聖剣伝説3（SFC）を攻略・分析するサイト

ナイト（デュラン光クラス）

　デュランの光クラス。デュランの光クラスの最大の特徴は回復魔法である『ヒールライト』を習得できるという点だろう。単体ではあるが倉庫の出し入れの手間を省いたり、戦闘終了後に手軽に回復できるのは何だかんだ便利である。

　さらに光クラスは盾を装備できるという特徴があるが、ステータスの上げ方でも解説したとおり回避率の効果は体感で実感できなかった。そのため事実上ロードの『誓いの盾』以外はフレーバーアイテムと化している。シールドバッシュみたいなアクションが追加されるのであれば話は違ったかもしれない。

　ナイトとは勿論『騎士』のこと。概ねソードマンなどの上位クラスとして設計されることが多く、多くのゲームで攻撃力よりも防御力の方を評価されることが多い。

　攻撃力283の闇クラスのグラディエーターに比べると流石に攻撃力は劣るものの十分の高さがあり、何よりもヒールライトがあるのが嬉しい。

　ただし必殺技が単体なのがかなり苦しい。元々ゲージ貯めが得意なキャラではないが、二連旋風剣で多くの相手を殲滅できる闇クラスと比べると数値以上の差を感じだろう。

　突き→逆袈裟→切り下ろしの三連撃。上記のとおり単体なのが寂しく、パーティ編成次第では火力不足を否応なく実感させてくれる必殺技である。

　多少モーションの長さが気になるが、十文字斬りをメインにした方が火力を安定させやすいだろう。

・通常の状態で100%
・セイバー直後110%（殴られると100%に戻る）
・攻撃力上昇後133%

　パワーアップ状態で三段斬りを使うとかなりの火力は出せるが、基本的に弱点セイバーを使った三段斬りの方が活躍をさせやすい。

・Lv01～20の相手に使うと100%の効果
・Lv21～40の相手に使うと160%の効果
・Lv41～99の相手に使うと190%の効果

　シャルロットが得意とする回復魔法だが、デュランも光クラスなら習得できる。最初から習得条件を満たしており、レベルを1上げるだけで習得できるのが嬉しい。

　ただしクラス2ではシャルロットと違って全体化ができず、回復量も物足りないのでメインの回復にはなり得ない。ポトの油を節約したり、戦闘終了後の手軽な回復手段として上手に使っていきたい。

・Lv01～20の相手に使うと100%の効果
・Lv21～40の相手に使うと160%の効果
・Lv41～99の相手に使うと190%の効果

　ヒールライトのために精神を育成したとしても、初期値が低いせいで大した火力は期待できない。基本的には他のキャラにコインを投げさせるべきだろう。

　どうしてもヒールライトに目が行ってしまうが、精神を最優先で成長させたとしても回復量の差は160程度とそこまでは大きくならない。まぁ軽微でもないが。

　そうなると基本的は『ちから』と『たいりょく』を上昇させていき、どちらも上げられない場合に『精神』を上げる育成方針で行くと安定である。

　なお、パーティ内にケヴィンやホークアイがいる場合はこの限りではなく、アタッカーを彼らに任せてしまい、デュランは精神と体力を育成してサポートに回る選択肢も十分にある。

　モンク（ケヴィン光クラス）とはお互いがヒールライトの隙を消していけるので相性自体は良い。ケヴィンをCPU操作させて、デュランは背後から隙消しに攻撃をねじ込む展開すると安定しやすい。

　あとはワルキューレ（リース光クラス）とも悪くない。開幕パワーアップ＋ヒールライトとやればかなり手堅くマップ攻略をしていけるだろう。