聖剣伝説3(SFC)を攻略・分析するサイト
パラディン(デュラン光光クラス)
デュランの光光クラスは聖騎士をイメージさせる『パラディン』で、クラスチェンジの方向性やイメージに非常によくマッチしている。
ナイトの手堅い性能に加えて攻撃力が全体化し、火力増強に便利なセイントセイバーを使用できるなど大幅に攻撃面に手が加えられている。
ステータスなど
最終ステータス | |||||
攻撃 | 防御 | 回避 | 知防 | 精防 | 必殺 |
パラメータ(上が初期値、下が上限値) | |||||
力 | 早さ | 体力 | 知性 | 精神 | 運 |
全特殊能力習得まで | |||||
攻撃力330はデュランの最終クラスの中では最低の数値だが『ロードの332』『ソードマスターの334』と比べてもほぼ誤差の範囲。実質的には横並びと考えて良いだろう。
総じて隙が無い万能なデザインなのだが裏を返せば尖った面が無く、他のキャラクターとの連携を考えないとデュエリストに使い勝手で劣ってしまう点には要注意。
必殺技の性能(閃光剣)
空に掲げた剣からの閃光で敵を攻撃する格好良い技。パワーアップ込みで反撃が痛い雑魚敵をすべて蹴散らせる火力を持つ。
ロード以外の3クラスは『オーラウェイブ』の支援を受けることを前提に火力が議論されることが多いので、パラディンにするのであればワンダラー(ホークアイ光光クラス)やゴッドハンド(ケヴィン光光クラス)を一緒にパーティに組み込んだ方が良いと言える。
必殺技の火力指数
・通常の状態で100%
・セイバー直後110%(殴られると100%に戻る)
・攻撃力上昇後133%
必殺技の火力指数 | |||
技名 | 100% | 110% | 133% |
十文字斬り | |||
三段斬り | |||
閃光剣 |
パワーアップ込みでの閃光剣の最大ダメージは1107である。これは高レベルのプチドラゾンビを除くすべての雑魚敵を一発で殲滅できる火力。
生き残るモンスターは画面停止を伴うようなカウンター行動はしてこないのでほぼ問題にならない。タイミングを見て殴るなり、光のコインを投げつけるだけで通常は十分だろう。
ちなみにセイントセイバー付与直後の攻撃力110%の状態であれば、パワーアップなしでもイビルシャーマンは殲滅できる。ドレイクのウロコを節約したい場合に覚えておいて損はないだろう。
習得特殊能力
・Lv01~20の相手に使うと100%の効果
・Lv21~40の相手に使うと160%の効果
・Lv41~99の相手に使うと190%の効果
MP | 依存 | 属性 | 対象 |
習得方法 | |||
計算式 | |||
詠唱 (秒) |
最大効果(100%) | 最大効果(160%) | 最大効果(190%) |
備考 |
デュランを光クラスに進ませる目的が『回復能力の確保』であることを考えると、ヒールライトが単体のまま終わってしまうこのクラスの評価には意見が分かれるところではある。
しかし闇クラスでは絶対にマネできない要素もこの『ヒールライト』であることも間違いなく、プレイヤーが単体回復にどこまでの価値を見出すかでこのクラスの評価も揺れ動くだろう。
MP | 依存 | 属性 | 対象 |
習得方法 | |||
計算式 | |||
詠唱 (秒) |
最大効果(100%) | 最大効果(160%) | 最大効果(190%) |
備考 |
武器に光属性を付与する。パーパポトのツメはブラックマーケットでも購入することができないので、パラディンの独自性を語る上で欠かせない補助魔法の一つとなっている。パワーアップと一緒に付与するとLv48のグレートデーモンを2発で切り払う。
単純な効率面のみを追求するとデュエリストという壁が立ちはだかるが、あちらには『強いが単調過ぎる』『味気ない』という楽しく遊ぶ上で無視できないデメリットがあるが、パラディンの場合はこれのおかげでセイバーを使った殴り合いも楽しめるようになっている。
本作は効率面だけを追い求めるとどうしても単調な戦闘になってしまう関係上、遊び方の拡張性を広げてくれる特殊能力は貴重で、デュエリストとの差別化に大きく貢献している存在だと言える。
各種コインの火力指数(光のコインだけ精神依存)
・Lv01~20の相手に使うと100%の効果
・Lv21~40の相手に使うと160%の効果
・Lv41~99の相手に使うと190%の効果
コインの種類 | 最大効果(100%) | 最大効果(160%) | 最大効果(190%) |
知性コイン(単) | |||
知性コイン(全) | |||
精神コイン(単) | |||
精神コイン(全) |
威力面だけを考えたらパラディンで投げる意味はあまりないが、パワーアップ閃光剣で生き残った連中を光のコインで消し飛ばすだけならパラディンでも十分なのは間違いなかったりする。
攻略上の役割について
基本はアタッカー(回復役にするならロードのほうが良い)なので、味方からのオーラウェイブ付与後のパワーアップ閃光剣が主な仕事。
上記のとおり火力面ではデュエリストに劣ってしまうが、こちらにはヒールライトやセイントセイバーと言う回復の手間を省く魔法を習得したり、新しい戦闘方法を生み出したりしているので、結果的には十分に差別化はできていると言える。
セイントセイバーのおかげでデュエリストと同じくオーラウェイブへの依存度が低いのも高評価できる点だろう。
他のキャラやクラスとの相性
基本的にはオーラウェイブ前提なところもあるので、必然的にワンダラーかゴッドハンドのどちらかとタッグを組ませたい。一般的にはヒールライトのお互いの詠唱時間補完とセイントセイバー+秘孔の相性が良いゴッドハンドの方がバランスが良いとされている。
リースのパワーアップを用意しようとすると全体回復やステータスダウン技の確保が困難になるという事情があり、パーティに歪みが発生しやすい。多分ドレイクのウロコで代用したほうが自由にパーティを組めるだろう。
一応閃光剣は内部的には『攻撃魔法』と同じような扱いになっているらしく反撃回避術②を参考にすれば反撃回避も行える。
ただし前述のとおりパーティ枠が厳しいのが難点。ステータスダウンを兼ねるニンジャマスターなら上手くかみ合うので、条件に合うなら使ってみよう。