聖剣伝説3リメイクを攻略・分析するサイト
アクション初心者向けNF戦闘の基本方針
本作最高難易度のノーフューチャーモードだが、アクションゲーム全体で見ればそこまで難しくないと思われる。
ただし普段アクション要素のないRPGをメインに遊んでいるプレイヤーにとっては相当厳しい難易度なのも間違いない。
このページではアクションゲームが苦手な人でもノーフューチャーモードを攻略し、無事に「ラビのスリッパ」を手に入れられるような戦闘スタイルについてまとめておくことにする。
戦闘サイクルについて考えてみる
本作に限った話ではないがアクションゲームが強いゲームでは、相手の行動に対し以下のような行動を取り続けるようなサイクルを繰り返すことが大半である。
相手の行動 | プレイヤーの行動 |
攻撃モーションに入る | 回避モーションに入る |
攻撃の後隙が発生する | 攻撃のために接近する |
後隙が継続中 | 攻撃を継続中 |
後隙が終わり再び攻撃モーションに入る | 攻撃をやめて再び回避モーションに入る |
上記は極限までシンプルに表現したサイクルである。「相手に行動に対して後出しジャンケンを行う」のがアクションゲームの極意だと言い換えることができるだろう。
整理したものを見れば一目瞭然だが、アクションゲームは「攻撃する瞬間」と「回避する瞬間」を交互に行っていることがわかる。高難易度のゲームにおいて戦闘不能になるケースのほとんどは各行動を切り替えるときの「判断ミス」だと言っても過言ではない。
各行動を「紙一重」で切り替えていくことで効率よくダメージを蓄積させることができるが、それはハイリスクを背負うのと同義である。アクションゲームはこれらの「判断」のリスクリターンのさじ加減が難しく、ここで心を折られてしまうプレイヤーは少なくない。
簡単にクリアする方法その1
「判断ミス」で戦闘不能になることが大半なので極論を言えば「判断」をしなければ良い。必殺技の発動中は無敵なのでこれを利用すれば実現は容易い。
これから紹介するのは「永久に必殺技を撃っていれば何も判断せずに勝てるんじゃないか?」という小学生並みの発想を真面目に検討した理論である。
相手の行動 | プレイヤーの行動 |
攻撃モーションに入る | 必殺技でOK |
攻撃の後隙が発生する | 必殺技でOK |
後隙が継続中 | 必殺技でOK |
後隙が終わり再び攻撃モーションに入る | 必殺技でOK |
必殺技は相手のあらゆる行動に対して有効なためあれこれ判断しなくて良く、結果として必殺技を気軽に連打できる環境さえ作れば初心者でも簡単にノーフューチャーモードをクリアできる。
手軽に必殺技が撃てるクラスとしてゴッドハンドが挙げられる。自己回復も可能で「奇跡Ⅱ」の維持がしやすく、初めてノーフューチャーモードに挑むときにイチオシのクラスになっている。
無論「リバイバル」の発動に依存するので運ゲーにはなるが、逆の言い方をすれば「運さえよければ初心者でも勝てる」と言うことでもある。
運に頼ることにはなるがアクション要素(判断力)を限界まで削ることが可能で、恐らく最も簡単な勝ち筋の一つがゴッドハンドを主軸にしたパーティと言っても過言ではないだろう。
実際に必殺技を連打して倒してみた
実際に必殺技をメインの主軸として神獣のフィーグムンドを倒してみた。
青ゲージ技の破壊や無敵すり抜けを含めて合計10発の旋風脚を使用している。攻撃する瞬間にリスクが無いため、回避行動に専念する瞬間さえ誤らなければノーダメージ撃破もたやすい。
旋風脚だと逃げ回る相手には難しいが、夢想阿修羅拳を使えば問題ない。例えば上記の動画はライトゲイザー相手に合計34発の必殺技を撃ち込んでノーダメージで勝利している。
簡単にクリアする方法その2
他には「火力を上げる≒レベルを上げる」と言う方法も当然有効である。火力を上げた場合は具体的には以下のような恩恵が受けられる。
- 発動する必殺技の必要回数が減る
- 判断をする回数が減る
- 「紙一重」のような無理をする必要性が減る
- 消耗品の消費が減る
要するに「運ゲー」で勝ちが転がり込んでくる可能性が飛躍的に増す。当サイトではレベル上げスポットの紹介①を筆頭に最序盤~最終盤までノーフューチャー向けのレベル上げスポットを紹介しているので、一通り目を通してみると良いだろう。
まとめ
必殺技を撃つ頻度を増やして「判断」という障壁を極限まで減らし、火力を上げて試行回数を減らして「運ゲー」を制する、要約するとこういうことである。
まぁ「3Dに生まれ変わったキャラの元気一杯のアクション」が楽しい本作で「アクション要素を極限まで減らす」のも如何なものかと思うが、少なくもこの方法なら初心者でも乗り切れると思われる。「ラビのスリッパ」を手に入れられずに枕を濡らしていたプレイヤーなら試す価値はあるだろう。
「運ゲー」作戦に満足したら少しずつ「運ゲー要素」を減らしていくとアクション要素も楽しめるようになる。例えばリズムゲーや音ゲーが好きな人なら必殺技リレーを導入してみても面白い。
こちらはプレイヤーの操作は忙しいが相手の行動を見てから判断をする要素はほぼ無く、また見た目が派手で華やかなのでとても楽しい。
以上のようにアクションゲームが苦手な人でも工夫次第でノーフューチャーモードは十分楽しめるようになっているので、食わず嫌い人でもチャレンジしてみると良いだろう。
管理人の腕前について
偉そうに(?)解説するからには「管理人の腕前は確かなんだろうな!?」という声がどこからか聞こえて来そうな気がするので、今更?ながら自己紹介しておく。
アクションゲームはあまりやることは無いが、格闘ゲームに関しては結構やりこんでいる方である。例えばアークシステムワークスの格闘ゲームだといわゆる文字段位(上位数パーセント?)以上には毎回到達している。
少なくとも「近所に住むゲームが上手い兄ちゃん」程度にはアクションゲームが得意なので、個人サイト内で解説するくらいの操作技術はあると認識してもらっても問題は無いだろう。