ドラゴンクエスト6を攻略・分析するサイト

レベル上げ・熟練度稼ぎ

 RPGにおける単純明快で分かりやすいパーティ強化手段。本作の場合はキャラクターのベースレベルの上昇に加えて熟練度稼ぎと言う二つの要素で成り立っている。

 二つの要素は雑魚モンスターを倒しまくるという共通の方法で強化できるので、結局のところは他のゲームと同じく大火力で雑魚敵を蹴散らしまくることになる。

 ドラクエシリーズの場合メタル系と言う分かりやすい標的がいるので、メタル系を狩ってベースレベルを上げつつ熟練度を稼いでいくというのが基本の構想となるだろう。

 なお、シナリオの進行状況はマーメイドのハープ入手以降を想定している。それ以前は有効なメタル狩りスポットも少なく熟練度の限界もあるので、過剰なレベル上げ自体が得策ではない。それでもレベルを上げたい場合は少なくとも2ターン、出来れば1ターンで戦闘が終了する地域で戦闘をひたすら繰り返す方法が効率が良くておすすめである。



 

まず始めに

 他の攻略サイトでよく見かける表記として「ドラクエ6はベースレベルよりも熟練度のほうが大事」と言うものがあるが、これは半分は誤りである。

 本作はキャラクターステータスのインフレが進み、ベースレベルによる最大HPの上昇が大きくなっている上に強敵は防御無視攻撃を繰り出しまくってくるため、少なくとも原始的な耐久力は圧倒的にベースレベルが重要である。

 また、ベースレベルさえ上げておけば必然的に先制率も大きく上昇する。故に熟練度を稼ぐ速度も加速度的に速くなるので、とにかく最初はベースレベルを上昇させて戦闘が高速で終わるように調整して、その後熟練度を稼ぐと効率がよろしいと覚えておこう。

 

準備するもの

 どくばり4本と装備可能者4名(要しっぷう突き習得)があれば準備完了である。どくばりは魔法のカギ入手後のアークボルト、ホルストック南の海底のほこら、スライム格闘場のCランク景品で2個で4個揃う。売ってしまった場合はデビルパピヨンの1/64ドロップ(天馬の塔)か「すてみ」で代用が効く。しっぷう突きは戦士にして54回戦闘を行えば習得できる。ついでで書くなら口笛(遊び人11回戦闘)と時の砂(ちいさなメダル50枚)もあると楽。

 タイミングはマーメイドのハープ入手後である。ドルッカにルーラ着地して、南の大陸の西の最先端にある通称「アモール西のほこら」に到着したら準備完了である。

 やり方としては戦闘開始後、はぐれメタルにどくばり装備者がしっぷう突きを4連打するだけである。はぐれメタルの初期HPは4~6なので、運が悪くても1ターン逃げなければ確実に倒せる。

 

どくばりを売ってしまった場合

 誤ってどくばりを売ってしまった場合だが、以下のようなもので代用することになる。
・デビルパピヨン(1/64)を狩って揃える。盗賊マスターが4人いればそこまで苦労せずに揃う。
・はやぶさの剣(コイン10000枚)、キラーピアス(スライム格闘場Fランク)を持ってメタル斬り
・普通にまじんぎりorまじんの金槌
・武闘家orパラディンマスター+はやぶさの剣orキラーピアスで一撃狙い

 正直言ってどれも安定性に欠け、またしっぷう突きよりもかなり多くの熟練度を要求されてしまう。集める数にもよるが、多分盗賊4人でどくばりを集めた方が簡単だと思われる。

 

注意点

 最初に書いておくが最初の内はベースレベルと熟練度を同時に稼ごうとしてはいけないと言うことである。他の雑魚敵もかなり強いので、全員打たれ強い前衛系の職業にしておいて棺桶送りにならないように(経験値を取り逃さないように)しておこう。

 アモール西のほこら周辺は主人公のベースレベルが38以上あれば確実に逃走できるようになる。そのためレベル38以上になったらメタル系以外は全く倒す必要が無く、メタル系以外の敵からは逃走してひたすらメタル系を狩りまくろう。この状態になると加速度的にレベルが上昇して、ゲームバランスは軽く崩壊する。

 攻略サイトとしては、デュラン戦まではベースレベル35程度、ラスボス戦までは40程度、裏ボス戦でも45程度まで上げてみて、倒せなければ少しずつ上昇させる方法を推奨しておくことにする。

 

さらなる効率化のために

 ドランゴの職業特性は「先制率を高める」と言うものである。ドラゴンが複数人いた場合はもっとも熟練度が高い味方のものが採用されるが、ドラゴンマスター時は先制率がなんと4倍になる。

 先制さえしてしまえば、どくばりしっぷう突きが8連撃で入り確実にはぐれメタルが狩れる。はぐれメタル複数匹を狩るのも簡単だろう。

 ドラゴンの職業はドランゴの初期職業なので、デュラン撃破後に条件が揃うということになる。

 

高レベルになってきたら

 Lv75ドランゴをドラゴンをマスター状態にして、メタルキングの剣を持たせると攻撃力は493である。これに力の種を6個使うと平均的なドーピング値でも攻撃力505に到達する。

 この状態ではぐれメタルに「すてみ」をすると、相手の防御力を貫通して、一撃で倒せるようになる。こうなると更に効率が加速する。

 また、攻撃力が515を超えたあたりでメタルキングも一撃に出来るようになる。ほどなくしてハッサンも条件を満たすので、二人でメタルキングを狩りまくろう。

 

レベルカンストを目指す場合

 天馬の塔の落とし穴があるフロアでは、あんこくまどうとはぐれメタルがセットで登場することがある。

 あんこくまどうの最大MPは80である。上記のはぐれメタルを一撃で倒せるようになっていれば、MPが切れるまではぐれメタルを繰り返し倒せる。

 さらにMP切れ後も3ターンに1回確実に復活の杖を使うので、復活後のHP3のはぐれメタルにどくばり+しっぷう突き(必中1ダメージ)を3人で使えば無尽蔵に経験値を稼げる。

 最速の方法かと思いきや、復活の杖で復活する期待値は6ターンに1回なので、実はメタルキングを一撃で倒すのと大差なかったりする。メタルキング狩りに飽きた時に気分転換で挑むのであれば悪くないだろう。

 

熟練度稼ぎ

 AIの仕様なので仕方がないのだが、AIは味方との連携を一切考慮しないと言う特徴があり、味方と連携すれば良い局面でも愚直に敵数を減らす選択を取ってしまう。

 故にワンボタンで確実に全体攻撃が出来る武器があると、上記のような不確定要素が無くなって安定的に熟練度を稼ぐことが出来るようになる。

 例えば炎のブーメラン(主人公、アモス、テリー、スライム系)やみなごろしの剣(ドランゴ、ハッサン、アモス、テリー、ピエール)があると、ボタン連打で戦闘が終了する。

 他の手段としてはムーンサルトを連打しまくる選択肢もある。いずれにせよ、こちら側のベースレベルが上がればダメージも飛躍的に上昇し、エフェクトも短いので手軽に導入がしやすい。

 

熟練度を稼ぐ場所

 いくつか候補があり、有名なのが魔術師の塔である。しかし耐性が微妙にばらけており、キメイラが攻撃を回避してきたりと面倒な面もある。

 他にはカルベローナ南の海と言う選択肢もある。こちらもルーラですぐアクセスが出来るので、なかなか便利ではある。

 あと一つ候補にあるのがマウントスノー周辺である。ここは素早さの種とかしこさのたね以外のドーピングアイテムを入手できるので、ステータス強化に役立つ。リメイク以降はルーラで「べつのせかいへ」が追加されたおかげで随分とアクセスも良くなっている。

 

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