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ゾーマ（通常状態）

　ひかりのたまを使った後のゾーマ。ひかりのたまを忘れたまま戦闘開始するとゾーマ（闇状態）と戦う羽目になってしまい、対策してないとまず勝てないので注意。

　バラモスのような小技は一切使ってくることなく、むしろ凍てつく波動でかき消してくる正統派のボスなのだが、なまじランダム要素が無くなってしまったせいで事故負けの危険性が薄れてしまっている。

　またゾーマの攻撃力に比べて賢者の石や賢者の杖の回復力が高すぎるという状況になってしまいやすく、装備品や道具の選定さえしっかりしておけばラスボスとは思えないほどあっさりと勝つことが出来る。

　自動回復なしで完全2回行動。ローテーションではないが、以下の行動スロットに準拠した攻撃をひたすら繰り返してくる。

　同一のターンに同じ行動スロットを選択しないため、マヒャド二連撃と言うのは発生しなくなっている。こちらが補助呪文を使っていなくても凍てつく波動をつかうため想像以上に無駄行動が多い。

　打撃は馬鹿に出来ない威力なので、後衛陣が二連打を喰らうとかなり危険で、最大HPによってはこまめにスクルトを使っておくと安定しやすい。

　凍てつく波動が頻繁に飛んでくる影響で補助呪文頼りの戦法が通用しにくくなっており、ここに来て戦士の需要が一気に上昇する。

　極端な話、全員タフガイ戦士3人＋勇者のパーティ編成として、ひたすら賢者の石、賢者の杖、防御を繰り返しているだけでも、やいばの鎧の反動ダメージだけで撃破出来てしまう。

　そこまで極端な編成はせずとも、無限回復リソースを使った長期戦にしてしまえば負ける余地は無く、Lv30程度あれば十分に勝利を狙える。

　打撃と吹雪が中心なので防具に関してはこれらに強いもので問題ない。光の鎧、水の羽衣、ドラゴンシールドをメインとして、装備できない職業はみかわしの服や魔法の盾で代用しよう。

　戦士に関しては最大HPを活かしたやいばの鎧戦法が強力で、ひたすら回復を繰り返しているだけでもかなりの打点を稼げたりする。

　賢者の石を所持させる以外の全員に賢者の杖を持たせると回復は安定してしまい、必要に応じて防御を織り交ぜればほぼ崩されなくなってしまう。

　後は殴って倒す用として、王者の剣辺りがあれば問題ない。なお、バイキルトを使わない場合は魔神の斧のダメージ期待値が高く、低レベルの場合は稲妻の剣や雷神の剣の道具使用効果の方がダメージ期待値は高い。

　安全に行くなら戦士や勇者によるダメージ反撃戦法で、条件さえ揃ってしまえばほぼ完封に近い形で勝利が確定する。

　とは言ってもそこまで慎重になるような相手でもないため、隙を見てルカニとバイキルトを入れつつ殴ってダメージを蓄積させるのが一般的だろう。

　ゾーマが弱いというよりも、味方パーティの強化が凄まじいのが原因でかなり簡単に倒せてしまう。現代の基準で考えると、2～3回行動位しないと緊張感に欠けるんじゃないだろうか。