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転職システムの概要

 あまり需要が無いかもしれないが、ドラクエ3の転職システムとは大きく異なるので初見プレイの人のために一応解説しておくことになる。

 なお、転職システムはムドー3回目撃破後にならないと利用することが出来ない。まだそこまでストーリーが進んでいない人はそこまでストーリーを進めてから確認しても良いだろう。



 

ドラクエ3との違い

 ドラクエ3の場合、転職をした段階でベースレベルは1に戻されてしまい、文字通り「鍛え直し」をすることを余儀なくされていたため、転職には大きな決断が必要だった。

 また、呪文もベースのレベルアップに伴って覚えていくため、魔法使いや僧侶などを「全呪文を覚えきる前」に転職させてしまうデメリットは非常に大きいものだった。

 ドラクエ6の場合はベースレベル以外の「熟練度」なるもので戦闘回数が蓄積されて特技や呪文を覚えていくように仕様が変更されており、また装備品も職業ではなくキャラごとに個別に設定されるようになったので、転職と「ベースレベル・装備品」は無関係な扱いとなった。

 また途中まで育成を行った職業に再度転職した場合は最初からではなく、以前に稼いでいた分から熟練度を稼ぐことが出来るため、ドラクエ3のように決断力は不要になり、いつでも気軽に転職が出来るようになっている。

 しかし職業ごとにステータス補正がかかるようになっており、特に下級職はマイナス補正が厳しい職業が多いので、その点には注意が必要になっている。なおステータス成長に職業は無関係なので安心してよい。

 

上記の違いから生まれる攻略方法の違い

 上記のように転職自体は気軽に行えるようになったため、以下のような活用方法が出来るようになっている。

・最初に全員を魔法使いにして1回だけ戦闘を行い簡単にメラミを習得する通称「即メラミ」
・上記を僧侶に置き換えた「即ホイミ」※これはAI時に無駄行動を誘発しやすいデメリットもあるので注意
・ボスの時だけ補正が良い職業に転職する「偽装転職」

 特に3番目の偽装転職は重要なテクニックである。ボス戦は最大HPが重要になるので、魔法使い系の職業に就いている味方でも、ボス戦だけは職業無しにしてしまうか、武闘家あたりに一時的に転職させた方が勝率は随分上がると言える。

 

熟練度の成長限界レベルについて

 本作では熟練度の成長限界レベルと言うものが設定されている。恐らくは上記のような仕様からリスクなしでやりたい放題熟練度を稼ぐのを防止するために設定されたのだろう。

 一言で言えば「格下過ぎる相手と戦っても熟練度を稼げない」と表現することが出来る。DS版は習得経験値が上昇したのに制限レベルが据え置きだったので、この成長限界レベルに引っかかりやすくなったので注意したい。

 具体的な制限レベルについては熟練度成長限界を参考にしてほしい。なお、フォーン城以降に訪れる場所は成長限界がLv99(要するに無制限)に設定されているので、過剰な心配は不要である。

 

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