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必殺技リレーについて

 必殺技の性能についてのページで触れられている「ロック技」を味方キャラクター同士で切れ目なくリレーのように繰り出すテクニックがあり、その連携の見た目から「必殺技リレー」と言う名称で認知されている。

 ロック技を命中させた相手は例えボスであったとしてもロック中は一切の行動ができず、他の仲間で殴り放題になることから対ボス戦での最終兵器としての認識が強い人も多いだろう。

 このページでは必殺技リレー方法や注意点について解説していくので参考にしてみてほしい。

 

まずは動画を御覧いただこう

 百聞は一見に如かず、と言うやつでとりあえず動画を見てしまったほうが全容のイメージをつかみやすいだろう。



 ボスである黒燿の騎士が身動きが取れなくなっている状態が確認できる。相手からの攻撃を封じてしまえばこれほどまでに一方的に攻撃を続けることが可能で、特に逃げ回る相手には絶大な効果を発揮する。

 見た目は複雑な操作をしているように見えるがそこまで難しい操作はしていない。ただ、完璧にハメ状態にしたい場合はタイミングがシビアではある。実際は多少隙間が空いても問題が無いので妥協しながらでも十分な効果を発揮するので過剰に気にしなくて良いだろう。

 

先行入力について

 マニュアル操作をしているキャラで必殺技を発動してしまうと必殺技の終了まではキャラクターチェンジを行うことができない。

 そのため必殺技を発動するという「予約」だけ入力した上で必殺技の発動前にキャラクターチェンジを行う必要がある。これを一般に「先行入力」と言い、格闘ゲームに慣れ親しんだ人なら聞いたことがある人も多いだろう。

 プログラム的には「アクションモーション中に次の行動を入力する」だけで先行入力の受付は完了しており、例えば攻撃ボタンを連打しているだけでも先行入力は無意識の内に行われている。

 必殺技リレーの場合は「通常攻撃」→「必殺技先行入力」→「キャラクターチェンジ」と入力することで必殺技を発動させつつキャラクターチェンジができる。

 「ゲーム慣れしている人なら簡単だがゲーム初心者だと難しい」と言う程度には難しいのが少々厄介だが、恐らくゲーム初心者でも練習を繰り返せば問題なく入力はできると思われる。

 

先行入力を実際にやってみる

 分かりやすい例としてウォーリアモンクで先行入力を行う場合について解説しよう。

 入力的に簡単なのが「高倍率攻撃」→「必殺技先行入力」→「キャラクターチェンジ」と行う方法である。ケヴィンの高倍率攻撃は5連撃なので、4回目の攻撃が終わるまでに入力が完了すれば良いため入力時間に余裕がある。

 究極的に言うと非常に素早い弱攻撃に先行入力を入れることも可能だがタイミングが非常にシビアになる。例えばケヴィンのダッシュA攻撃で行う場合、僅か18フレームの間に「必殺技先行入力」→「キャラクターチェンジ」と入力する必要があり、少しでも遅れるとキャラクターチェンジが間に合わなくなってしまう。

 そのため現実的には上記のように高倍率攻撃に仕込むか、高倍率後に行う低空ジャンプ強攻撃に先行入力を仕込むことが多い。またシャルロット以外のキャラであれば吹き飛ばし攻撃に仕込むのも簡単である。

 

必殺技リレーを実際にやってみる

 ここでは分かりやすくするために「アークメイジ」「ウォーリアモンク」「スターランサー」でパーティを編成していると仮定しよう。

 マニュアル操作するキャラを「ウォーリアモンク」であると想定すると、以下のような入力を行うことで必殺技リレーを実行できる。

  1. ケヴィンで高倍率攻撃を当てて先行入力で玄武百烈脚を入力してリースにキャラクターチェンジする
  2. リースで高倍率攻撃の2回目を当てながら流星衝を入力してアンジェラにキャラクターチェンジする
  3. アンジェラで高倍率攻撃を1回→吹き飛ばし攻撃の1回を当てながらダンシングロッドを先行入力してケヴィンにキャラクターチェンジする
  4. ケヴィンで高倍率攻撃を2回目を当てながら玄武百烈脚を入力してリースにキャラクターチェンジする
  5. 以下「2」に戻って繰り返す

 

長くリレーを続ける時の注意点

 必殺技リレー中に失敗する要素として代表的なものに以下のようなものがある。

  1. 必殺技ゲージが足りなくなってしまう
  2. ロックに隙間が空いて敵からの反撃を受けてロックから抜け出されてしまう
  3. 入力ミスしてしまう

 いずれの場合もロック時間を正確に把握することで大幅に改善できる。ただし実際に行うのは難しく、例えば欲張って「1」の条件を満たそうとして打撃のコンボを伸ばそうとすると「2」の条件で失敗するケースが増えやすい。

 練習して「1」「2」の条件をギリギリを見極めて攻撃を続ければコンボは伸びるものの、今度は入力難易度が飛躍的に上昇して「3」の条件でミスしやすい。

 実際は参考動画のようにコンボが途切れたタイミングでボスがスタンするケースもあり多少ミスったところで問題なく押しきれてしまうことが大半だが、こだわる人は可能な限りコンボを伸ばしたいのは間違いない。

 

もっとコンボを伸ばしたい場合

 要するに常にゲージが間に合い、隙間なくコンボを続けられれば良いので、管理人が以下のような編成でパーティを編成して実験してみた。

  • 編成はスターランサー、ウォーリアモンク、ローグ
  • 開幕で全員に金狼の魂(オーラウェイブ)を付与
  • スターランサーとウォーリアモンクにペイベックをセット
  • ウォーリアモンクにサボテンリングを装備
  • ローグにトラップSP+と特技MPセーブ、特技MPセーブⅡ、アブソーブをセット

 要するに各キャラの必殺技の終了後、次の周回になるまでにゲージを回収すれば理論上は永久に必殺技リレーが続けられる。

 スターランサーの場合はペイバックでSP+45%、エインヘルヤルで大体45%程度回収しているので、打撃の部分で約210%を回収すればよい。

 ウォーリアモンクの場合はペイバックでSP+45%、サボテンリングで10%程度回復しているので、打撃の部分で約245%を回収すればよい。

 ローグに関してはペイバックが無いのが痛いが、トラップSP+をセットしつつ弓矢を当てることでSP+76%になるので、打撃の部分で約224%を回収すればよい。MPはアブソーブで回収可能である。

 理論上はこれで永久が可能なはずだが、一番攻撃の初動が少なく部位も一つしかないノーフューチャーブラックラビで試したところ、どうしても永久はできなかった。

 と言うのも切り替えた瞬間のキャラが攻撃対象から離れた位置にいることもあり思うようにコンボが伸びず、必然的にゲージ回収が追いつかなくなり、結果としてジワジワとロック状態から抜けられてしまう結果ばかりになってしまった。

 人間操作で安定して永続するのであればある程度猶予フレームが無いと無理だと感じられたことを、改めてここで記載しておくことにしよう。

 

 

現実的な人間操作について考える

 活躍の機会があまりないクラス4でやっても仕方ないと思ったのでクラス3での条件で試したが、クラス4ならば10秒以上拘束する技も多く高倍率攻撃の回数が増えるため、現実的な範囲で永久コンボをするなら素直にクラス4で永久コンボをするべきだろう。

 複数部位があるボスは複数の部位に攻撃を当て続けることで割と現実的に永久を達成できる。マナの奇跡などがあるベリーハード以下なら〇〇SP+系を覚えるクラスを中心に組めばこちらでも容易い。

 クラス3のノーフューチャーでどうしても永久がやりたい場合は「ウォーリアモンク」「ローグ」の片方を「ロード」にすることでギリギリ人間操作でも永久を達成できると思われる。

 

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