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敵本拠地編

 ここでは敵の本拠地の到達までのルート及び、そこに到達するまでの共通ルートについて解説していくことにする。

 ストーリー上の進行だけで言えば古の都ペダン到着~敵本拠地に進入しかないので表記敵には短く見えるのだが『???の種集め』『クラスチェンジ』『武器防具の種集め』などやることが意外と多いので侮れない。

 ゲームの仕様上、以降は『共通ルート』と主人公に『選んだキャラの固有ルート』に分かれることになる。当然主人公によってに行先が異なるので見間違えないようにしてほしい。


共通ルート:古の都ペダン

 7匹目の神獣を倒すと『闇の神獣がどこにいるかわからない』『とりあえず装備を新調しよう』ということで古のペダンが目的地に決まる。ペダンの存在は猫商人のジョセフィーヌが教えてくれるのだが、一切買い物をしていないとフェアリーがエスパーを発揮して教えてくれる。

 中に入ってから宿屋に泊まると時空の歪みが発生して、かつて滅んだはずの栄えていたころのペダンが現世に姿を現す。この付近はマナの影響を受けやすい地域であるらしく『神獣を7匹倒したことでマナのバランスが変化して時空も変化した』という、納得いきそうでやっぱり納得がいかない説明がここでもされる。

 とりあえず装備品を新調して住人に情報収集を行おう。そうすると闇のマナストーンの場所の手がかりがわかり今後の目的地が決定される。各ルートの行き先は以下のとおりである。

  • ガラスの砂漠(デュランorアンジェラ)
  • 幻惑のジャングル(ケヴィンorシャルロット)
  • 暗黒の洞窟(ホークアイorリース)

 

共通ルート:???の種集め

 はっきり言ってしまうと別にクラス3にならなくてもゲームクリア自体は問題なくできるのだが、それはそれであまりにも面白みが無いので、実際はこのタイミングでクラスチェンジしている人がほとんどだろう。

 クラス3になるには『???の種』を宿屋の植木鉢に植えて『クラスチェンジアイテム』を入手してマナの聖域の通信の女神像でクラスチェンジを行う必要がある。

 そうなると必然的に???の種さえ何とか融通が付けば問題ないことになるが、これはある程度狙って稼がないと数を集めることが難しい。

 一番簡単なのはペダンの一個下のエリアで夜に出現するボルダーを狩る狩り方だろう。お供のガーディアンは知性13以上の単発氷のコイン2枚で確定で倒せるので、ここで繰り返し戦うのが最も簡単だと思われる。

 

共通ルート:種の中身厳選

 ???の種(というか種全部)はリセットして植えなおしても2回以上中身が変わることは無い。これはゲームロードの数値(キャラの現在経験値が有力)を参考にして中身が決まっているからである。早い話この数値を動かしてから再度ロードすれば種の中身は変更できる。

 一番簡単なのは『敵を1匹で良いので倒す』→『セーブしてリセットする』とすることでロードの数値を変えられる。種の数がある程度集まったら狙った種が出るまで厳選を行うと効率が良いだろう。

 

共通ルート:レベル上げ

 クラス3になるためにはLv38以上にレベルを上げる必要がある。神獣を7匹倒した時点で神獣マップからは敵がいなくなってしまい、必然的にこれまで活躍してきたマーマポトに暗黒のコインを投げつける稼ぎは行うことが不可能になる。

 代わりに以下のマップでコイン狩りを行うことが可能になるのでこちらで狩りを行おう。

  • 幻惑のジャングルに出現するガーディアン3匹(知性16以上で氷のコイン2枚)
  • 暗黒の洞窟に出現するプチティアマット(知性16以上で大地のコイン2枚)

 デュランorアンジェラ編であるガラスの砂漠だけコイン狩りのスポットが無いというのは大きなネックである。特にアンジェラの場合は習得魔法の質で使い勝手が変わるので、パーティ編成次第では育成の手間が大きくなるので注意。

 一応『知性17』あればペダン左上のエリアで『ガーディアン2匹+ボルダー1匹』のボルダー以外は倒せるので、アクションが苦手な人は???の種を集めつつここでレベルを上げよう。

 

ガラスの砂漠(デュランorアンジェラ)

 3ルートの中で一番旨みが無いダンジョン。敵もナイトブレードを筆頭に手ごわい連中が多く、特にガーディアンのラストハリケーンからの分身斬は全滅の恐れがあり危険極まりない。

 マップのギミックはほぼ無いものの、ダッシュでなければ通り抜けできない(=敵を全滅させないと通過できない)エリアがあり、上記のような敵の強さと相まって面倒さが増している。

 進行方向上に闇のマナストーンが配置されているので、迷うことなく闇の神獣との戦闘になるので特に迷子になる心配はないだろう。

 

幻惑のジャングル(ケヴィンorシャルロット)

 3ルートの中で一番簡単なダンジョン、というかルート。一応幻惑のジャングルは『地上』扱いとなっているらしく、上記のガラスの砂漠と同じでフラミーを呼んで脱出できる。ただし誤操作で風の太鼓を使ってしまうと上空に強制送還されるのでそこは注意。

 途中に無限回廊?になるエリアがあるが、正解ルートを通るたびに『ピロリン』という正解ベルが鳴るので迷うことは無い。

 闇のマナストーンはやや外れた位置にあり、ルートさえ知っていれば先に金の女神像に到着可能という意味でも、恐らく最も簡単なダンジョンと言えるだろう。

 

暗黒の洞窟(ホークアイorリース)

 3つのルートの中で唯一『洞窟』扱いになっており、入口まで戻らないとフラミーで脱出できない。まぁ帰り道にはショートカットルートがあるのでまず困らないが、心配なら回復アイテムは多めに買っておこう。

 ガラスの砂漠と同じく攻略上かならず通過する位置に闇のマナストーンが配置されているのでこの点に関しては迷う心配が無い。

 しかしダンジョンの奥の方にある『邪心の像』を調べてマップ全体を明るくしないと邪眼の伯爵と戦えないギミックがあり、3つのルートの中では最も複雑な手順を踏む必要がある。

 

ボス戦:ゼーブルファー

 どのルートでも闇のマナストーンを見つけたらノンストップで戦闘に突入する。一応『闇のマナストーンの捜索』という名目でその場にいたはずなのに『何故こんなところに闇のマナストーンがΣ( °ω° )』などと驚く姿は珍妙で、現在でもネタにされることがある。

 恐らく当初は意表を突かれるような形で闇のマナストーンを発見するシナリオで構成されていたのだろうが、急遽変更になってしまいセリフの修正まで間に合わなかったのだろう。

 相変わらずカウンター行動をしてくるので味方の必殺技は『Lv1』か『必殺技を使わない』に設定しておこう。特にクラスチェンジ直後は必殺技の設定がリセットされているので盲点になりやすい。

 魔法依存の攻撃が多いのでサハギンのウロコやマインドアップを使って守備固めを行い、ドレイクのウロコで殴りつける戦法を取れば苦戦するような相手ではないだろう。

 

ボス戦:黒曜の騎士(デュランorアンジェラ)

 書く必要もない気がするが、黒曜の騎士の中身はデュランの父親である『黄金の騎士ロキ』である。竜帝の魔力によって復活させられ操られているため残念ながらどうやっても彼が助かることは無い。

 攻略的な観点から言うと『ちょっと強くなったルガー』のようなもので、カウンターを誘発する行動を取らず、相手の攻撃力を下げてしまえば負ける心配は皆無で、多分3ルートの中で一番弱いと言える。

 ちなみにアンジェラが主人公の場合でかつデュランがいない場合、『ここから先には行かせない!』のような感じで問答無用で戦闘になり撃破後はアーマーナイト系と同じで『ボンッ!』というエフェクト共に消えてしまうという、異様にあっさり過ぎる展開になる。

 流石に問題視されたのか、リメイク版では『アンジェラが英雄王の娘である』ことを黒曜の騎士が察するようなセリフが追加され、何らかのバックグラウンドがあることだけはわかるような演出に変更されている。

 

ボス戦:死を喰らう男(ケヴィンorシャルロット)

 ゼーブルファーを倒した後に入手できる『幻想の鏡』を使うことで姿を現す。そのまま戦闘に参加してしまうので戦闘に使えるアイテムは実質9個となってしまいちょっと厄介。

 実体と分身2匹の合計3匹で襲い掛かってくるのだが、当然ながら本体以外に攻撃をしてもダメージは与えられない。そういう意味で言うと戦闘が無駄に長引きやすい。

 光属性のほかに水属性も弱点なので、ポセイドンのツメとドレイクのウロコを併用して殴り倒す戦法を取れば多少時間がかかるものの問題なく倒せるだろう。

 

ボス戦:邪眼の伯爵(ホークアイorリース)

 暗黒の洞窟の『邪心の像』をし食べてエリアを明るくした後に戦闘になる。3ルートの幹部クラスのボスの中で唯一雑魚敵を引き連れている。

 『カーミラクイーン』はともかく朱雀飛天の舞を使う『ブラッディウルフ』は危険なので、最優先で対処したい。ボディチェンジやパワーダウンなどがあるのなら真っ先に倒し、邪眼の伯爵1匹の状態にしてしまおう。

 アンデッドのフレーバーを出すためか火属性(と土属性)が弱点である。ケルベロスのツメなどを使って殴り続ければ苦戦するようなことは起きないだろう。

 時にはブラックマーケットでエリオットを買い戻し、時にはヤンデレと化した美獣に絶命させられたりするという実に苦労人な敵幹部である。

 →最終決戦編に進む

 

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