ドラゴンクエスト3を攻略・分析するサイト
下の世界編01の攻略チャート
今更隠す必要も無いと思うので書いてしまうが、下の世界とはドラクエ1の過去の世界である。ドラクエ3の勇者の活躍が後世まで伝えられて、ドラクエ1~2という作品につながっていくわけである。
過去作をプレイした人がハッとするような小ネタも交えつつ、本作が初プレイの人でも問題なくクリアできるよう、過去作のプレイ経験の差が攻略に影響を及ぼさないように『情報の公平性』を維持する必要があり、開発スタッフがかなり苦心した形跡が残っている。
その結果、各町の住人の8割近くが何らかの重要な情報を話すという『情報の大渋滞』が発生してしまっている。初見だとメモを取らないと何が何だか分からなくなってしまうだろう。
当サイトでは、情報を分かりやすく整理しつつ、何が目的でその場所に行くのかも含めて解説していくのでゲーム初心者の人も安心してほしい。
なお、アレフガルドには町の他にもいくつかのダンジョンがあるが、このページでは町での情報収集にスポットを当てて解説していくことにする。
ラダトーム西の港
ギアガの大穴から着地する最初の場所。中にはあらくれとその息子がおり、以下の情報を教えてもらえる。
- 主人公たち以外にも最近ここを通り抜けてきた人間がいる
- ここはアレフガルドと言う闇の世界である
- 東に行くとラダトームと言う城がある
- 船は自由に使って良い
恐らく『上の世界から迷い込んできた人間をラダトームに案内する』という目的でつくられた施設だろう。何故船をくれるのかは不明だがありがたくいただいておこう。
■入手アイテム- ラックのタネ
- ちいさなメダル(上側の通路の端。レミラーマなしでは厳しいかも)
- ちからのたね(あらくれの左側の茂みの下端。レミラーマなしでは厳しいかも)
ラダトーム
ドラクエ1にもあった城下町と城。ドラクエ1で太陽の石を預けられていた貴族はまだ太陽の石を所持しておらず、解呪をしてくれる老人がいた場所に解呪の研究中の子供がいるなど、ドラクエ1をやっていたプレイヤーならここがドラクエ1の過去の世界だとわかるだろう。
むろんドラクエ3が初のドラクエシリーズのプレイだったとして迷子にならないように以下のような大量の情報を収集できるようになっている。
- この世界の人間はギアガの大穴を通り抜けてきた子孫である
- バラモスはゾーマの手下の一人にすぎない
- 北に『魔王の爪痕』と言われる洞窟がある
- 『雨と太陽が合わさるときに虹の橋が出来る』という言い伝えがある
- ラダトームのお城には太陽の石がある
- この世界を作ったのは精霊ルビスだが、現在魔王によって封じ込められてしまっている
- 海を挟んだ対岸に魔王の城がある
- 王者の剣、光のよろい、勇者の盾という強力な武具があったが、ゾーマに盗み出されてしまった
- アリアハンから来たというおっさんがかつてラダトームを訪れた
- おっさんの名前はオルテガで、やけどが癒えた後はゾーマ討伐に出たが、ついには帰ってこなかった
- マイラの村に妖精の笛がある
- ここから東の大陸にマイラの村がある
次の目的地の明示は無いものの、ここまで情報を集めれたのなら、洞窟探索か東の大陸にあるマイラに向かってみるというの自然な流れだろう。当サイトではとりあえず東にあるマイラに向かうことを想定して攻略チャートを作成してある。
■城下町での入手アイテム- ふしぎなきのみ(入口入ってすぐの花壇。レミラーマなしでは厳しいかも)
- ちいさなメダル(あらくれの右側茂みの上端レミラーマなしでは厳しいかも)
- かいうんのほん
- あまえんぼうじてん
- すごろくけん(SFC版のみ)
- いのちのきのみ
- すごいろくけん(SFC版のみ。城門の右側の茂み。レミラーマなしでは厳しいかも)
- からっぽ
- からっぽ
- からっぽ
- ちいさなメダ
- すばやさのたね
- 550ゴールド
- たいようのいし
- すごろくけん(SFC版のみ。猫の前。レミラーマなしでは発見厳しいかも)
- すごろくけん(SFC版のみ)
- ステテコパンツ
- ようせいのちず(神父から貰う)
ガライの家(寄り道)
ラダトームで聞いた情報のとおりに大陸沿いにマイラに向かおうとすると発見できる。ちなみにラダトームとは陸続きなので別に船でなくても行ける。
中にはガライ本人はおらず、両親から『ぎんのたてごとはガライが持っている』『ガライが歌って踊って暮らしたいと思っている』という情報を得られる。
ちなみにドラクエ1では『ガライの町』となっている。ドラクエ1では『遥か昔、長い旅路の終わりにこの地にたどり着いたガライはこの場所に町を作った』ということになっているが、既にここにガライの家があることから、実際は実家に帰ってきただけである。
■入手アイテム- モヒカンの毛
- ちいさなメダル
- からっぽ
- ぎんのたてごと(宝箱の右隣に落ちている)
ぎんのたてごとは『両親曰くガライが持って行った』『ガライ曰く自宅に置いてきた』という一見矛盾する情報で混乱するが、上記のとおり地面に落としてきたと言うのが正解で、ヒントを聞かなくても地面を調べれば入手できる。
それにしても伝承が誤って伝わっている点、ぎんのたてごとの管理が適当な点から、実にアバウトな一族だと言わざる得ない。
まぁそれでもドラクエ1の世界で町にまで発展していることを考えると『伝説の吟遊詩人』の名に恥じぬ腕前だったのは間違いないようである。
マイラの村
森の中にある村で、温泉地として有名である。ここに来る途中にあった塔は『ルビスの塔』と言われる場所だが、まだ訪れる必要はない、というか訪れても目的は達成できない。
ラダトームと同じく非常に多くの情報収集が可能で、まとめると以下のようになる。
- 王者の剣はゾーマでも破壊するのに3年間の時間がかかった
- 王者の剣はオリハルコンという金属で出来ている
- 道具屋の主人は非常に器用で、このままでは役に立たないものでも細工して売り出したりする
- 道具屋の主人はかつてジパングで刀鍛冶をしていた
- 西のルビスの塔の中に封じ込められたルビスが居る
- 妖精の笛があればルビスの呪いが解ける
- 光の玉があれば、魔王の魔力を弱められるかもしれない
次の目的を整理するのであれば、ルビスの呪い解くために『妖精の笛』が必要なので探し回ることになる。しかしこの町だけでは妖精の笛の正確な場所の情報は得られないので、ラダトームで貰った地図を参考に各地で情報を集めるというのがストーリーの流れだろう。
■入手アイテム- ちいさなメダル(温泉の階段に落ちている)
- すごろくけん(SFC版のみ)
- ぬのいのふく
- ふしぎなきのみ(宿屋の上の茂み。レミラーマなしでは厳しいかも)
- すごろくけん
- ちいさなメダル
- すごろくけん
- ちいさなメダル(中の階段の下4マスの位置。レミラーマなしでは厳しいかも)
- 妖精の笛(温泉から南に10歩の地面。ドムドーラの妖精から聞ける)
- すごろくけん(SFC版のみ。1Fの右端の茂み)
- すごろくけん(SFC版のみ。地下1Fの星のマーク)
- すごろくけん(SFC版のみ。地下1Fの星のマーク)
- すごろくけん(SFC版のみ。地下1Fの星のマーク)
- すごろくけん(SFC版のみ。左ゴールの右側の茂み)
- ちいさなメダル(SFC版のみ。右ゴールの左側の花)
肝心の妖精の笛だがドムドーラに居る妖精から情報を教えてもらえる。ちなみに知っていさえいればヒントを聞かなくても入手が可能。ドラクエ1プレイ済み勘だけで分かるかもしれない。
また、それ以外にもレミラーマに反応するので盗賊が居れば簡単に発見できてしまう。
武器と防具屋では『水の羽衣』『賢者の杖』『やいばの鎧』など非常に強力なアイテムが売っているので、資金に余裕があればいくつか購入しておこう。
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