調しないと『やまたのおろち』を倒せずに行き詰り、結果として先にエジンベアを探すように誘導されているわけである。
一応頑張れば倒せなくはないが、レベルが上がってから再戦したほうが簡単である。どうしても懇談会で倒したい人はやまたのおろち01とやまたのおろち02を参考にしてみてほしい。
→船の旅編02へ進む