聖剣伝説3リメイクを攻略・分析するサイト

謎のドロップ判定のモンスター

　先人たちの発見によって「通常とは異なるドロップテーブル」を持っているモンスターがいることが分かっている。

　具体的には暗闇の洞窟に入ってすぐ左側の「ゴースト×1、グレムリン×1」の編成で出現するゴーストと、アニスの禁域のローラント城マップ手前で「シャドウゼロ×3」の編成で出現するシャドウゼロである。

　バグと呼んでよいものかは不明だが、少なくとも制作サイドが意図していない結果になっていると思われるので、当サイトではバグの一種として扱うこととする。

　ちなみに内部データを除いたわけではないのであくまで管理人の勝手な推測である。そのため適当に流し読みして欲しいことは先に記載しておくことにする。

　現在分かっている相手は冒頭で紹介したとおり「ゴースト」と「シャドウゼロ」である。具体的には以下のような異なるドロップテーブルを持つことが分かっている。

通常のゴースト	特殊なゴースト
???の種銀色アイテムの種ゴーストの瞳	???の種銀色アイテムの種なし

通常のシャドウゼロ	特殊なシャドウゼロ
シャドウゼロの瞳虹色アイテムの種	シャドウゼロの瞳金色アイテムの種

　このページでは何故このようなモンスターが生まれてしまったのかについて解説・考察をしていくことにする。

　管理人としては可能性は低いと考えている説。と言うのもゴーストの瞳をドロップする通常のゴーストは同マップの金の女神像の手前側に普通に出現している。これではわざわざ入り口の個体のドロップを変更する必要性は無い。

　シャドウゼロの場合も同様で、そもそもシャドウゼロ自体は崩壊後のマナの聖域に普通に出現している。この状態でわざわざ虹色アイテムの種をグレードダウンさせた金色アイテムの種に変更する必要性は無いと言える。

　上記のような事情から、当サイトではこれらの現象を「バグのようなもの」として扱うことにしている。

　可能性としては十分に考えられるが管理人としては一番そうであって欲しくないパターン。この場合だと他のモンスターでも発生している可能性があり調査に膨大な時間が必要になる。

　管理人的に最も有力だと考えている説。具体的には「増援モンスターの設計時のミス」を管理人としては疑っている。まずは本作に出現する増援モンスターを整理しておこう。

　基本的にボス戦の増援なのでドロップアイテムは削除する必要がある。これらの調整時に最終的に没になってしまった調整未完了のモンスターが誤って各エリアに配置されたと考えればある程度は説明がつく。

　特にLv53のグレムリンがLv53のゴースト（ゴーストの瞳のドロップなし）と一緒に出現するのがポイント。以下のようにドロップ判定調整の有無が入り混じった状態でモンスターIDが管理されていた場合、設定者が見間違えるだけでもこのような現象は十分に発生しうる。

　シャドウゼロの出現エリアを確認すると、ゴーストとは少し事情が複雑になっていることがわかる。

　ゴーストと同じで単純に調整未完了の個体を誤って配置してしまったことに加えて「ドロップフラグを-1するべきだったもの」を誤って「アイテムIDを-1」したミスが併発している可能性が高い。仮説を具体化すると以下のような状態であると考えられる。

作りたかった個体	実際にできた個体
シャドウゼロの瞳虹色アイテムの種 ※ドロップ判定が0なので実際はドロップなし	シャドウゼロの瞳金色アイテムの種 ※虹色アイテムの種のアイテムID-1
ドロップフラグ「0」 ※ドロップ判定なし	ドロップフラグ「1」 ※ドロップ判定あり

　まぁシャドウゼロに関して言えばアニス（Lv75）に対して増援がLv60（Lv70にしたかったのに設定ミス？）だったりと正直調整不足感がある。先人の言うように特殊個体はシャドウゼロの瞳のドロップ率が異様に低い気ような気がしないでもない。

　以上の仮説は「レベル違いのモンスターは同名で同じ姿をしている別の個体」としてデータ管理されていること前提にした仮説である。

　別に全モンスターのドロップを調べたわけではないので何とも言えないが、管理人の無責任な仮説でも、閲覧者の考察や暇つぶしにでもなれば幸いである。