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あなほりのススメ
商人で習得できる特技である『あなほり』は貴重品や種などのドーピングアイテムを回収出来る事で知られている。
色々なWEBページでも穴掘りの結果を伺い知ることが出来るが、何事も自身の手で試してみなければわからない部分があると思われるので、実際に管理人が調査を行い、おススメの穴掘りスポットを整理してみた。
調査は全て15分単位で行った。統計学的には全く足りない試行回数ではあるが、体感的に流れる時間の遅さに耐えきれず、結果として15分で断念せざる得なかったことをここに明記しておくことにする。
基本的な仕様
あなほりの基本的な仕様は以下のようなとおりである。
- 同じ場所では5回までしか掘れない(画面切り替えで復活)
- 1/2で失敗、1/2で成功
- 成功後は1/2でゴールド抽選、1/2でアイテム抽選を行う(要するに実質1/4でゴールド抽選、実質1/4でアイテム抽選)
- ゴールド抽選は1/128で所持金の半分、127/128で1~2ゴールド発見らしい(所持金の半分は実質1/512)
- アイテム抽選はその地域で落とすアイテムをドロップ率準拠ですべて実行する
- ドロップが1個でも見つかればその段階で穴掘り終了
- ドロップが見つからなくても穴掘り終了(要するに抽選まで成功しても結果として何も得られないこともある)
仕様上6が結構厄介で、アイテム抽選の優先順位の中にドロップ率が高い『すごろくけん(1/16)』などが含まれていると、すごろくけんを引き当ててしまい、結果として穴掘りの抽選が終わってしまう。
そのため、必要なアイテムを狙う時は『他のアイテムの引き当てに邪魔されないか』という要素が意外と重要になってくるので覚えておきたい。
なお、体感的な感覚では所持金の半分を引く確率は1/64くらいな気がしたが、所詮は運なので、たまたま運が良かっただけかもしれない。
グリンラッド周辺で試してみた
有名な『ふしぎなぼうし』収集スポットである。確率的にはルビスの塔のほうが良いはずだが、こちらは船入手後であればいつでも挑戦できる。拾えるアイテムは以下のとおりである。
- ビッグホーン(せいすい1/64)
- スノードラゴン(いのちのきのみ1/128)
- ひょうがまじん(ふしぎなぼうし1/128)
ここは『ふしぎなぼうし』を集めるスポットなので、3個集まるまで頑張って掘ってみた。結果2分、9分、20分でそれぞれ掘り当てることに成功した。
おそらくドロップアイテムが少ないが故に他のアイテムに邪魔される確率が少なかったのが良い方に働いたと思われる。まぁ運が良かったのか、あるいは抽選の優先順位が高いのかもしれない。
ツイッターなどで検索してみても大体30分くらいで3個集まっているケースが多いようである。早期に訪れることが出来て、かつそこそこの成果もあるので、正に『入門向けのあなほりスポット』だと言えるだろう。
アープの塔周辺で試してみた
こちらは『しあわせのくつ』を収集するスポットである。ルビスの塔でも問題ないが、船入手後に挑戦できるという点では上記のふしぎな帽子と共通点は多い。基本的には以下のアイテムを狙うことになる。
- きめんどうし(すごろくけん1/16)
- ビッグホーン(せいすい1/16)
- アカイライ(ドロップなし)
- どくどくゾンビ(どくけしそう1/64)
- シャーマン(ラックのたね1/32)
- はぐれメタル(しあわせのくつ1/64)
ふしぎなぼうしと同じく3個の拾得を目指してみたが、10分で1個拾えたのを最後に30分間粘ってみたが2個目以降は手に入らなかった。
確率的にはふしぎな帽子より高いはずなのだが、それでも入手できなかった事を考えると『抽選の優先順位が低い』のではないかと思われる。
ここだけ30分の計測になってしまったが、すごろくけん、どくけしそう、せいすいなどのハズレアイテムも多かったが、ラックのたね2個も手に入ったので、気長に掘るなら良いのかもしれない。
ガルナの塔2階~3階を往復で試してみた
メタル狩りで有名な塔。地形が『昇り』と『下り』が入り組んでおりフローミで確認しながら進まないと見当違いな場所を掘ってしまうので注意したい。
- おおくちばし(かしこさのたね1/64)
- スカイドラゴン(いのちのきのみ1/64)
- ホイミスライム(ちからのたね1/128)
- しびれあげは(まんげつ1/32)
結果だけ書くと、かしこさのたね4個、いのちのきのみ4個、ちからのたね1個、まんげつそう多数(メモし忘れ)だった。
ここは何度か試行を重ねた場所だが、他の地域の1/64の場所よりもアイテム拾得率が高いと感じられた。これは予測でしかないが『試行回数が複数回ある』可能性が高い。要するに以下のような感じになっていると思われる。
- おおくちばし(かしこさのたね1/64)
- おおくちばし(かしこさのたね1/64)
- スカイドラゴン(いのちのきのみ1/64)
- スカイドラゴン(いのちのきのみ1/64)
- ホイミスライム(ちからのたね1/128)
- しびれあげは(まんげつそう1/32)
上記のように2回抽選があれば、アイテムの拾得確率が高いのも頷ける。賢さのたねが大量に狙えるので、しんりゅう戦に勇者のMPを補強するので便利な穴掘りスポットである。
ピラミッド1階~2階往復で試してみた
スタミナのたねを集めるスポット。わらいぶくろが1/64と言う確率で落とすので意外と有名かもしれない。狙えるドロップは以下のとおりである。
- ミイラおとこ(すごろくけん1/16)
- わらいぶくろ(スタミナのたね1/64)
- かえんムカデ(かしこさのたね1/128)
- だいおうガマ(とげのムチ1/64)
結果はスタミナのたね2個、かしこさのたね1個、すごろくけん多数(メモ忘れ)という結果に終わってしまった。
体感的な感覚としては『すごろくけんの拾得率が高過ぎて、スタミナのたねの抽選が行われなかった』という感じになった。
試行回数が少ないので何とも言えないが、アープの塔よりも『すごろくけん』が多く集まった気がしたので、ひょっとしたらすごろくけんの抽選が2回行われているのかもしれない。
ちなみに盗賊4人(Lv81、79、59、50)で試して頻繁にすごろくけんを盗んでしまいスタミナのたねの収集が捗らなかったこともここに明記しておくことにする。
ジパング周辺で試してみた
ここは『ごうけつぐま』と『だいおうガマ』しか出ないスポットとして有名である。邪魔になる抽選もないはずなので、大量に『ちからのたね』が手に入ることが予想された。一応整理しておくとドロップは以下のとおりである。
- ごうけつぐま(ちからのたね1/64)
- だいおうガマ(とげのムチ1/64)
結果はちからのたね3個、とげのムチ2個という、何とも言い難い微妙な結果に終わってしまった。
(´・ω・`)どうして…。
これまでの流れから察すると、ここには『抽選回数が1回しかない』と考えるとまぁ納得がいく。
ちなみにジパングの洞窟内の往復も試してみたが『大量のすごろくけんに邪魔されてちからのたね1個』という結果に終わった。
(˘・ω・˘)ぐぬぬ
開き直って四国の部分で盗賊4人(Lv81、79、59、50)で試してみたところ、ちからのたね13個、とげのムチ8個となった。ここまで頻繁に出現する場所であれば盗賊4人衆の方が早いという、一つの結論を見出せたかもしれない。
ゾーマの城1階~地下1階往復で試してみた
スタミナのたねが集められなかったが悔しかったので、ドラゴン(スタミナのたね1/64)がいるゾーマの城でも試してみた。結果としては以下のとおりであった。
- ドラゴン(スタミナのたね1/64)
- トロルキング(らいじんのけん1/256)
- はぐれメタル(しあわせのくつ1/64)
- マントゴーア(なげきのたて1/128)
- バルログ(ふしぎなぼうし1/128)
- アークマージ(さざなみのつえ1/128)
結果はなげきのたね4個、さざなみのつえ3個、らいじんのけん1個、スタミナのたね0個という悲しい結果に終わった。
(˘・ω・˘)ぬわあああ…。
最終的には運次第であることを再認識させられる結果になってしまった。多分だが、ここは抽選が1回しかない上に優先順位も低いのだろう。管理人の運が悪かったわけではないと信じたい。
まぁ15分しか計測していないので、上記以外の内容もだいぶブレている恐れがあるので、参考程度にとどめておいたほうが良いと思われる。
まとめ
わずか15分の計測なのでどこまで正確かは不明だが、それなりに得るものがあった検証となった。
しかし実際に15分穴を掘りつづけるのは結構大変だった。はっきり言うと5分でも結構長いと感じるレベルだった。
20分を超えたあたりから『6回目以降を無意味に掘り始める』ミスや『誰もいない場所に話しかける』『何もドロップが無い町マップを掘り返す』など、奇行が目立ち始めるのでチャレンジの際は注意が必要である。
工夫の余地が多数あるだいまじん狩りのススメと違い準備は楽だったが、工夫の余地がないが故のつらさがあったとも言える。
正確に素早くあなほりコマンドを入力する以外に効率を上げる手段は無く、結果として忙しく指を動かして画面も凝視する必要があり、プレイヤーの負担は少なくないだろう。
恐らく好きな人は好きだが、苦手な人はとことん合わないと思うので、興味が湧いたのであればチャレンジしてみても良いだろう。
ちなみにすばやさのたねはムオル周辺でデットペッカーが1/16と言う驚異の確率で落とすので簡単に集まる。ラックのたねもテドン周辺でシャーマン(1/32)から狙えば割と集まりやすい。
まぁ色々書いたが、すくなくとも不思議な帽子3個までであれば、負担も少ないので苦手な人でもチャレンジしてみても良いだろう。