ドラゴンクエスト3を攻略・分析するサイト
経験値稼ぎ・レベル上げ
他のナンバリングタイトルでも、特定のタイミングで経験値稼ぎ・レベル上げを行うことで効率的に攻略を行うことが出来たが、オリジナルがFC版であるためなのか、本作はその傾向がより顕著である。
さらに本作は船入手後にいきなり強い敵がいる地域に進むことが出来るようになっているので、初見ではレベル不足を痛感させられる機会が多いかもしれない。
なお、高レベル帯のレベル上げ(もっと言うとはぐれメタル狩り)は『戦闘時のはぐれメタルの有無』『素早さの調整』『乱数の偏り』『残りMPの確認』など、様々な状況判断が必要になる操作を長時間続ける必要があり、結果としてプレイヤーの肉体的・精神的な負担が大きく、当サイトでは積極的に推奨はしていない。
携帯機などでも遊ぶことが出来る本作の場合、Youtubeやテレビを見たりしながら片手間でレベル上げをすることが多いと『思われる』今日現在では、当サイトでも可能な限りプレイヤーの判断や操作の負担が少ない方法を推奨している。
アリアハン周辺
タフガイ登録したキャラなどはLvを1上げるだけでも最大HPが20以上も上昇するので、とりあえずLv2までは上げておいたほうが良い。
カザーブ周辺
SFC版では第一すごろく場の右ルートの宝箱にブーメランが入っている。スマホ版以降はノアニールイベント終了まで手に入らないのでとげのムチで代用しよう。
後は魔法使い(2名いると良い)がLv7以降のギラを習得まではここで粘ると良いだろう。
地底の湖(ノアニール西の洞窟)
回復ポイントがあるのでここで集中的にレベルを上げる。魔法使い2名がLv11以降のイオを習得するまではここで粘ってよい。
以降はイオ、イオ、ブーメランで大体の戦闘が終了するようになって非常に快適に攻略を進められる。ダーマ~船入手まではフリーパスと言っても良いだろう。
ガルナの塔
メタルスライムをひたすら狩りまくる。どくばり装備者が2名以上いると『どくがの粉』なしでも余裕で狩れる。どくばり装備者が3名いると目に見えて効率が上がる。
勇盗魔魔で始めた場合はそのまま狩りを始められるが、勇僧魔魔で始めた場合はバシルーラ習得を目安に僧侶を盗賊にしてしまえばどくばり3人体制を導入できる。
極端な話ここでゾーマ討伐レベル帯(35付近?)まで上げてしまうことも可能だが、とりあえず魔法使い2名にヒャダイン(Lv26以降)まで習得させると、以降はイオラorヒャダインの2連発+ブーメランでバラモス城まではフリーパスで進める。
エジンベア周辺
エジンベア周辺はヒャダインで全ての敵を一撃に出来るという(厳密にはベホマスライムだけ弱耐性)隠れた経験値スポットとなっている。
バラモス戦に備えて本格的に僧侶を育成する場合は、上記のヒャダイン習得済(できればLv27メダパニ習得後が良い)の魔法使いを僧侶に転職させて単独状態にして、ここでひたすらヒャダインを撃つのが簡単である。
ベホイミでも十分バラモスに勝てるが、当然ベホマ(Lv30以降)が有ったほうが安定感が増す。フバーハ(Lv32以降)があれば、もはやダメージレースを挑んでも押し切れるようになる。ここはプレイヤーごとに異なるであろう必要呪文の習得までの微調整が行いやすく、なかなか優秀な経験値稼ぎスポットとなっている。
当然魔法使いのまま上記の狩り方をすることも可能で、ガルナの塔でドラゴラム(Lv34以降)でメタルスライム狩りをしたい場合や、バラモス戦にモシャス(Lv37)を間に合わせたい場合は利用しても良い。
リムルダール周辺
頻繁に出現するはぐれメタルを狩る。基本的にはドラゴラム(Lv34以降)を先制で使わせて、同一ターン以内にピオリムで加速して狩る方法が有名だろう。
しかし本作のはぐれメタルは62.5%という他に類を見ないほど高確率で逃げ出す上、行動順の決定の乱数のブレがひどいので、こちらの素早さが255あっても約15%の確率で先制を取れないこともあり、狩れる確率は実際にはかなり低めである。
とは言ってもプレイヤーがある程度育つまでは一番効率が良い方法で、勇者がギガデイン(Lv41以降)を習得するまではここで狩るのが無難だろう。
ルビスの塔
上層階ははぐれメタルの出現率が高いので、ドラゴラムやパルプンテの使用者が複数人居る場合に有効だが、補給に戻るのが面倒でプレイヤーへの負担が大きくあまりおススメできない。
ここら辺(というかはぐれメタル狩り)でのレベル上げに心が折られてしまうプレイヤーは多いようで、グーグル検索でも『ドラクエ3 レベル上げ つらい』という検索候補が出てくる程度には各プレイヤーが苦しんでいることが分かる。
いくら期待値が高くとも『確実な成果』が無いと心理的負担が大きいのは事実で、合わない人には合わない狩り方なのは間違いない。そのような人は下記のだいまじん狩りを行おう。
メルキド周辺
エジンベアヒャダイン狩りの派生形で、ヒャダインではなくギガデインを使う。こちらはエジンベアと違ってすぐ近くに宿屋があるが、消費MPが大きいので『ふしぎなボレロ』があったほうが良い。
東側と西側で微妙に出現地域が異なり、東側はメイジキメラが頻繁にメダパニを使うのが厄介である。しかし勇者単独狩りであるなら何も問題ない。一応マホカンタを使うこともあるのでそこは注意。
西側はメイジキメラは出ないが、最大HP200のスカルゴンが出てくるので稀にしとめ損なうことがある。しかし『いかづちの杖』で追撃すれば問題なく倒せるという数値なので、こちらはしんりゅう戦に備えた新規キャラの育成向きである。
単独狩りなら経験値6000~9000程度、2名体制ならその半分程度稼げる。東側単独狩りは勇者のステータスの底上げに便利で、西側いかづちの杖追撃狩りは新規キャラの育成に便利なので、上手に活用しよう。
だいまじん狩り
ラダトームの東の岩山地帯でやるのが簡単。詳細はだいまじん狩りのススメを参考にすると良いが、条件さえ揃えば確実な稼ぎ手段である。
はぐれメタル狩りが抱えていたあらゆる不確定要素を排除して安定化を図り、定期的に供給されるだいまじんを狩り続けるというもので、プレイヤー側の肉体的・精神的な負担が少ない。
下準備はある程度かかるが、稼働さえしてしまえば簡単と言う意味ではマインクラフトのトラップタワーと考え方は似ていると言える。
破壊の鉄球狩り
SFC版とGBC版はすごろく場で破壊の鉄球を複数個入手できる。これがあれば隠しダンジョンでも複数キャラをバイキルト状態にする事でサクサク狩ることが出来る。
スマホ版以降は破壊の鉄球、炎のブーメラン、やいばのブーメラン、ブーメランが各1個ずつになってしまい、かなり厳しくなった。
正直レベル上げが無駄に面倒になった仕様変更と言え、しんりゅう15ターン以内撃破のシビアさを考えれば、すごろく場が削除されたスマホ版以降でも普通にゼニスの城あたりで店売りにするべきであったと思われる。
連射機能付きコントローラー狩り
PS4版では特定のボタンを連打し続けるだけで『ぎんのたてごと』を使ってくれるように変更されており、連射機能だけでも自動レベル上げが可能になっている。
コマンド記憶があるコントローラーであれば、SFC版でも絶対ではないもののある程度の時間は自動狩りが出来る。
スマホ版は難しいと思いきや、スマホの機種やバージョンによっては『オートクリッカー』などのソフトを使うことでこちらも何とか実行できる。
邪道と思われるかもしれないが、正直言ってしんりゅう15ターン以内撃破は、現代の基準で考えるとストイックすぎるので、レベル上げに飽きたり苦行だと感じるくらいであれば、これらの方法を使ってレベル上げをしてしまっても良いだろう。