ドラゴンクエスト3を攻略・分析するサイト

　性格が『らんぼうもの』になる装飾品。ちからの補正が良いが、何故か体力にマイナス補正がかかるので、むしろこれを装備させた状態でのレベルアップは避けたい。

　一応攻撃力が上がる装備品の中で『ごうけつのうでわ』に次ぐ数値ではあるので育成を終えた武闘家に会心狙いで装備させる手も無くは無い。

　ポルトガで1個回収できる他、天の門番がドロップする。天の門番の善悪の区別がつかなくなっている原因は、この装飾品のせいなのかもしれない。

　性格が『がんこもの』になる装飾品。これも扱い的には上記の『いかりのタトゥー』とほぼ一緒。変更される性格にうまみが無いので、これを装備した状態でのレベルアップは避けたい。

　体力を伸ばすのに使えそうな気がするが、普通に『くじけぬこころ（くろうにん）』や『ヘビメタリング（いっぴきおおかみ）』辺りで行ったほうが良いだろう。一応守備力が装飾品最高値なので、活かすのであれば守備力上昇目的だろう。

　SFC版だとシャナクで破壊されてしまうのが困りものだが、マイラのすごろく場の地面マスで無限に拾えるので一安心である。

　歩いている時にHPが回復していく指輪。長旅には便利なはずで、なぜオルテガがこの指輪をリムルダールの男に預けてきたかは不明である。

　体力上昇効果があるが、最大HPと最大MPは『装備品の影響を除いた数値』から計算されるため、実質的には単純回復アイテムなので勘違いしないようにしたい。

　すごろく場がある機種ではマイラのすごろく場のゴールと、ジパングのすごろく場の会場内にも落ちているので合計3個手に入るが、時期的に活用の余地は無いだろう。

　性格が『ずのうめいせき』になる装飾品。この性格は賢さ成長が130%と高く『きれもの』のような大きなデメリットも無く素直で使いやすい。

　ちなみに最終職業を後衛系の職業にする場合は『タフガイ』でも十分なMPが確保できることを考えると、この性格はどちらかと言うと『転職前のMP補強用』として使うと便利である。

　ただこの性格で『僧侶→魔法使い→戦士』と転職すると『しんりゅう討伐用のMP168～180』が結構ギリギリだったりするので、そこは注意しておくべきだろう。

　性格が『しあわせもの』になる装飾品。この性格は力と体力に10%のマイナス補正がかかり、あまりおススメできる性格ではない。

　カザーブで販売されているので早期に入手できるのは良いが、メダルでセクシーギャル（運115%）や船入手まで行けばお調子者（運110%）になれることを考えると使用価値は皆無である。

　初期パーティに遊び人を加えており、運の良さが高い賢者を作りたい場合以外は購入しなくても良いだろう。

　性格が『おじょうさま』になる装飾品。性能で言えば上記の『うさぎのしっぽ』の変型版である。多くの作品では最強クラスの頭防具なのだが、本作では『高貴』と言うフレーバーの方が優先されたようである。

　こちらの方が運の補正140%と高いので、運の良さを底上げしたい場合はうさぎのしっぽからこちらに乗り換えることになる。

　ティアラと言うわけで非常に高額で売り飛ばせるが、購入はエルフの隠れ里かジパングのすごろく場のよろず屋と再入手が難しい。

　スマホ版以降は『すごろく場削除』『変化の杖』が再入手不可の影響で、船乗りの船入手以降は入手不可アイテムとなっているので注意しておこう。

　性格が『あまえんぼう』になる装飾品。ドムドーラで拾える他、商人の町でも劇場の『ガーターベルト』を放置した後にラーミア復活後に回収できる。

　しかしその場合ガーターベルトは回収不可能になってしまう。性能も『甘えん坊はセクシーギャルの完全下位互換』であるため、基本的にこちらを回収する意味は無い。

　これが商人の町限定だったら悩みどころだったが、上記のとおりドムドーラでも拾える上にSFC版であればジパングのすごろく場で1個入手できるため、アイテムコレクターの人でも安心である。

　性格が『セクシーギャル』になる装飾品。メダルで1個、沈没船で1個、商人の町で1個入手できる。勇者は海賊のお頭イベントで後天的に『セクシーギャル』にできるので、実は初期登録で『セクシーギャル』にしなくても後からいくらでも軌道修正が効く。

　優秀な性格ではあるが、伸びるのが『素早さ』『賢さ』『運』というサポート向きのステータスなので決して『万能ではない』点には注意。

　代わりに『タフガイ』『ごうけつ』などの一点突破型で育成したかキャラの『弱点補強用』として使うと素晴らしい活躍をしてくれるので、ヘビメタリングなどと併用して上手に使っていきたい。

　性格が『ラッキーマン』になる装飾品。運150%は全職業最高の数値で、さらに素早さ110%と性能は良好である。

　これを装備させた（あるいはおうごんのティアラを装備させた）遊び人はLv23辺りで運の良さが255まで上昇する。運の良さが高い賢者を作りたい時に活用しよう。

　SFC版では商人の町に革命が起きると消滅してしまう。まぁリムルダールでも1個回収できるが、活躍の時期がかなり狭まってしまう。

　非常に高額で売り飛ばすことが可能だが、上記のとおり性能は悪くなく、しかも個数限定品なので売ってしまうべきか迷う装飾品でもある。

　性格が『むっつりスケベ』になる装飾品。品のない成金が着用していそうな見た目からか、謎の男性専用装備となっている。

　あまりありがたくない名称の性格ではあるが、性能で言えば『いっぴきおおかみ』『くろうにん』等に匹敵、または凌ぐ強力な性格で、勇者との相性も良好である。

　しかし男性専用と言うのがネックとなっており、くじけぬこころが先に入手出来ているという事情もあって実際に活用するケースは少ないだろう。

　性格が『ロマンティスト』になる装飾品。ロザリオは『信仰のために所持するの聖具』のはずだが、何故かロマンに目覚めてしまうという謎のアイテムである。

　ロマンティストの性能は素早さと賢さに大きな補正がかかるという良好なもので、『タフガイ』で初期登録した後衛キャラの乗り換え先に最適である。

　単純性能では『ガーターベルト』や『モヒカンのケ』に劣るものの、ノアニール西の洞窟という早い段階で入手できるのが最大の長所。

　精霊のほこらやジパングのすごろく場（SFC）でも入手できるが、その頃には既に『モヒカンのケ』が買えるので流石に使う余地は無いだろう。

　性格が『くろうにん』になる装飾品。初登場のドラクエ6では実質『演出用』のアイテムだったが、本作では実用的に使っていけるアイテムである。

　勇者にはあまり相応しくない華やかさに欠けるネーミングだが、力110%、体力120%と勇者との相性は悪くない。

　総合的に見ると『むっつりスケベ』『いっぴきおおかみ』には多少の見劣りするが、上記の『銀のロザリオ』と同じく早期に入手できる点で十分差別化が図られていると言えるだろう。

　性格が『ごうけつ』になる装飾品。強力な装備効果から、本作に登場する装飾品の中でもかなりの知名度を誇る。

　力140%成長もそうだが攻撃力+15の影響力は半端ではなく、タフガイ成長の僧侶にこれとモーニングスターを装備させれば当面はメイン火力として使える。

　他にも中盤以降に火力が微妙になりがちな盗賊に装備させることで、ブーメランの削り能力を維持させることも可能である。

　しかし一点突破型の性格ゆえに、素早さ等がかなり低めになってしまう。後で転職予定のキャラなら問題は無いが、そうでないキャラに考えなしにずっと装備させるにはリスクが伴うので注意しておこう。

　いかにも性格が『しあわせもの』になりそうだが、別に性格変更効果は無い装備品。

　歩くごとに経験値が入るためレベルアップ用の装備である。そう考えると不用意に性格が変わらないのはむしろメリットと言える。

　普通にプレイしていると入手は厳しいが、あなほりのススメを参考にしてアープの塔周辺の地面を掘り返せば現実的な確率で手に入る。

　必要経験値が重い賢者を育てるときに装備させておくとそれなりに効果があるので、『ふしぎなぼうし』と一緒に回収しておくと攻略の快適性が増すだろう。

　性格が『でんこうせっか』になる装飾品。マイナス補正無しの素早さ140は相当優秀な部類で、それ以外にも素早さ+30と言う強力な効果があり、至って便利な装飾品である。

　問題はその入手性で、バラモスに間に合わせようとすると念入りにメダル回収を進める必要が出てくる。

　最大限活用したいのなら、素早さ+30を利用したボスへの先制効果だろう。これを装備させておけば『タフガイ』と『ごうけつ』を混ぜて育成した盗賊や武闘家でもゾーマに安定して先制が決まるようになるので、意外とボス戦でも活躍するアイテムである。

　性格が『さみしがりや』になる装飾品。現実世界でも商品化がしやすかったのか、UFOキャッチャーなどのアミューズメント景品でたまに見かける。

　ドラクエの世界のスライムの性格は千差万別で、勇敢なものも居れば臆病なものも居るが、概ね『温厚』であることが多い。

　上記のことを考えると『さみしがりや』と言う性格は的外れではないが、ピンポイントでも無いというなんだが微妙な表現である。

　まぁスライム自体が複数匹で群れて出現することが多いので、先天的には『さみしがりや』なのかもしれない。

　ルビスの塔でルビスから貰える装飾品。虹の雫を作るときに必須なイベントアイテムとして認識されているが、ザキ系とメガンテ系を無効化する効果が備わっている。

　一応ゾーマの城でバルログのザラキを被弾する機会があるが、リメイク以降はザラキの使用率が下げられているようで意外と喰らう機会が少ない。また勇者が完全耐性を持っても他の味方が撃沈する可能性もあり、基本的には先手を取って速攻で仕留めるべきだろう。

　一応ルビスからの『愛の証』らしいのだが、上記の事情からイベント終了後は袋の中に放り込まれてしまうという悲しいアイテムと化している。

　性格が『ちからじまん』になる装飾品。メダル30枚と言うこともあって、船入手後には問題なく入手できる。

　基本的には『ごうけつのうでわ』を優先的に装備させるべきなので、必然的にこれは2個目の『ごうけつのうでわ』の代用品として使うことになる。

　全員タフガイ登録の肉弾戦メンバーで開始した場合の乗り換え先としてはまぁまぁ便利だが、それ以外では使う機会は意外と少ないかもしれない。

　性格が『いくじなし』になる装飾品。名前的に呪われてまでは居なそうだが、ちゃっかり呪われている迷惑アイテムである。

　素早さ補強用として装備させると素早さ70%の性格にされてしまうという厄介さがあり、本作で最も紛らわしい装備と言って間違いないだろう。

　拾える場所も隠しダンジョンの謎の煽りをしてくる老人の家だったりと何かとマイナス要素が多い装備である。一応SFC版ではマイラのすごろく場の地面マスからも拾えるが、活用の余地は無いだろう。

　性格が『やさしいひと』になる装飾品。他の装飾品は他のナンバリングタイトルとでも登場していることが多いが、これはなんと本作だけの登場である。

　性格の性能自体はバランスタイプで使いやすいものだが、事前に銀のロザリオ、モヒカンのケ、ガーターベルトがあることを考えると若干今更感が漂う。

　アープの塔以外でもルビスの塔でも手に入るが、ルビスの塔のものは『ルビスの慈悲深さ」を演出するために配置されたものだと思われる。