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アップ系とダウン系の優位性

 原作ではダウン系のアイテムはブラックマーケットで購入することができないという事情から『ダウン系優位』『パーティにはダウン系の使用者優先』と言われてきた。

 リメイク版でもダウン系のアイテムをブラックマーケットで購入できないものの、代わりに『アビリティ』の中にダウン系に関する要素が内包されたことで変化が生まれたため、アップ系とダウン系の優位性については再考の余地が生まれたと言える。

 かなり長くなってしまうので先に結論を書いてしまうが、当サイトでは『ベリーハード以下はダウン系有利』『やり込みを除くノーフューチャーはアップ系有利』『やり込みのノーフューチャーはダウン系有利』という見解である。

 分かりやすく表現するため『アップ系とダウン系の優位性』と銘打っているが、実際は『アップ系の使用者とダウン系の使用者の優位性』についても記載しておくので参考にして欲しい。

 

とりあえず単純比較してみる

 単純比較している状況を分かりやすくするためリソースが無限に湧いてくる環境での運用を想定してみる。つまりその他の要素をすべて取り除いた『純粋な性能』のみについて両者を比較してみよう。

 アップ系に関しては『パワーアップ』を、ダウン系に関しては『プロテクトダウン』を付与したものと想定し、通常攻撃による打撃のダメージ差について比較してみた。

 条件を分かりやすくするためアップ系に関しては光闇ミーティアの強化アップを使ったものと仮定し、ダウン系関しては闇闇フレースヴェルグの強化ダウンを使ったものとして仮定している。

 

 まず最初にアップ系に関しては以下のような形でダメージが上昇していく。

  • 20%アップ:ダメージ倍率120%
  • 28%アップ:ダメージ倍率128%
  • 43%アップ:ダメージ倍率143%
  • 63%アップ:ダメージ倍率163%

 ダメージ計算式の都合上、純粋に上昇した分だけのダメージが上昇していく。アップ強化系は『エナジーボール』などの補助魔法にも効果があり、実際はこの数値以上に火力が強化されると考えて良い。

 一応他の味方キャラからアップオール系を持ってくると光闇セイヴァーで+17%、光闇ハイプリーステスで+17%、光闇ミーティアで+20%なので、合計で117%アップ(ダメージ倍率217%)となる。

 

 一方でダウン系に関しては以下のような形でダメージが上昇していく。

  • 20%ダウン:ダメージ倍率125%
  • 25%ダウン:ダメージ倍率133%
  • 32%ダウン:ダメージ倍率147%
  • 39%ダウン:ダメージ倍率163%
  • 49%ダウン:ダメージ倍率196%

 ダメージ計算式が反比例の形を取っているので数値が大きくなると加速度的にダメージが上昇する。しかし『リースが自力で習得できるアビリティの範囲内』と言う比較だと概ねアップ系よりもワンランク上程度の火力差しか出ないことがわかる。

 上記と同じくダウンオール系を持ってくると闇闇カオスメーカーで-17%で合計で66%ダウン(ダメージ倍率294%)となる。

 ただしダウンオール系は特定の相手に対して2倍の効果があるので、2倍効果がある相手だと合計で合計で83%ダウン(ダメージ倍率588%)となる。

 ちなみに比較対象を打撃ではなく魔法攻撃にするとダウンオール系が闇闇カオスメイカーで-17%、闇闇アベンジャーで-7%なので合計で73%ダウン(ダメージ倍率370%)となり、2倍の相手だと合計で97%ダウン(ダメージ倍率3333%)となる

 数値だけ並べると一見は『あらゆる状況でダウン系の方が優位』のように見える

 しかし実際はそこまで簡単な話でもなく多数の例外があり、優劣は簡単に逆転してしまう。以下にその代表例を挙げてみることにする。

 

 

実際に運用する時のことを考えてみる

 さて、上記では『アップ系』『ダウン系』の片方のみを使用した場合を考えたが、実際の戦闘では併用したいケースがほとんどだろう。

 要するに『強化アップ+通常ダウン』の組み合わせと『通常アップ+強化ダウン』を比較したほうが現実的だというわけである。

 またクラス4になれるのはラスボス撃破後であることを考えると、プレイ中の大半はクラス3で過ごすことになる。そのためクラス3での運用にスポットを当てた方がより現実的だと思われる。

 とりあえずスターランサーまたはフェンリルナイトがそれぞれ得意な補助魔法を駆使して『アップ状態とダウン状態』を同時に付与した状態のことを考えてみよう。

 

 例えばスターランサーの『アップ強化』『ラッキーアップ』を使った強化パワーアップと通常の20%プロテクトダウンを組み合わせるとダメージ倍率は178%である。

 一方でフェンリルナイトの『ダウン強化』『ダウン強化Ⅱ』『ラッキーダウン』を使った強化プロテクトダウンと通常の20%パワーアップを組み合わせるとダメージ倍率は196%である。

 アップ系をアイテムで維持するのは意外と厄介で、例えばアイテム制限が厳しいノーフューチャーモードだとドレイクのウロコ3個と貴重品であるブリーシンガメン3個しか基本は持ち込めない。

 『我流奥義』などのアビリティでアップ系を付与する手もあるが、アビリティ枠を余分に使ってしまうのが少々ネックである。『リバースアップ』というピッタリなアビリティもあるが『ドラゴンマスター』のリンクアビティ限定なので使用環境が限られてしまう。

 反対にダウン系に関しては『クリティカルアップ』『プロテクトブレイク』を同時にセットしたキャラを用意するだけで効果を簡単に維持できる。

 このように『同時併用の手軽さ』と言う意味で言うとアップ系の方が優れる面も多い。実際強化ダウンのみだとダメージ倍率147%となってしまうため、フェンリルナイトを使う場合は何としてでもアップ系を維持しないと、スターランサーに劣る局面が増えてしまうわけである。

 『リソースの確保』と言う観点が運用上の優位の決定に大きく影響していることがわかるだろう。これはプレイスタイルである程度の幅は揺れ動く部分があるものの、運用上の優劣を決める一要素であると考えて間違いないと言える。

 

 

ボスについて考えてみる

 詳細は各種ボスの攻略ページに記載するが、ダウン系と言う観点から見るとボスは以下の二種類に分類される

  1. ダウン強化が無効でダウンオール系が効果1倍
  2. ダウン強化が有効でダウンオール系が効果2倍

 クラス3以降に戦う神獣連中はことごとく「1」に属している。つまりこの時点でフェンリルナイトを使ってもダウン強化の恩恵はほぼ受けることができない。

 唯一ゼーブルファーには効果があるが、ゼーブルファーはダウン系を多用してくることから『アップ系を使ったリカバリー』も必要な相手であり、基本はスターランサーの方が使いやすい。

 そのため『タイミング』と言う要素が優位性の決定に大きく影響している。女神の天秤を使って良いのならラスボス撃破まではスターランサーで、ラスボス撃破後はクラスリセットしてフェンリルナイトにするのが最適解だと言えるだろう。

 

 

難易度について考えてみる

 色々とアップ系の優位性について語ったが、初週にノーマルモードなどで遊ぶ場合であればドレイクのウロコを9個マニュアル操作するメインアタッカーに使えば何とか足りるだろう。

 また初週であれば当然リンクアビリティは真っ白なわけで、パーティ編成次第ではアビリティ関連でのダウン付与が困難なケースも起こりうる。当然ダウン系のアイテム代用は最終盤に入らなければ難しい。

 以上のことを整理すると、初週に関しては『ダウン系及びダウン系使用者の方が優位』と表現しても良いだろう。

 またベリーハードモードで遊ぶ場合はマニュアル操作するキャラを使ってひたすら味方を蘇生するいわゆる『介護プレイ』になることが多く、結果としてアップ系はそもそも維持できないことがほとんどである。

 以上のような事情からベリーハードモードでも必然的に『ダウン系及びダウン系使用者の方が優位』だと言って良いだろう。

 ノーフューチャーモードで遊んでいる場合は持ち込めるアイテムの数が厳しく制限される影響がとても大きく、基本的にはスターランサーを入れてアップ系維持しつつ、ダウン系に関しては『○○ブレイク系』で付与したほうが併用が簡単だと思われる。

 他にもノーフューチャーでイビルシャーマンを使う場合は当然『奇跡Ⅱ』が使えないわけで、ダウン系を特化しようとするとボス戦での難易度が格段に上がってしまう。

 無論奇跡なしでも全ボス撃破は問題なくできるが、正直『奇跡Ⅱ』なしでクリアできるプレイヤーであれば『アップ系使用者』を使ったほうがアイテムの消費が少ない上に多少戦局がグダっても立て直しが容易く、総じて普通にノーフューチャーで遊ぶ場合は『アップ系及びアップ系使用者の方が優位』と言って良いだろう。

 一応ノーフューチャーでも『ダウン系およびダウン系の使用者が優位』になる場合も存在はするが、ボスの最短撃破などを狙う場合のいわゆる『やり込みプレイ』の領域が中心でやや局所的な感が否めない。

 

 

プレイスタイルについて考える

 他にも『プレイスタイル』に依存する部分もあるので一応こちらも整理しておこう。例えば『パーティ強化のためなら手間を惜しまない』というプレイヤーであれば仮にノーフューチャーモードでもブリーシンガメンなどを多数用意すれば良いわけで、結果として『ダウン系』の方が優位になるだろう。

 反対にアイテム集めが面倒だったり、アイテムを集めている時間で次の周回を遊びたいプレイヤーであればスターランサーの『流星の光』を活用した『アップ系』の方が優位になるだろう。アップ強化系が『エナジーボール効果』に適用される影響も大きい。

 他にもバグ(?)を積極的に利用していくスタイルである場合はアイテム多重登録・増殖を使えばノーフューチャーでも好き放題(と言っても3個までだが)に貴重な消耗品が使えるわけで、相対的にアップ系の優位性は薄れると言えるだろう。

 もっと言うと強化魔法永続化を使う場合は天使の聖杯による蘇生を加味してもメインアタッカー一人であれば常時永続はたやすいと言える。

 一方でバグを使わないプレイスタイルだったり、できるだけ開発が想定するノーフューチャーの難易度で遊びたいのであれば『アップ系』の優位性が増すと思われる。

 

 

まとめ

 一般的には『ダウン系が有利』と言われているが、そこに『運用上のリソースの確保』と言う要素が加わるとまた別の結論が発生しうることについてまとめてみた。

 他にも『プレイヤーの操作技術』に依存する部分も多いので、究極的には自身にあった組み合わせを探してみるのが最適と言えるのではないだろうか。

 また表記上『バグ』と表記しているものに関しても、開発の段階で意図的に残した仕様の可能性もあるので、これも人によって解釈は異なるだろう。

 それでも概要欄に記載したとおり、当サイトでは『ベリーハード以下はダウン系有利』『やり込みを除くノーフューチャーはアップ系有利』『やり込みのノーフューチャーはダウン系有利』という見解で結論付けている。整理するときの何かの参考になれば幸いである。

 

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