聖剣伝説3リメイクを攻略・分析するサイト
ザン・ビエの倒し方
8匹いる神獣のなかの「火」を司るボス。神獣戦は闇を除く7匹に関しては倒す順番の指定は無いので好きに回って良い。ちなみに当サイトの場合は管理人が撮影した順番で記載しているだけである。
神獣8匹の中では最も初見での対応がにしくく、ノーフューチャー初週では恐らくミスポルムと並んで最強の神獣として降臨しており、原作とは比べ物にならないほどの大出世を果たした。
知らなければ回避できないようなギミックも結構あるので、当サイトではできるだけ分かりやすくまとめておくことにする。
ざっくり動画で見たい場合はこちら
低レベルで撃破してみた
部位
部位は「本体」のみとなっている。本体には魔法攻撃をメインとする通常状態と、ヒートビームをメインとする竜巻状態があり、竜巻状態は通常状態よりも防御力が高い。
厄介なのが増援部隊の3つの祭壇である。これが残っているうちは祭壇からの横やりが激しい他、竜巻状態に至っては本体に触れるだけでダメージを受けてしまう。そのため最優先で祭壇を破壊する必要性が生まれている。
弱点
弱点属性は水属性と土属性、無効が風属性、吸収は火属性となっている。プロテクトダウン効果を雷神の術に頼っていたプレイヤーは、別途プロテクトダウンの付与手段を用意する必要がある。
意外と重要なのが弱点属性が二つあるという点である。ギガバーン阻止後に袋叩きできるポイントがあるため、青ゲージ阻止後はバンバンセイバー爪を使っていっても良いだろう。
敵の攻撃パターン
「形態変更」
「火球を呼び出す」
「エクスプロード+」
「ブレイズウォール」
「ヒートビーム」
「三又ヒートビーム」
「回転ヒートビーム」
「十字回転ヒートビーム」
「ギガバーン」
「ファイアーボール+」
「ラーバウェイブ」
「フレイムセイバー」
の11種類の行動パターンを持つ。
最後の3つの魔法に関しては祭壇も使用してくる。そのため祭壇と遊んでいる時にセイバー爪を使われると運次第だがフレイムセイバーで上書きされてしまい、セイバー爪が足りなくなるので注意。
通常状態での魔法の使用頻度が恐ろしく高く、ノーフューチャーの場合カウンタマジックを用意しておけば大幅にHPを削ることができる。ワンダラーがいないパーティでも「マタンゴの油」で使用可能なので、倒せない場合は用意しても良いだろう。
操作キャラの動かし方
祭壇をさっさと割れないと話にならないので、普段は魔法主体のキャラを操作していた場合でも物理攻撃が高いキャラを操作したほうが良いかもしれない。
また、青ゲージ技の阻止にレベル1必殺技が非常に重要なので、ゲージ管理に自信がないのなら「ペイバック」や「SP+」などゲージ管理を楽にできるアビリティ習得者を操作しよう
- 形態変更
- 最初は通常状態で出現し、一定時間を経過するごとにワープをした後に通常状態と竜巻状態が切り替わる。祭壇が残っていると通常状態の火球が1個から4個にまで増加し、竜巻状態も振れるだけでダメージを受けるようになるので注意が必要。通常状態の形態時のほうが耐久力が低く、MPを使うような攻撃は通常形態時に撃ち込みたい。
- 火球を呼び出す
- 開幕後にすぐに使用する特殊技。開幕直後の召喚は一瞬だけ攻撃判定があるのでRTAをしている場合は注意が必要。なお、火球は当たり方次第では多段ヒット被弾するので「トランスシェイプ」「奇跡Ⅱ」を貫通してくるので普通に全滅の原因になりうる。
- エクスプロード+
- アンジェラの同名の魔法と一緒。攻撃発生までにある程度の猶予はあるが攻撃範囲が広いという特徴がある。欲張って攻撃しなければ被弾するようなことにはならないだろう。カウンタマジックで反射しやすいのだが、できれば下記のブレイズウォールで行いたいところではある。
- ブレイズウォール
- 黒焦げ(防御力半分+視界悪化)の追加効果がある上級攻撃魔法。発生も早くない上に攻撃範囲も狭く、気を付けていれば当たるような攻撃ではない。しかし威力が非常に高いためカウンタマジックで反射する場合は最大打点を狙うことができる。味方にターゲットが向かった場合は味方に特殊能力を使わせて足止めを行えば任意に反射も可能なので、狙えそうなら狙ってみよう。
- ヒートビーム
- どうやらゲーム開始時に最初に選んだキャラを最優先で狙う仕様があるらしい。そのためターゲットになる以外のキャラを操作しておけばフリーで攻撃できる時間が増えるので、組み込めるなら戦略に組み込んでも良いだろう。貫通性能があり、同一直線上に味方が並んでしまうとまとめて攻撃されてしまうので立ち位置に注意したい。
- 三又ヒートビーム
- ヒートビームを味方の全キャラに向けて発射する。上記の「主人公ターゲットビーム」以外はチャージ時間が長いと言う特徴があり、正確に見分けることができればダメージを稼ぐ時に便利。
- 回転ヒートビーム
- ヒートビームを放った後に回転をしながら薙ぎ払う。回転は右回転の時もあれば左回転の時もある。発動前に前に陣取ってしまい、ジャンプで回避すれば割と安定して回避できる。
- 十字回転ヒートビーム
- 十字方向にヒートビームを発射した後に回転する。本数が増えた以外の挙動は上記の回転ビームと変わらない。上記の回転ビームもそうだが、根元の攻撃判定は攻撃発動の瞬間に消滅してしまうようなので発動の瞬間さえ回避できればベタ足で殴り放題にできる。
- ギガバーン
- いわゆる青ゲージ技で、阻止をするには祭壇に設置された青ゲージを3個破壊する必要がある。この時に本体が通称「青ゲージ破壊絶対阻止アタック」と呼ばれる体当たり攻撃で破壊を阻止をしてくる。動画を見ればわかるが、カメラワークを調整して本体を画角に収めておけばターゲットになっているかは簡単に判断できる。突進もレベル1必殺技でやり過ごせば問題ないなど「知識が問われる」青ゲージ技である。
- ファイアーボール+
- 本体ではなく祭壇が使用してくる。発動が意外と早く祭壇を殴って破壊している時に飛んでくると中々うっとおしい。持続時間は一瞬しかないので、手慣れたプレイヤーならローリングの無敵で回避できたりする。
- ラーバウェイブ
- 足元にマグマを設置する。発動の瞬間および設置されたマグマにも持続的なダメージ判定があり、これは約5秒間ほど持続する。ギガバーン阻止のスタン復帰に必ず使用してくるので、邪魔にならない位置に誘導したほうが良いだろう。なお祭壇も使用してくるのでタイミング次第では祭壇の破壊の順番が変わってしまうことがあり、恐らくザン・ビエの攻撃パターンの中では最も厄介な部類である。
- フレイムセイバー
- 祭壇のみが使用する補助魔法。本体は火属性を吸収するのでこれを付与されると本体に対する打撃を完全に無力化されてしまう。ちなみに祭壇を破壊すればフレイムセイバーは解除されるという仕様があり、さらに祭壇は火属性等倍なので火属性を付与されたまま祭壇を破壊してしまえばアイテムなどを一切使用せずともフレイムセイバーを解除できる。
青ゲージ破壊のスタンは意外と短時間で終わってしまう。青ゲージ破壊を担当するキャラ以外の必殺技ゲージは出し惜しみせずに使ってしまって良いだろう。
備考
「青ゲージ破壊絶対阻止アタック」の回避方法に気が付いていればギガバーンを被弾する機会はほとんど無いと思われるが、一応解説しておくことにする。
Youtubeにある他の人の動画などを見ればわかるが、ギガバーンはフィールド全体を攻撃するような類の攻撃ではなく、中規模の爆発が断続的にフィールドに走るだけである。
発動位置を綿密に検証したわけではないが、概ねフィールド外周部と中心の交互に爆発が起きるようで、さらに外周部もまんべんではなく偏りがあることを頭に入れておけば回避しやすい。また、発生の0.5秒ほど前に火の粉が舞い上がるエフェクトがあるので頑張ればローリングで回避可能である。
祭壇の破壊スピードが難易度に大きく影響するボスなので、打撃力不足を感じたら素直にレベルを上げてから再戦を挑んだ方が簡単だろう。