タクティクスオウガ攻略・分析

地形効果の影響


 このゲームの地形効果の影響力は尋常ではなく、特に与えるダメージに大して多大な影響を及ぼす。そのため自軍側で良い地形を占領し、敵サイドを悪い地形に誘導するのが勝利の近道となっている。

 しかしこのゲームは非常に計算式が複雑になっているため、その全容をすべて把握している人は非常に少ないと思われる。

 当サイトでは万人が分かりやすく、かつ直感的に理解しやすいような解説をしていくので、これまで良くわからなかった人でも目を通してみると良いだろう。


 

補正への影響

 最終的な細かい計算式に関してはダメージ計算式を参考にしてほしい。このページはあくまで概要の説明なので、要点を絞って解説していく。

 ダメージ計算を行う場合 「基本攻撃力 × 補正 = 基本ダメージ」 という式が基本になる。地形効果は補正の部分に大きく影響している。

 細かい部分は端折るが補正は基本値を50%として地形・得意武器・属性一致などの合計値によって決定される。正直この補正の部分が複雑すぎて計算式がややこしくなっているのだが、ここでは深く掘り下げないことにしておく。

 得意武器の補正が+3、属性一致の補正が+10となっている中、地形効果は良い地形だと攻撃時+40という凄まじい補正が得られる。

 最も小さい地形の攻撃補正は溶岩の+0で、最も大きい地形の攻撃補正は道などの+40である。正直な話を言うと+30以上の地形にいないとアタッカーとしての役割を遂行するのは厳しい。

 攻撃被弾時も当然に影響があるが、概ね+10~20程度に抑えられているので攻撃時ほどの差は出ない。道や雪原は+20と非常に高いが、相手側を悪い地形に誘導したほうが概ね良い結果を得られると言える。

 

 

上記の補足(エレメント)

 補足として、地形には4属性のエレメント補正が設定されている。これも補正に加算されるので、一見するとエレメントも計算に入れて移動先を決定したほうが良いように「見える」。

 しかしマイナス補正でも-3でプラス補正でも+3と数値は非常に小さい。故にエレメントの優位性で移動先を変更しなければならないような事態はほぼ発生しない。

 一応隠し要素(?)として、特定のマップは特定のエレメントに一律で固定値の補正が入っている。例えばマドュラ氷原やバハンナ高原には全ての地形に水エレメント+5されており、ヘドン山やウェオプリ山なら炎エレメントに+5されている、という具合である。

 仮に特定の地形にのみ効果があったのなら良かったのだが「マップ全体」に一律で設定されている影響で、実質こちらも移動先の選定にはほとんど影響しないだろう。

 

 

移動コストの違い

 水中に入れるアマゾネスでも実際に水中に入ってしまうと移動は大きく制限されてしまう。これは移動の際に「移動コスト」と言うものを参照にして移動距離が決定されているからである。

 移動コストを簡単に言うと「踏み入れるのに必要なコスト」と言い換えることができる。例えばソルジャーの場合、雪原は移動コストが「2」なので、4マス先にある雪原には進入できても5マス先にある雪原には進入できない。

 飛行やジャンプで移動する場合、移動コスト2以上の地形はコスト1で飛び越えてくれるのだが、着地場所の移動コストは無視できない。例えばカノープスの場合なら6マス先の地肌には着地できても雪原には着地できない、という具合である。

 ちなみに浮遊とワープはあらゆる移動コストを無視するためこのような事態は起きず、移動に関してだけ言えば最強の移動手段となっている。

 加えてほぼ知られない気がするが、水中の移動タイプは雪原の移動コスト2を無視する効果がある。

 オクトパスの移動タイプはさらに水中での移動コスト2を無視するが、こちらはかなり有名なので多くのプレイヤーが無意識に把握しているだろう。

  • 移動コストが1:下記以外の地形
  • 移動コストが2:砂地、火山灰、雪原、湿地(曇りor小雨)、湿地(曇りor小雨)、溶岩
  • 移動コストが3:湿地(雨or大雨)、湿地(雨or大雨)

 整理すると上のようになるのだが、概ね移動コストが低い地形ほど攻撃補正の数値が良い傾向にあるので、移動先の選定の際に覚えておくと良いだろう。

 

 

地形一覧

地形 攻撃 防御
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

■道
 最強の地形は道である。当たり前だが人間が通過できるように整備された地形なので攻撃も防御も当然行いやすいのだろう。

■地肌
 デフォルトでも存在はするが草や雪原を焼き払った時にも出現する地形。防御の補正は道ほどではないもののプレイヤー側が任意で調整できる地形と考えた場合は非常に優秀と言える。

■雪原
 移動コスト2の上に攻撃補正も低いのでアタッカーを配置するような地形ではないが、防御補正が道と同じ20なのでいたって防御向け。攻撃が届かないユニットや壁として使ってるユニットなら配置も一考に値する。

■溶岩
 最強の防御補正を持つ地形。移動コストやスパークガードが必要な点は気になるが、浮遊ユニットなら気にせずに恩恵を受けられる。ゴーストやフェアリーを使っている場合の避難先に利用すると良いだろう。

 

 

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