聖剣伝説3リメイクを攻略・分析するサイト
クラスチェンジの仕様
本作の最大の特徴で、製品寿命を大きく伸ばしているシステムであるクラスチェンジシステムだが、原作と多少異なる点もあるので整理しておくことにする。
基本的には原作と同じく『後戻りができない一方通行のジョブチェンジ』みたいなものだが、リメイクの際に『クラスリセット』が追加されて、ある程度は気軽にクラスを選べるようになった。
クラスチェンジの方法
ストーリー上で必ず訪れる必要がある各地マナストーンを調べるか、マナの聖域にある中央の女神像を調べることでクラスチェンジできる。
クラス1からクラス2になるにはLv18以上で、クラス3になるにはLv38以上にした上で『???の種』から入手できるクラスチェンジアイテムを用意する必要がある。
クラス4になるためにはクリア後に各キャラごとに用意された『オーブ』を入手した上で、マナの聖域の中央女神像にてクラスチェンジできる。
クラスチェンジ早見表
何はともあれ全クラスチェンジルートを記載したほうが見やすいだろうということで整理しておくことにする。一覧表にすると以下のようになる。
- 初期→二光→光光→(光光経由)四光
- 初期→二光→光闇→(光闇経由)四光
- 初期→二闇→闇光→(闇光経由)四闇
- 初期→二闇→闇闇→(闇闇経由)四闇
ちなみに経由元が異なっていたもクラス4で覚える必殺技やアビリティには一切の違いは無く、純粋に経由元での必殺技やアビリティにのみ違いが発生する。
クラスチェンジアイテムの出現
クラスチェンジアイテムは使用することで特殊な効果を得られるものが多く、原作でも『どのクラスチェンジアイテムを入手できるか』でクラスの評価が分かれるほどの影響があった。
リメイク版で『クラス4』の概念が追加された影響で、???の種を植えた時に手に入るクラスチェンジアイテムに多少の仕様変更が入っているのでここで整理しておく。表記例の光光だが、例えばデュランの場合なら『聖騎士の証(パラディン)』のクラスチェンジアイテムが手に入ることを表している。
- 初期クラス:光光、光闇
- 二光クラス:光光、光闇
- 二闇クラス:闇光、闇闇
- 光光クラス:光光、光闇
- 光闇クラス:光光、光闇
- 闇光クラス:闇光、闇闇
- 闇闇クラス:闇光、闇闇
原作では光闇クラスの状態で???の種を植えると、なぜか闇系のアイテムが出現していた。例えばセージ(シャルロット闇光)の場合は灰の小瓶(ブラックカース)が入手できる仕様だったので、入手できるアイテム次第ではクラスの評価に大きな影響を与えていた。
リメイク版では上記のとおり『光クラスなら光方面のアイテム』『闇クラスなら闇方面のアイテム』と言った形で整理された。代わりに『なぜか反対方面のアイテムが出現する』と言う仕様はクラス4に引き継がれ、具体的には以下のようになった。
- (光光経由)四光:光光、光闇
- (光闇経由)四光:闇光、闇闇
- (闇光経由)四闇:光光、光闇
- (闇闇経由)四闇:光光、光闇
リメイク版では下記のとおり周回要素があり、プレイスタイルにもよるが大量の『???の種』を入手して植えまくることも少なくない。また下記の『クラスリセット』もあるので悩ましい場面も増えた。
そのため『純粋なクラスの強さ』以外に『入手できるアイテム』や『引き継げるリンクアビリティの強さ』も判断材料として追加され、人によって判断が分かれるようになった。
クラスリセット
名前のとおりクラスを『初期クラスにもどす』システムがリメイクの際に追加された。リセットするには『女神の天秤』を消費する必要があるが、入手は以下のようにゲーム後半になってからとなっている。
- 1個目:3ルートごとの最終ダンジョン(ドラゴンズホール、ミラージュパレス、ダークキャッスル)
- 2個目:アニスの禁域(バネクジャコマップ)
- 3個目:アニスの禁域(光の神殿マップ)
- 4個目:アニスの禁域(Ⅱのマップの経由通路)
- 5個目:アニスの禁域(ローラント4つの宝箱右下)
- 6個目:アニスの禁域(ビーストキングダム)
一周で最大6個入手できる。流石に湯水のようにクラスリセットはできないが、それでもかなり手軽にリセットできる仕様だと言える。
この仕様のおかげで『クラスの優劣』を考える意味はあまりなくなり、代わりに『キャラごとの差』を考えたほうが良い場面が増えた。
例えばクラスで役割が大きく異なるホークアイの場合は状況に応じてクラスリセットすることで難所に柔軟に対処しやすく、結果として他のキャラよりも大きな恩恵を受けることになった。
高難易度に挑む際にあると便利なので、ノーフューチャーに挑むときには5個程度引き継いでおくと安心してプレイすることができるだろう。