タクティクスオウガ攻略・分析

男性クラス前衛


 攻撃特化のドラグーンや防御特化のテラーナイト、回避特化のニンジャといったように何かしら特化して優れているクラスが多い。SRPGでは万能キャラよりも特化したクラスのほうが活躍しやすいため初心者でも扱いやすいクラス群としてデザインされていることが分かる。

 

ソルジャー

得意 移動 MOVE WT
- 軽歩 5 40
特技1 特技2 特技3 特技4
- - - -
天候 物理
- 115 100 100 100 100 100 100
チェンジ条件・その他
なし
ステータス HP MP ST VI IN ME AG DE LU
基本成長値 7 3 5 4 5 5 5 5 -
ソルジャー
※ゾンビ
50 0 11 10 8 8 10 10 50
アマゾネス
※ゾンビ
48 0 10 10 8 7 10 12 50
ソルジャー 60 0 21 20 18 18 20 20 50
デニム 68 4 27 25 26 24 20 26 50
システィーナ 73 4 26 25 24 23 26 28 47
ゴブリン 65 0 26 25 23 23 25 25 50

 下積みではないと紹介されているが、ゲームデザイン的にもストーリー的にも下積み扱いになっているクラス。Lv5あたりでクラスチェンジが見えてくるので方向性を決めてクラスチェンジしていこう。

 上位互換的なゴブリンでさえ大した活躍できないことを考えればこのクラスで育てる必要性は薄いのだが、合計成長値は高いのでリッチの下積みに使えなくはないと言える。

 ストーリーが進むごとに扱いが酷くなってしまっており、
・リーダーのバーサーカーに倒される
・リーダーのナイトに叱責される
・セリエやブランタに下っ端として色々報告する
・ヴァイスにパンチで屋上から落とされる

 など散々な扱いを受けている。後半には登場すらしなくなるという、ちょっと切ない気分が味わえるユニットだ
(´・ω・`)

 

ナイト

得意 移動 MOVE WT
軽歩 5 45
特技1 特技2 特技3 特技4
- - - -
天候 物理
- 110 100 100 100 100 105 95
チェンジ条件・その他
ALI:LN STR45、VIT44、DEX46
ステータス HP MP ST VI IN ME AG DE LU
基本成長値 8 1 6 4 4 5 4 6 -
ナイト
※ゾンビ
46 0 7 10 12 8 14 6 50
ナイト 56 8 17 20 22 18 24 16 50
ザエボス
※デスナイト
68 2 17 21 23 19 26 18 55
レオナール
※デスナイト
79 2 18 20 22 19 25 18 57
ヴァイス 65 10 24 25 27 24 29 23 55
フォルカス 72 10 26 24 27 24 29 23 53
ザエボス 95 10 24 25 27 24 37 23 55
レオナール 92 10 24 25 27 24 39 23 57

 オープニングのアルモリカ城奪還時には敵リーダーを務めており、終盤でもリーダーとして出現するなどゲームの世界設定的にも花形的な存在。しかし耐久力がやや低く、前線の盾となるには微妙に頼りないステータスに落ち着いてしまっている。活用するのであれば攻撃力重視のドラグーンを作る際などで、その高い攻撃力を活かせる運用をしていきたい。

 同一成長クラス及び顔キャラがやたら多いのも特徴で、闇落ちしたクラスまで含めると7種類も存在する。強烈な初期HPとAGIを持つレオナールとザエボスは中盤のボス級の相手としてプレイヤーの前に立ちはだかってくる。

 デスナイトは強化されているように見えるが実際は能力的には低下してしまっている。それでも通常のナイトより強いのは流石である。なおデスナイト(ギルダス)は成長値が違うので別のページ参照。

 

バーサーカー

得意 移動 MOVE WT
軽歩 5 45
特技1 特技2 特技3 特技4
- - - -
天候 物理
- 105 100 100 100 100 95 105
チェンジ条件・その他
ALI:NC STR45、VIT46、DEX44
ステータス HP MP ST VI IN ME AG DE LU
基本成長値 9 1 6 5 3 6 4 5 -
バーサーカー
※ゾンビ
42 0 7 6 16 4 14 10 50
バーサーカー 52 8 17 16 26 14 24 20 50
ザパン 68 10 24 22 30 21 29 6 59

 ストーリー的には無法、無秩序を演出する重要な役割が与えられている。具体的には怒りに身を任せて味方に攻撃してしまうリーダー、強奪を企てる海賊、賞金首狙いのザパンなどが良い例だろう。自慢のはずの耐久力はナイト以上ビーストテイマー以下という微妙な数値だが、代わりにHPとMENの成長が高く設定されており、各種指輪や属性杖などを装備させればスペシャル要員を兼任出来る技巧派である。

 スペシャル要員としてはギルダスと比較した場合、AGIで劣るもののHPと恐怖効果に対する耐性面で勝っている。とっさの壁として使うのであればバーサーカーのほうが優れているので十分差別化は出来ていると言えるだろう。

 敵テラーナイトはバーサーカー成長をベースにしている。このため自前用意したビーストテイマー経由のテラーナイトに比べると、多少耐久力に不安が残るステータスになってしまっている。

 

ビーストテイマー

得意 移動 MOVE WT
軽歩 5 45
特技1 特技2 特技3 特技4
- - - -
天候 物理
- 105 100 100 100 100 100 100
チェンジ条件・その他
ALI:LNC STR45、VIT44、MEN46、操獣効果
ステータス HP MP ST VI IN ME AG DE LU
基本成長値 8 0 6 6 3 5 4 5 -
ビーストテイマー 56 12 17 12 26 18 24 20 50
ガンプ 60 20 21 16 29 22 58 24 54

 VIT成長6は人間クラスの中では最高の数値を誇る。猛獣と戯れるワイルドさを表現したかったと思われるが、計算式の関係上バーサーカーよりも耐久力が高くなってしまったのは開発陣にとっては想定外だったのかもしれない。とはいえこの成長値を利用しない手はなく、より高い耐久を目指してテラーナイトにしたり、攻撃力を求めてドラグーンにしたりと前衛クラスの下積みに使い倒されている。

 同一成長及び顔キャラはガンプしかいないが初期AGI58という驚異的な数値は特筆すべき点に値するだろう。VITの成長も含め、実力はホワイトナイトに匹敵する強さを持つ。

 しかし耐久タイプの前衛であれば恐怖効果を無効化できるアラインメントCでない点はちょっと痛く、ビジュアル面でのむさ苦しさもあってあまりスタメン入りする機会はないようだ。フレーバー的に言えばビーストテイマーとバーサーカーの成長値は反対であったほうが自然だったと言えるだろう。

 

ニンジャ

得意 移動 MOVE WT
軽歩+水上 6 35
特技1 特技2 特技3 特技4
魔術系魔法 - - -
天候 物理
- 130 100 100 100 100 100 100
チェンジ条件・その他
ALI:LNC STR45 AGI46 DEX44、ダブルアタック、手裏剣、移動高低差+1
ステータス HP MP ST VI IN ME AG DE LU
基本成長値 7 2 4 4 4 5 7 6 -
ニンジャ
※ヴァイス
52 4 23 15 20 12 -2 6 55
ニンジャ 60 4 25 20 22 18 12 16 50

 AGI成長7は全クラスの中でも最高の数値である。AGIはカードで補強出来ないため高ステータスユニットを語る上で欠かせないクラスであることは間違いない。

 しかし目に見えてカードで強化出来るユニットは精々1人?2人程度であることを考えれば思考停止で全員に就かせて良いはずもなく、火力不足から戦闘時間増大を誘発したりと弱点も多いので注意したい。

 ちなみにカード強化なしでも遊撃要員としてはかなり優秀で、杖二本装備からの着実な削り、草焼きの整地要員、弓での追撃やナイトメアの妨害など武器や魔法を切り替えるだけで役割をスイッチできるのが最大の強みである。

 同一成長及び顔キャラは敵ユニットの時のヴァイスしか居ないが、一騎打ちがある関係からか全体的にステータスは低めになっている。

 

ドラグーン

得意 移動 MOVE WT
軽歩 5 45
特技1 特技2 特技3 特技4
前衛系魔法 - - -
天候 物理
- 110 100 100 100 100 105 95
チェンジ条件・その他
ALI:N STR115、VIT106、DEX114、竜殺効果、耐竜効果
ステータス HP MP ST VI IN ME AG DE LU
基本成長値 8 0 7 4 3 4 3 7 -
ドラグーン 56 22 3 20 36 32 38 2 50
ジュヌーン 72 25 11 25 40 37 42 10 52
Lv15ナイト 182 36 115 90 92 102 94 114 50
Lv15ドラグーン 182 22 115 90 92 102 94 114 50

 ナイトよりもさらに高くなったSTR成長値によって、ナイトが抱えていた物理面の打たれ強さの面もある程度緩和されている。属性武器を持たせれば命中面もさほど問題なく、ファイアーストームで草焼きもできるなど結構器用である。しかしながら後述のテラーナイトに比べるとどうしても打たれ強さに劣るため、手がかかるイメージが拭えない感がある。攻撃力は最強なのだが。

 顔キャラはジュヌーンがいる。異様な攻撃力でインパクトは絶大だが、他の顔キャラと同程度の初期ボーナスしか持っていない。つまりあの攻撃力は間違いなくドラグーンの成長値によるものである。

 レベル15の数値を見ればわかるが、MPを除けばナイトとドラグーンのステータスは完全に一致する。これは敵として出てくるドラグーンと自前でソルジャーからナイトを経由してドラグーンにした場合とで、ステータスに差が出ないように配慮されているためである。

 自軍で運用するのであればビーストテイマー等からクラスチェンジさせる方が打たれ強さの面で使いやすくなることを覚えておこう。現実的にいえばジュヌーンとフォルカスのどちらか片方がどのルートでも加入するため、わざわざ自前で作る機会はさほど多くは無い。

 

テラーナイト

得意 移動 MOVE WT
軽歩 5 50
特技1 特技2 特技3 特技4
- - - -
天候 物理
- 100 100 100 100 100 85 115
チェンジ条件・その他
ALI:C STR117、VIT114、DEX104、撃破数30以上 恐怖効果
ステータス HP MP ST VI IN ME AG DE LU
基本成長値 9 0 6 6 3 5 3 5 -
テラーナイト 52 22 17 2 26 28 38 20 50
デボルド 72 25 24 9 30 34 42 26 42
バーサーカー 192 36 115 100 82 112 94 104 50
Lv15テラーナイト 192 22 115 100 82 112 94 104 50
Lv15バーサーカー 192 12 115 100 82 112 94 104 50

 人間クラス最強のHPとVITの成長と恐怖効果で相手の攻撃力も下げるので耐久力は随一。前線に立っているだけで十分仕事ができるクラスだと言えよう。反面AGI成長値が3とドラグーンに並ぶ鈍足で、前線までたどり着けないという事態になりがち。また簡単に状態異常になるので機能不全に陥りやすいという弱点を抱えている。

 このクラスになるころにはワープシューズや青光の首飾りなどの補強装備を既に持っているタイミングなので優先的に装備させよう。弱点を装備品で埋めてさえしまえば隙の少ないクラスとして大活躍できる。あまりイメージと合わないがロンバルディアとの相性も良い。

 同一成長及び顔キャラはデボルドのみだがLUKが自軍ユニットの中で一番低いという悲しみを背負っている。とはいえ初期LUKの42という数値は埋もれた財宝から各種指輪を回収するのに必要な数値であり、デボルドのおかげでNルートは他のルートと比べて指輪の回収が簡単になっている。

 レベル15のバーサーカーとテラーナイトは同一のステータスとなっており、内部設定的にはバーサーカー経由でテラーナイトになることが想定されていることがわかる。ビーストテイマー経由で作った場合とで比較するとやや打たれ弱くなってしまっており、敵テラーナイトを説得して使うと想定通りの硬さが得られない場合がある。硬さがウリのユニットなので、自前で用意する方が輝けるクラスである。

 

ソードマスター

得意 移動 MOVE WT
軽歩 5 45
特技1 特技2 特技3 特技4
補助系魔法 - - -
天候 物理
- 120 95 95 95 95 100 85
チェンジ条件・その他
ALI:L STR95、AGI102、DEX12 ダブルアタック、指弾
ステータス HP MP ST VI IN ME AG DE LU
基本成長値 7 3 4 3 5 6 6 8 -
ソードマスター 60 -10 25 34 8 4 26 -12 50
ハボリム 75 -6 30 38 14 11 48 18 51
Lv15ニンジャ 172 46 95 90 92 102 124 114 50
Lv15ソードマスター 172 46 95 90 92 102 124 114 50

 ニンジャに次ぐ命中率と回避率の成長をするのが特徴。補助魔法の成功率はAGIとDEXによって決定されるためソードマスターのように優れた命中率を持つキャラが補助魔法を使うと簡単にゲームバランスが崩壊する。ハボリムばかりが注目されるが実際には汎用キャラがつかっても重装備させなければ、大抵の相手には命中してしまうほど成功率が高い。

 ハボリムの初期AGIとDEXは恐ろしく高いことで有名である。およそ3レベル分の初期修正を受けており、一般のニンジャのAGIの値がハボリムに並ぶのはレベル35になってからである。

 SRPGとしては初心者にはやや難しいゲームの本作で行き詰ったらソードマスターに補助魔法を装備させてみると良いだろう。一方で手慣れたプレイヤーには楽になりすぎるためなのか、ソードマスター+補助魔法の組合せを禁止にするプレイヤーは多い。

 

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