タクティクスオウガ攻略・分析
アラインメントの影響
クラスチェンジの際に影響しているイメージが強いアラインメントだが、実際はダメージ計算の部分にも大きくかかわっている。
しかし地形効果などに比べるとその影響は微細なものに留まっている。そのため内容を完璧に理解している人は少ないだろう。
特に魔法攻撃等はアラインメントの影響を受ける魔法はクラス毎の天候補正も受けるというややこしい仕様があり、これが主な原因で計算が複雑なものになっている。
恐怖効果に影響する
L | N | C |
-8 | -4 | 0 |
恐怖効果1つ辺りの補正値の変化を表示しているため、当然複数の恐怖効果を受ける位置にいた場合は二重、三重に影響を受けてしまう。
修正値としてはかなり大きな数値で、かつ後半に出現するユニットが増えてくるという事情もあり、前衛ユニットの評価を考える上ではアラインメントは無視できない大きな指標の1つとなっている。
物理攻撃の補正に影響する
天気 | L | N | C |
晴れ | +1 | +0 | -3 |
曇り | +0 | +0 | -2 |
小雨 | -1 | +0 | -1 |
雨天 | -2 | +0 | +0 |
大雨 | -3 | +0 | +1 |
規律があるのを好むLユニットが晴れを得意として、反対に混沌を好むCユニットが悪天候を好むのはイメージと一致している。
Nユニットは天候によって変化を受けることがない。しかし平均値で見てみると最も優れた数値をしており、前線に出さないキャラであればアラインメントはNにしておくと気休め程度だが役立つだろう。
魔法攻撃の補正に影響する(天候無視タイプ)
天気 | L | N | C |
晴れ | +0 | +0 | +0 |
曇り | +0 | +0 | +0 |
小雨 | +0 | +0 | +0 |
雨天 | +0 | +0 | +0 |
大雨 | +0 | +0 | +0 |
説明を分かりやすくするために「天候無視タイプ」の魔法攻撃についても解説しておくことにする。と言うよりもほぼすべての魔法攻撃はこのタイプに属する。
いわゆる下級攻撃魔法のほとんどは下記の「晴れ優勢タイプ」もしくは「豪雨優勢タイプ」のどちらかに属するのだが、設定ミスのためかアイスブラストだけはこのタイプに属している。
魔法攻撃の補正に影響する(晴れ優勢タイプ)
天気 | L | N | C |
晴れ | +1 | +0 | -1 |
曇り | +0 | -1 | -2 |
小雨 | -1 | -2 | -3 |
雨天 | -2 | -3 | -4 |
大雨 | -3 | -4 | -5 |
- ファイアストーム
- アシッドクラウド
- クリムゾンノート
- ポイズンブレス
- ペトロブレス
が該当する。このタイプの魔法は天候無視タイプが影響を受けなかった、クラス毎の天候補正が加算されると言う特徴があり、必然的に天候補正が強であるヴァルキリーなどとの相性がい。
例えば晴れ状態でLかつ炎のヴァルキリーがファイアストームを使うと最終的なアラインメント補正は+5に達する。Nでも+4にはなるのでサンゴの竪琴などを使って晴れを維持して使いたいところだろう。
魔法攻撃の補正に影響する(豪雨優勢タイプ)
天気 | L | N | C |
晴れ | -5 | -4 | -3 |
曇り | -4 | -3 | -2 |
小雨 | -3 | -2 | -1 |
雨天 | -2 | -1 | +0 |
大雨 | -1 | +0 | +1 |
- アシッドレイン
- マーシーレイン
- サンダーフレア
- テンペスト
が該当する。このタイプの魔法も天候無視タイプが影響を受けなかった、クラス毎の天候補正が加算されると言う特徴があり、必然的に天候補正が強であるヴァルキリーなどとの相性がい。
例えば豪雨状態でCかつ風のドラゴンテイマーがサンダーフレアを使うとアラインメント補正は+5に達する。Nでも+4にはなるのでコールストームなどを使って豪雨を維持して使いたいところだろう。
魔法攻撃の補正に影響する(アラインメント一致)
属性/ALI | L | N | C |
聖 | +10 | +0 | -10 |
闇 | -10 | +0 | +10 |
- ヒーリング
- ヒーリングプラス
のみに該当する。意外なことにナイトメアやライトニングボウなどは影響を受けない。
敵クレリックのヒーリング系の回復量が多い気がするのは気のせいではなく、多くの場合は敵クレリック系のアラインメントがLに設定されていることが主な要因となっている。
属性RESに影響する(物理・魔法共通)
属性/ALI | L | N | C |
聖 | -5 | +0 | +5 |
闇 | +5 | -0 | -5 |
規律を重んずるLユニットが神聖属性に強く暗黒属性に弱いという特徴があり、混沌を好むCユニットはその反対というイメージがしやすい設定がされている。
テラーナイトや敵専用ユニットなどアラインメントCで固定されているユニットは多くその上クラス自体が神聖属性に弱いという特徴がある。
属性一致武器が回ってこなかったユニットは神聖属性の武器を装備させておくと火力の底上げに役立つと言える。
その他
冒頭でも書いたがクラスチェンジへの条件に深くかかわっている。アラインメントは基本的に変化をさせることができないのでキャラメイクをするときには注意が必要だろう。
またデニムがゲーム中に選ぶ選択肢がL寄りかC寄りかで味方の忠誠度が変化する。そこまで気にする必要もない部分だが、説得などによって加入したユニットの忠誠度は低めになりやすいので、離反されないように注意しておきたい。