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だいまじん狩りのススメ

 当初は経験値稼ぎ・レベル上げの中に記載する予定であったが、情報量が非常に多くなってしまってしまうのでページを分けることにした。

 数あるレベル上げの中でも条件さえ整ってしまえば、プレイヤーの操作や判断の負担が少ない方法で、Youtubeなどを見ながらダラダラ狩りたい人には特におすすめの方法である。

 あらゆる不確定要素を排除してモンスターを処理し続ける、と言う意味ではマインクラフトのトラップタワーに考え方が似ていると言えるかもしれない。

 

基本方針

 基本的な狩り方はラダトームの東部山岳地帯に出現する『マドハンド』に『だいまじん(経験値2500)』を呼ばせ続け、バイキルト、スクルト、ピオリムを使って強化状態にした味方でだいまじんを倒し続ける、というものである。

 だいまじん狩りを触れているWEBページも無くはないが、当サイトではそれらについてさらに掘り下げて解説していくことにする。

 条件は非常に綿密な計算式によって成り立っているが、無理に理解をする必要はない。しかしページの下部で解説しておくので、興味がある人は目を通してみると面白いだろう。

 

必要なもの

 だいまじん狩りに必要なものをここで整理しておくことにする。最低限これだけ無いとはぐれメタル狩りに効率が劣ってしまうので、ちからのたねなどを集中投与してでも準備してしまうと良い。

  1. モシャス対象先として攻撃力350以上のキャラ(ごうけつ勇者が簡単)
  2. 補助係としてバシルーラ、バイキルト、ピオリム、スクルト、ラリホーを覚えたキャラ1名以上
  3. 処理係としてモシャスを習得済ではやぶさの剣を装備したキャラ1名以上

 詳細な計算式は下記に記載するが、攻撃力350のキャラを対象に『モシャス変身』をしたキャラにバイキルトを掛けてはやぶさの剣を装備させると、だいまじんを確殺できるので、これを利用して処理を進める。

 攻撃力350は破壊の鉄球(+135)+ごうけつの腕輪(+15)を使うなら『ちから200』で条件を満たす。破壊の鉄球ではなくおくじゃのけん(120)で行うなら『ちから215』が必要となる。

 ごうけつ一本で育てた場合、ゆうしゃはLv38でちから200、Lv41で215に到達する。武闘家の場合はごうけつ一本育成でLv29で200に到達する。ちからのたねを使えばもっと早く条件を満たせる上、ちからのたねは割と簡単に収集できるので、たねは惜しまず使ってしまおう。

 補助係は最低一人居れば良いが、二人以上いた方が時間が短くて済む。いずれも補助呪文を習得していさえすれば良いので、別に賢者である必要はない点は覚えておこう。要するに賢者Lv21まで育ててしまえば、あとはどのような職業についていても補助係として動ける。

 処理係もはやぶさの剣さえ装備出来れば何でもよいが、実質的には賢者か盗賊で行うことになる。

 上記のことを整理すると、勇者(攻撃力350)、賢者Lv21以上経験キャラ×2、モシャス習得済の賢者or盗賊と言うことになる。そのため勇賢賢賢とした方があれこれ考えないで済む。

 賢者(か賢者Lv21以上経験済+モシャス習得済の盗賊)であれば、補助係と処理係を兼任できるので、その場合は1ターンにだいまじんを2匹狩り続けることが可能になり効率が飛躍的に上昇する。

 

あるとよいもの

 必須ではないが、あれば快適にだいまじん狩りができるものを整理しておくことにする。

  1. ねむりのつえ(MP節約用)
  2. メガンテ(戦闘強制終了+自主退場用)
  3. もろばのつるぎ(自主退場用)
  4. ふっかつのつえ(経験値受け取りの調整用)
  5. けんじゃの石、けんじゃの杖など回復リソース

 だいまじん狩りは仲間を間引くことで経験値を特定のキャラに集中させることが出来るが、そのためには戦闘終了間際に蘇生や自主退場を行う必要がある。

 また、だいまじん狩り中は他のキャラは戦闘不能状態にしておいた方が操作が楽なこともあるので、『快適な狩り』には『快適な自主退場』が欠かせない。

 SFC版まではパーティアタックで自身にザキを撃てば確定で戦闘不能に出来るのでこれを利用すると簡単だが、スマホ版以降は上記を使って自主退場するか、だいまじんに殴って倒してもらう必要があるので注意。

 ポルトガのバリアでHP50程度までHPを削ってから戦闘を開始すると、スマホ版でも間引くのが簡単になるのでおススメしておく。

 メガンテは自主退場しつつ戦闘終了できる便利な呪文で、育ち切っていないキャラに経験値を集中させる時に役立つので覚えておきたい。

 

敵の並び順について(その1)

 さて、上記の条件を満たして実際に狩りを使用すると、最終的に敵の並び順が以下のようになって困るはずである。

→マドハンド
 だいまじん

 この並び順だと決定ボタンが連打できず、またミスした場合はマドハンドを全滅させてしまうため、このままでは操作の負担が多くて実用に耐えないと言える。

 

敵の並び順について(その2)

 敵の並び順には解決策があり、具体的に言ってしまうと『戦闘開始時にマドハンドよりも左側に居る敵をバシルーラかニフラムで消し去ってしまう』ことで解決できる。例えば以下のような形で敵が出現したとする。

うごくせきぞう
 マドハンド

 この時にうごくせきぞうを撃破ではなくバシルーラ(命中率100%)で吹き飛ばすと、呼び出された『だいまじん』が『うごくせきぞうが居た位置』に滑り込んできて、以下のような並び順で固定される。

だいまじん(←ここに滑り込んでくる)
 マドハンド

 こうするとボタン連打だけで敵の処理が進むようになって操作や判断をする負担が減る。結果としてYoutubeなどを見ながらでもダラダラ狩り続けることが現実的に可能になって、経験値を簡単に稼げるだろう。

 ラダトームから東の岩山地帯は
『マドハンド』
『うごくせきぞう(バジル―ラ100%)』
『サラマンダー(バシルーラ70%)』
しかほぼ出現しない狙い目のスポットとなっており、必要な条件を全て満たしている。

 一応アークマージが出現するものの、単独1体でしか出現しないため、脅威にはなり得ないだろう。

 

まとめ

 というわけで長々とだいまじん狩りについて解説したが、概要で言えば以上のとおりである。一見準備が大変そうだが、実際はそこまで時間はかからない。

 ゾーマ撃破後であれば新規登録→賢者Lv21などは容易く作成できるし、モシャス(魔法使いLv37)もストーリーで使っていた魔法使いをすぐ賢者にすれば良いだろう。パルプンテの習得を待たずとも、だいまじん狩りが始まってしまえば賢者で結局習得できる。

 メルキド西ギガデイン狩りが出来る環境であれば、全キャラ新規で登録してもそこまで時間がかからないで十分作成できる。

 とりあえず最低限の編成でも良いのでだいまじん狩りを開始して、補助係や処理係を順次増やしていけばよいだろう。

 

攻撃力350以上の必要性について(おまけ)

 何故攻撃力350以上(とモシャス)が必要かについて解説を一応しておくことにする。とりあえず先にだいまじんのステータスを確認しておこう。だいまじんのステータスは以下のとおりである。

 最大HP350、守備力90、回避率0(絶対に攻撃が命中する)

 上記の数値はだいまじん狩りをするのに実に絶妙な数値である。こちらの攻撃は最終ダメージが77%~120%の間でブレる上、敵の出現時のHPも75%~100%の間でブレが発生している。

 マドハンドの巻き添えを回避するため破壊の鉄球が使えないことを考えると、プレイヤーの最大攻撃力は390となるが、この場合の最終ダメージ期待値はバイキルト込みで344なので、しとめ損ないが頻発する。

 ならば二人で攻撃すればよいじゃないかと思ってしまうが、攻撃力390の時の最大ダメージが412なので一撃で倒せてしまうことも多く、その場合二人目の攻撃がマドハンドに飛んで行ってしまい戦闘が意図せず終了してしまう。

 そのため二人で倒す場合は処理係Aと処理係Bのどちらが先に行動をしても問題なく、かつ絶対に一撃では倒せず、かつ絶対に二撃で倒せる必要があるのだが、乱数のブレ幅が大きすぎてこの条件はどうやっても満たすことが出来ない。

 攻撃力350以上に変身したはやぶさの剣を装備したキャラが攻撃した場合、二連撃で絶対に処理が出来て、かつ一撃目で倒せてもその段階で行動を終了してくれるのでマドハンドが巻き添えにならないという安全装置が機能するおかげで、通常では満たせない条件でもなんとか満たせるわけである。

 一応攻撃力275以上はやぶさの剣+雷神の剣(最低ダメージ88)をセットで使えば、仮にはやぶさの剣で倒せてしまっても雷神の剣が空振りするのでこれでも一応条件を満たせているが、もはや快適な経験値稼ぎとは言えないので度外視しても良いだろう。

 

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