ドラゴンクエスト6を攻略・分析するサイト

デスタムーア3

 第三形態にして最終形態。本体である顔と両手に分かれており、それぞれが独立して動いてくる強敵である。

 SFC版とリメイク版で難易度が大きく変わっており、具体的にはリメイク版以降は蘇生行動の強化と固定ダメージの上昇の仕様変更があり、オリジナル版と比べると格段に強くなっている。

 しかしながらランダム要素が強い一面もあるので、低レベルでも何度も挑んでいればそのうち勝ててしまうことがあるなど、ラスボスとしては絶妙な調整が施されていると言えるだろう。


 

 
HP MP 攻撃 防御 素早 Exp お金
 
 
 
 
 
 
 
出現地域 落とすアイテム
 
 
メラ ギラ イオ ヒャ バギ 雷撃 火炎 吹雪
 
 
 
 
 
 
 
 
ザキ 吸収 幻惑 睡眠 ニフ 呪封 混乱 ルカ
 
 
 
 
 
 
 
 
休み 踊封 岩石 マヒ 軍隊 自爆 バシ
 
 
 
 
 
 
 
 

 完全一回行動だが、攻撃力はキラーマジンガを凌ぐ数値を持っており、ここから200%倍率の正拳突きを放ってくるので危険極まりない。叩きつけもSFCだと140前後、リメイクだと190前後も喰らうため、とにかく熾烈な攻撃が印象的。

 行動パターンは決まっておらず、通常攻撃、凍てつく波動、叩きつけ(SFC版は固定ダメージ100+通常攻撃の半分だが、リメイク以降は固定ダメージが150に強化)、正拳突きを使用し、HPが低くなるとベホマラーも選択候補に追加される。

 SFC版はザオラルを本体にしか使用しなかったが、リメイク以降は左手にも使用するようになり難易度が格段に上がった。

 ちなみにザオラルは必ず使用するわけではなく、大体3ターン~4ターンに1回程度の頻度で使用してくることが多い。他の攻略サイトで「右手と左手は必ず同時に倒す必要がある」と記載されていることがあるが、上記の仕様から必ず同時に倒す必要は無く、運の要素はあるがSFCと同じく左手→右手→本体の順番で倒す戦法も十分に通用する。

 
HP MP 攻撃 防御 素早 Exp お金
 
 
 
 
 
 
 
出現地域 落とすアイテム
 
 
メラ ギラ イオ ヒャ バギ 雷撃 火炎 吹雪
 
 
 
 
 
 
 
 
ザキ 吸収 幻惑 睡眠 ニフ 呪封 混乱 ルカ
 
 
 
 
 
 
 
 
休み 踊封 岩石 マヒ 軍隊 自爆 バシ
 
 
 
 
 
 
 
 

 見た目のとおり本体。両手が打撃中心の攻撃を繰り出してくるのに対し、こちらは呪文やブレス系などの範囲攻撃を中心に仕掛けてくる。

 1回~2回行動を行うが、AパートとBパートに分かれており行動が読みにくくなっている。

■Aパート(確実に1回行動)
①怪しい瞳
②おぞましいおたけび(耐性無視全体135ダメージ)
③メラゾーマ
④いてつくはどう
⑤凍える吹雪
⑥Bパートへ移行

■Bパート(1回~2回行動)
メラゾーマorイオナズンorひばしらorマダンテorいのり(マダンテ後のMP回復)orBに移行

 リメイクに当たって火柱が味方サイドと同じく失敗するようになって、本体自体の火力は若干下がったと言えるが、両手の蘇生ルーチンの強化や叩きつけの最低ダメージ保障の強化の方が影響がずっと大きく、難易度は大きく上がっていると言える。

 アストロンには確実に先制して、なおかつ全員の睡眠状態を解除するという謎の仕様がある。また睡眠解除以外にもおぞましい雄たけびもやり過ごせるので、アストロンの有無は難易度に大きく影響している。

 
HP MP 攻撃 防御 素早 Exp お金
 
 
 
 
 
 
 
出現地域 落とすアイテム
 
 
メラ ギラ イオ ヒャ バギ 雷撃 火炎 吹雪
 
 
 
 
 
 
 
 
ザキ 吸収 幻惑 睡眠 ニフ 呪封 混乱 ルカ
 
 
 
 
 
 
 
 
休み 踊封 岩石 マヒ 軍隊 自爆 バシ
 
 
 
 
 
 
 
 

 右手を攻撃担当と表現するのであればこちらは防御担当である。とは言ってもこちらも攻撃力がかなり高く、耐性無視の叩きつけを使用する上に素早さ180と非常に素早いので、こいつに棺桶送りにされることも多い。

 完全一回行動で固定の行動パターンは無く通常攻撃、125%の強化攻撃、叩きつけ(SFC版は固定ダメージ100+通常攻撃の半分だが、リメイク以降は固定ダメージが150に強化)を使用する。ブレスが来ると追い風で対抗してくることがあるほか、誰かが倒されているとザオリクを高確率で使用する。

 SFC版は右手が左手にザオラルを使用しなかったので、左手→右手→本体の順番で倒せば復活を完全に阻止しながら撃破することが出来たが、リメイク以降は右手がザオラルを左手に使うようになったので、運次第では蘇生合戦が始まって撃破が困難になる可能性が生まれている。

おススメの選出メンバー

 馬車込みの8人の総力戦になる。馬車に避難させて賢者の石やベホマラーで回復させるテクニックが有効な相手なので、ベホマラー使いは複数用意しておきたい。

 また、ザオリクの有無やアストロンの有無が勝率に大きく影響する。下記の装備品や攻略法を参考にメンバーの役割を分散させて、対応力を高める編成を行おう。

 

おススメの装備品

 耐性無視の行動が多く、実は軽減できる攻撃は吹雪系の凍える吹雪とイオナズンだけである。故にドラゴンローブと炎の盾、炎の鎧などを中心にピンポイントで耐性装備を用意しよう。

 左手に安定して先制するには素早さを最低でも210程度は必要で、ある程度高レベルにする以外ではミレーユかテリーにほしふる腕輪を装備させないと難しいだろう。

 

あると便利な特技

 転職システムをとして習得できる特技の中で、あると便利なものを紹介しておくことにする。別に無くても問題なく勝てるが、習得の有無が攻略難易度に大きな影響を与えるので無論あったほうが良い。

■アストロン
 本体が初手に怪しい瞳→おぞましい雄たけびと言う順で連続行動をする。これをアストロンを連打で回避すると戦線が崩されなくて済む。以降も怪しい瞳を使われるたびにアストロンを使えば、雄たけびを防御しつつ睡眠状態を解除できるので格段に安定感が増す。アストロンはクリア前だとスーパースター熟練度2か勇者熟練度1で習得できる。


■ベホマラーorハッスルダンス
 とにかく攻撃が熾烈なので、定期的に使用が必要になる。しかし誰をベホマラー係にするかと言うのが絶妙に難しい。素早さが210程度ないと左手に先制を許す可能性があり、そうなるとホイミン(レベル17で自力習得)かミレーユと言うことになる。

 バトルマスターLv31ホイミンのはHP240、MP116、素早さ121(ほしふる腕輪で242)である。ベホマラーを6発しか撃てないが、6発全部打てるか怪しい耐久力である。賢者orスーパースターLv35ミレーユはHPが184しかないので右手の叩きつけでワンパンされる。無職状態に戻すとHP230、MP143、素早さ111(ほしふる腕輪で222)とほぼホイミンと同水準になってギリギリ使用に耐えうる。

 当サイトで魔術系のキャラでも積極的に前衛系の職業を推奨する理由は、上記のようにボス連中の火力が高すぎて魔術師系のキャラを前衛系または無職状態にしないとMPを余らせたまま棺桶送りになるからである。

 同じく魔術師系のチャモロだが、バトルマスターでLv34の状態でHP284、MP82、素早さ92(はやてのリングで122)となり、ベホマ係+ザオラル係(+岩石落とし係)とダメージクッションを同時にこなすことが出来る。

 当サイトの場合は低めのレベルで挑んでも倒せるようにするため上記のような厳しい条件を想定しているが、当然ながらベースレベルを上げれば耐久力は解消される問題である。

 ゲームバランスの観点から言うと、ベースレベル35付近だと耐えられないが、レベル40だと耐えられるという状況はこれでもかと言うほど頻発するのでLv35とLv40の間には難易度にとてつもなく大きい壁があると言えるだろう。


■ザオリク
 高耐久の味方でも叩きつけ2連打を喰らうと375付近のダメージを喰らって戦闘不能になり、叩きつけ+雄たけびでも320程被弾するのでやっぱり危険。そのため最低でも一人、欲を言えば二人以上ザオリク係が欲しい。ザオリクは賢者熟練度6で習得できるほか、ドランゴLv25(経験値60万程度)とキングスLv15(経験値25万程度)で習得できる。

 ザオリクもベホマラーと同じくらい難易度に影響を与えており、賢者だけ(ザオリク1名)と賢者+キングス(ザオリク2名)と賢者+キングス+ドランゴ(ザオリク3名)のそれぞれの状態で非常に大きい難易度の壁がある。


■真空波、岩石落とし、灼熱等
 蘇生合戦を防ぐことを考えると、両腕にある程度均等にダメージを与えていく必要がある。これらはダメージが100以上は狙える威力があるので、攻撃役が習得していると火力面で困らない。補助手段としては雷鳴の剣もあるが、アストロン、ベホマラーorハッスルダンス、ザオリクに比べると優先度は低い。無いなら無いで、バイキルト正拳突きで片方ずつ撃破して運ゲーを挑んでも何も問題ない。


 挑戦するベースレベルで大きな難易度の壁があり、他にも上記のような特技の習得状況で難易度の壁が生まれる。ゲーム初心者の人はレベル上げ・熟練度稼ぎを参考にして、ベースレベル40以上で上記の特技も半分程度は習得してから挑んだ方が賢明と言えるだろう。

 

おススメの攻略法

 ある程度役割を分担すると戦略を練りやすい。初手はアストロン2連打で強制睡眠とおぞましいおたけびを回避して、以降は怪しい瞳が来るたびにアストロンでやり過ごせば簡単には崩されなくなる。アストロン係が眠らされた場合はキアリクで起こすか、二人目のアストロン係で睡眠を解除しよう。

 ベースの回復係としてドランゴに魔神の鎧を装備させて賢者の石を使わせ続けるとダメージクッションとして便利である。後はほしふる腕輪を装備した回復役でベホマorベホマラーorゲントの杖(←MP節約用)で回復を行い、二人目の全体回復役がいるのなら、馬車を利用してスイッチしながら回復を行う。

 後はザオリク係が2名も居れば格段にリカバリーが簡単になる。また複数の味方に世界樹の葉や世界樹の雫を持たせ、時の砂(リメイク以降)やメガザルの腕輪を分散させておけば準備としては万全である。

 SFC版はバイキルト正拳突きで左手→右手と倒すのが鉄板なので迷う必要はないだろう。問題なのはザオラルの挙動が変更されたリメイク版以降である。

 リメイク以降の倒し方は大きく分けて二つ存在し「両手を同時に倒す方法」と「SFCと同じように左手→右手」の順番で倒す方法がある。

 多くのサイトで両手を同時に倒す方法が紹介されているが、これは両手の猛攻を耐えながらダメージを均等に蓄積させる必要があり、ある程度高レベルでないと安定しない。また、雷鳴の剣と真空波、岩石落とし等が無いと同時撃破は中々厳しく、実は結構シビアな選択である。

 一方で左手→右手と倒す方法は蘇生合戦になる可能性はあるが、ザオラルの不安定さはプレイヤーも味わった通りで、成功率50%で復活するHPも50%とかなり期待値の低い蘇生手段である。

 4回行動する可能性がある相手との勝負なので、どのみち運ゲー勝負をするのであれば期待値の低い行動を相手に取らせるのも戦略としては有効である。と言うか低レベルの内はむしろこちらの方が勝利しやすい。相手のザオラルが2回も失敗すれば無駄行動が増えてこちらの攻撃機会も生み出しやすくなり、ダメージを一気に蓄積させることで左手も容易に撃破出来てしまうだろう。

 また、完全に同時に撃破せずとも1~2ターン以内に右手も処理できれば期待値として十分に高く、右手を1000程度削ってから左手に集中攻撃しても良いだろう。

 

管理人が意図的に厳しい条件で挑んだ時の編成

 長くなったので別ページを作ることにした。具体的には不確定要素(プレイヤーごとの転職ルートやカジノなどの没頭具合の違い)を可能な限り排除して、かつ低めのレベルで戦いを挑んでいる。興味がある人は厳しい条件でラスボスに挑んでみたに目を通してみても良いだろう。

 

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