聖剣伝説3リメイクを攻略・分析するサイト
難易度による違い
ゲーム開始直後は『ベリーイージー』『イージー』『ノーマル』『ハード』の4種類から選択できる。1回クリアするとさらに『ベリーハード』『ノーフューチャー』が追加される。
難易度によってゲームのシナリオには影響が無く、普通に遊ぶのであればどの難易度で遊んでも特に問題は無いので自分に合った難易度で遊べばよいだろう。特にノーフューチャー以外であれば自由に難易度を変更できるので、行き詰ったら低難易度にすれば良い。
なお、クリア後限定と言うことで『ベリーハード』『ノーフューチャー』に関しては手応えのある難易度にはなっている。このページでは具体的にどのような違いがあるのかについて解説していこう。
敵のステータスの違い
難易度 | 攻撃 | 防御 | 魔攻 | 魔防 |
ベリーイージー | 50% | 90% | 50% | 90% |
イージー | 70% | 90% | 70% | 90% |
ノーマル | 100% | 100% | 100% | 100% |
ハード | 130% | 110% | 130% | 110% |
ベリーハード | 600% | 300% | - | 600% |
ノーフューチャー | 800% | 200% | - | 200% |
ボスNF | 3000% | 200% | - | 200% |
難易度『ハード』以下の場合でも相手の耐久力はそこまで下がらない。おそらくあまりにも耐久力を下げてしまうと『遊びごたえ』が無くなってしまうからだろう。
難易度『ベリーハード』での敵の耐久力の上昇が尋常ではなく、特に魔法防御に関しては高すぎてアンジェラの魔法攻撃でも適正レベルだと有効打にならないほどである。
これも恐らく『遊びごたえ』確保のためで、レベル99で引継ぎしたり強力な引継ぎリンクアビリティなどを使っても敵側がある程度の時間攻撃を耐えるように調整された結果だろう。
魔法攻撃力は『ベリーハード』以降はちょっと特殊で、どうやらボス毎に細かい調整がされているようで倍率が一律ではないことが分かっている。ただ概ねは『攻撃力』と同じだと思っておけば大体間違いない。
敵の攻撃頻度や赤範囲の待機時間の違い
低難易度であればあるほど敵の攻撃頻度が低く、また危険を知らせる赤範囲の猶予が長い傾向にある。
反対に高難易度になるほど敵の攻撃頻度が上がり、危険を知らせる赤範囲の猶予が短くなる。と言うか種類によっては短すぎて、敵の予備動作で判断しなければ厳しいものもある。
またボスが使用する青ゲージ技の耐久力も当然異なり、ノーフューチャーだと隙間なく攻撃しないと破壊が難しいものもある。
ノーフューチャーの特殊ルール
最高難易度であるためかノーフューチャーには以下のような特殊ルールがある。
- レベルの引継ぎは不可で全員Lv1スタート
- 一回の戦闘中のアイテムは3個までしか使用できない
- 『マナの愛』などクリア後限定等の強力なリンクアビリティ23個がセット不可
- 『聖剣の導き』『聖剣の導きⅡ』のノーフューチャー限定アビリティが使用可能
- 他の難易度からノーフューチャーに変更不可
- ノーフューチャーから他の難易度には変更できるが『変更した瞬間にセーブ上書き』されてしまう。変更する前にセーブデータを複製しておくと良い
- アニスドラゴン撃破で強制戦闘以外をスルーできるようになる『ラビのスリッパ』を入手できる。これは難易度で手に入るアイテムで数少ない異なる点
- 種装備の中に『赤装備』と言うものが出現するようになる。武器の性能は1.5倍で防具の性能は2倍である
特に「2」の戦闘中のアイテム使用が3個まで、と言うのがかなり厳しい。一応『聖剣の導き』で味方は不死身状態になっているので、要するに『プレイヤーの操作キャラが4回戦闘不能になったら以降は復活不可』と考えるとわかりやすい。
そのため他の難易度に比べると要求されるアクション要素が格段に高く『ノーフューチャー専用の戦略』を用意しなければ簡単にはクリアできないようになっている。
各難易度を簡潔に解説
全部の難易度を事細かく解説すると長くなってしまうので簡潔に解説してみる。
■ベリーイージー:アクションゲームが苦手な人向け。ゲーム慣れした人でも『アイテム収集』『衣装集め』などで選ぶことがある。
■イージー:同じくアクションゲームが苦手な人向けだがアイテム収集などはベリーイージーで行ったほうが良いので一番選ばれないかもしれない。
■ノーマル:初プレイにおススメ。油断すると普通に戦闘不能になるのでそれなりに難易度はある。
■ハード:初プレイゲーマー向け。ただ他のゲームのハードのモードに比べるとさほど難しくは無い。
■ベリーハード:周回のリンクアビリティを使いまくってパワープレイをしたい人向け。レベルの引継ぎなしで遊ぶとひたすら味方に天使の聖杯を投げまくる『介護プレイ』になる。
■ノーフューチャー:本作最高難易度でやり込み向け。他のゲームの最高難易度に比べるとそこまで難しくは無い。ただゲーム初心者がやるとかなり難しくはある。
余談:2番目に難しい難易度の調整の難しさについて
本作で2番目に難しい難易度の『ベリーハード』だが、色々と調整に関して苦戦した後が残っているの触れておくことにする。
ベリーハードで一番特徴的なのが『レベル引継ぎ可能』『マナの奇跡などを使用可能』と言う点だろう。恐らくこれらを使って敵の耐久力を突破していくことが想定されているのだろう。
仮にこれらを使用可能にしなければパーティ編成次第でノーフューチャーよりも難しくなってしまう可能性が生まれるので、まぁしかたがない調整だと言える。
しかし『ナイトブレード』『ルーンマスター』などベリーハードの向けの性能をしたクラスが割を食ってしまった感が否めない。正直『レベル引継ぎ不可』くらいにしても良かったような気がしないでもない。