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ヒュージドラゴンの倒し方
デュラン・アンジェラルートのラスボス。他にも「竜帝」という呼び名もあるが戦闘中の表記がこれなので、このページでは「ヒュージドラゴン」と表記しておくことにする。
紅蓮の魔導士の半分の命で生き返った後はアルテナ王国を裏で操るという、堂々とした見た目の割に意外と舞台裏で活動している引きこもり体質のボスである。
恐らく全ボスの中でも屈指の巨体を持つのだがそのデカさが災いして普通に戦っていると両足と尻尾だけが延々と画角に映り続けるという、切ない状況に陥りやすい。
必殺技リレーでハメた動画はこちら
部位
- 顔
- 首
- 体
- 右手
- 左手
- 右足
- 左足
- 尻尾
普通に攻撃する限りでは位置が高すぎて顔、首、右手、左手には攻撃が届かない。反面攻撃魔法や必殺技で巻き込む場合は効果があるので、ダメージ目的だけで言えば必殺技や攻撃魔法で立ち回ったほうが良いと言えるだろう。
弱点
- 弱点:なし
- 半減:なし
- 無効:なし
- 吸収:なし
弱点属性は無いが反面無効や吸収も無い。曜日一致のセイバー系魔法を付与すれば与ダメージ+8になるので導入すると効率が良いと言える。
敵の攻撃パターン
- 右手でひっかく
- 左足で押しつぶす
- ファングクラッシュ
- ドラゴンシャウト
- ターンウィンド
- ダイブアタック
- 突進
- エクスプロード+
- メガスプラッシュ+
- セイントビーム+
- ブレイズウォール
- コールドブレイズ
- ストーンクラウド
- スタンウィンド
- フレア
- プリゾナー
- エアスラッシャー
- スパイラルムーン
- 体色変更
- パワーアップ
- プロテクトアップ
- 火球
- レイジングテンペスト
攻撃魔法を単品で使ってくることは基本的にない。どうやらダイブアタックなどの追撃として組み込まれているらしくそちらでの使用用途がメインである。
ターンウィンドと攻撃魔法以外は背後に攻撃判定が無いという致命的な弱点を持っており、背後に回って攻撃を続ければ撃破するのは簡単だと言える。
対策と操作キャラの動かし方
右背後に陣取って右足の小指や踵の部分をチマチマ攻撃するという、地球防衛軍で恐竜相手に有効だった戦法がそのまま通用する。
突進攻撃の角度を調整すると右足→尻尾→左足の順番で3部位にまとめて攻撃できる。ターンウィンドを警戒するなら右足→尻尾だけでも十分なので是非狙っていきたい。
- 右手でひっかく
- 名前の通り右手の爪でひっかく。赤範囲が見えてから発動までが非常に長いがマニュアル操作しているキャラ以外が戦闘不能になっていても虚空に向かって繰り出す。ちなみに空振りしても魔法で追撃してくるので油断は禁物。
- 左足で押しつぶす
- 技の仕様で言えば上記の右手でひっかくと同等で魔法で追撃してくる点も一緒である。ただしこちらは使用頻度が低いという意味でちょっとレア行動ではある。
- ファングクラッシュ
- 前進しつつ両腕の爪でひっかく。モーションが大きいので初見ではびっくりするが、魔法攻撃で追撃などしてこないので打撃チャンスである。突進攻撃あたりなら何とかねじこめるだろう。
- ドラゴンシャウト
- 技名が変わっただけで実質的にはドランの「咆哮」と一緒。こちらも魔法攻撃の追撃が無い上に技の全体フレームも非常に長く、キャラにもよるが高倍率攻撃を2回ほど叩き込める。
- ターンウィンド
- 原作ではなんということは無いサービス行動だったのだが、リメイクの際に超範囲の攻撃に設計されたことで一転して強力な攻撃になった。右足の裏側付近まで攻撃範囲があり、その上で魔法の追撃まであるので最も警戒すべき攻撃である。文字表示が見えた段階で速やかに回避行動を取ろう。
- ダイブアタック
- 空中に飛び上がって移動した後に巨体を使ってターゲットを踏みつぶす技。しかし実際に踏みつぶされるようなことはほぼ無く実質はただの移動技である。着地後に反対に向き直るのと同時に魔法で追撃してくる。魔法をローリングで回避しつつ接近できれば突進攻撃くらいなら何とかねじ込めるが、無理してリスクを負わなくても良いだろう。
- 突進
- 挙動的にはダン・ガードが使ってきた突進とほぼ一緒だが、巨体なので攻撃範囲が横方向に異様に広い。画面端に回避範囲があるのだが微妙に発見しにくい。着地後は10秒間以上に渡って持続的に火柱を発生させるので被弾しないように注意したい。
- 中級魔法、上級魔法
- 各攻撃後に追撃として使用してくる。その内訳は上記の通りだが、追撃で飛んでくるので種類の差はあまり気にしなくても良い。強いて挙げるなら範囲が広く発動も早い「エクスプロード+」が回避しにくい点に注意するくらいだろう。
- フレア
- 空中に飛び上がった後に炎のブレスを2~4回吐き出す。スパイラルムーンの発動準備中で地面が真っ赤になっている状態でも使ってくるので赤範囲がステルス化して見えにくい、というフェアプレー微塵も感じさせない攻撃である。
- プリゾナー
- モーグリの状態異常を付与する魔法。この段階では被弾するようなことはまずなく、実質的にはサービス行動の一つと考えて問題ないだろう。
- エアスラッシャー
- 持続する竜巻を2個~4個発生させる。ラスボスと言うだけあってか竜巻がゆっくりとその場を動き回るという特徴があり、移動が大きく制限される。腕に自信が無いならその場を離れて補助魔法などをかけなおしたほうが良いだろう。
- スパイラルムーン
- ドランが使ってきた青ゲージ技と一緒でこれで戦闘不能になることは無い。またバグか仕様か不明だが残りHP1の状態で被弾すると何故か空振りして回避できてしまうので、ノーフューチャーなどでは無理矢理破壊するメリットは特になく、併用して使ってくるフレア等に注意したほうが賢明だろう。
- 体色変更
- 咆哮をあげながら体色が赤くなり各行動パターンが素早くなる。特に右手でひっかくなどは物理法則を無視したかのような速さになり、追撃の魔法が飛んでくるタイミングも急激に速くなるので要注意。青ゲージ技のレイジングテンペストを阻止すると解除されるが時間経過で再使用してくる。
- パワーアップ
- 攻撃力を上昇させる補助魔法。ベリーハード以下であれば生存が前提なのでさっさと解除したほうが良い。パワーアップ→プロテクトアップの順番で使用してくるので図らずとも永続化バグが発動してしまいプロテクトアップが永続化してしまうことが多い。
- プロテクトアップ
- 防御力を上昇させる補助魔法。こちらはノーフューチャーでも解除したほうが良い。まぁプロテクトブレイクなどをセットしていればそう時間を待たずに勝手に解除されるだろう。
- 火球
- 見た目は非常にゆっくりなファイアーボールなのだが持続や攻撃範囲が見た目よりも広いらしく、近くにいるとなぜか被弾してしまう。全体の発動時間は短いので技終了まで待機しておくのが無難だろう。
- レイジングテンペスト
- 広範囲に大ダメージを発生させる青ゲージ技。発動中はエアスラッシャーなどで妨害してくることがある。しかし概ね発動の阻止が簡単でロック技が一つ以上あればまず喰らわない。その割に簡単にスタン状態にできるということもあって実質的にはサービス行動に近いと言える。
巨体なためかダメージを蓄積させやすい。右足側に回って右足、尻尾、左足の3部位を巻き込みながらゲージ回収を進めれば攻め手には困らないだろう。
備考
原作では青色や黄色にもなり、該当する属性(水属性や地属性)の行動パターンに切り替わるという仕様だったのだが、リメイク版では赤色への変化のみに変更されている。
恐らく3Dになった上にフィールド内を飛び回るため、グラフィックの調整などの面で難しかったのだと思われる。また行動パターンが複雑化すると難易度も跳ね上がるため、現在の形になったのはある意味自然なのかもしれない。