タクティクスオウガ攻略・分析
石トカゲで黒ランスに挑んでみた
コラム石トカゲでバルバスに挑んでみたでかなりの強さを見せつけてくれたリザードマンだが、黒ランス相手ではどうなのだろうか?
バルバスと互角の強さを持つためかなり良い勝負出来るのは間違いないはずである。なお、リザードマンのスペックはバルバス戦と同じく純正成長であり、アラインメントCでエレメントは水、竜玉石3個とアクアハンマーを装備している。
余談だがお姉様が横やりを入れてきたのが邪魔だったので、不本意ながら退場していただいた。どうせ検証だからどうでも良いのだ(´・ω・`)!
ステータスを比較してみる
バルバス戦と同じく、戦う前に両者のステータスを比較しておくことにする。バルバスは同レベルリザードマンよりレベル換算で2ほど強かったが黒ランスはどうなんだろうか?
クラス名 | HP | MP | ST | VI | IN | ME | AG | DE | LU |
Lv28バルバス (参考) |
358 | 226 | 222 | 194 | 168 | 190 | 207 | 170 | 54 |
Lv28黒ランス | 374 | 261 | 221 | 216 | 236 | 241 | 235 | 246 | 70 |
Lv28石トカゲ | 307 | 0 | 209 | 182 | 103 | 180 | 186 | 151 | 50 |
両ユニット差 | 67 | 261 | 12 | 24 | 133 | 61 | 49 | 95 | 20 |
何だこの怪物と言いたくなるような鬼のようなステータスをしている。こうして並べてみると単細胞なバルバスがおとなしく黒ランスの言う事を聞いていた理由が分かるだろう。最終的には裏切られたが。
「バルバスとリザードマンとの差」=「黒ランスとバルバスの差」と言った感じでステータス差があり、リザードマンとはAGIやDEXを考えると4レベル以上の差があると言える。さらにLUK差が20あるためかなり厳しい戦いが予想された。ちなみに黒ランスWTは363であり、石トカゲWTは404である。およそ10%ほど黒ランスのほうが素早い。
なお、黒ランスは最初の質問次第でエレメントが変化するが、今回の検証では炎になっていた。リザードマンが水Cであり、黒ランスが炎Lであるため最終ダメージの属性RESがお互い10%ずつ増えており、アラインメントとエレメントの関係上、ダメージが最大値(と言ってもRES10%分だが)になる組合せであること併記しておく。
実際に戦ってみた。
と言うわけで殴り合ってみた。不利な立ち回りでも必要攻撃回数が同じならばセーフ理論でトカゲ君を応援した。
石トカゲ → 黒ランス(最大HP374)へのダメージ129(黒ランスの最大HPの約34%ダメージ)
※命中率89%
黒ランス → 石トカゲ(最大HP307)へのダメージ160(石トカゲの最大HPの約52%ダメージ)
※命中率100%
上記のとおりなのだが、かなり興味深い結果となった。ダメージが最大を取る組合せでギリギリ黒ランスを3発で倒せるというかなり際どい検証結果である。黒ランス側もギリギリ石トカゲを2発で倒せる結果になった。
アラインメント3種類、エレメント4種類の合計12とおりの組合せがあるが、いずれも石トカゲ→黒ランスのへの必要攻撃回数よりも、黒ランス→石トカゲへの必要攻撃回数のほうが1回少ないため、結論で言えば黒ランスのほうが強いと言えるだろう。
命中率が100%ではない点、殴り合う回数が増えるほどクリティカルを貰う危険性があることを考えれば、お互いが最小回数で撃破できる短期決戦向けの組合せがプレイヤー側にとって有利である。つまり偶然にも今回の検証の組合せはプレイヤー側にとって最大限有利な組合せだったわけである。
ベンティスカなら行けるんじゃないかと頭をよぎったが、得意武器補正が無いため最大限ダメージが出る組合せでも合計4回攻撃が必要になってしまうため、結局勝つことは出来ない。
検証の感想
ステータス差もそうだったが、LUKの差が非常に大きかった。攻撃時に20差が開き、被ダメージも20差が開いたためこのような形で必要攻撃回数に埋めようがない差が生まれてしまった。
2回までは耐えられるような組合せにしてもクリティカルで台無しにされるケースもある。しかしまぁそれでも石ころを3個持つだけでもバルバスの肉弾戦能力に匹敵するユニットが使えるわけで、石トカゲの有用性は十分に伝えられる結果になっただろう。
また時間があれば他の検証もする予定である(´・ω・`)b
2020/02/09追記
お問い合わせフォームから得意武器の補正が反撃時にも有効であると調査してくれた親切な方がいらっしゃいました。本当にありがとうございます!