聖剣伝説3リメイクを攻略・分析するサイト
ハイプリーステス
リメイクの際に追加されたクラス4の光クラス。クラス4で習得アビリティは経由したクラスでの変化は無いので、経由元(ハイプリーステスの場合はビショップとセージ)のアビリティにのみに差が発生する。
簡単に調べた限りではカトリックの役職に『ハイプリーステス』というものは無いようだが、タロットカードには『女性教皇』という意味でそのままの名前のカードが存在する。正位置の場合は『知性』『安心』『聡明』というような意味らしい。
経由元で多少運用の役割が異なるが他のキャラほどではなく、基本的にはサポート要員として動かせばよいので分かりやすいクラスとなっている。
基本的な運用の方法
全てのクラス4に言えることだが、活躍の時期がアニスの禁域(と他のキャラの試練)程度しか活用の余地が無い。またアニスの禁域もほぼすべての雑魚敵をスルーできるので、当サイトでは基本的にはアニス戦及びレベル上げでの活用について記載していく。
ビショップ経由でもセージ経由でも基本的にはサポート係として動かすことになる。『セイントセイバー』+『アタックセイバー』ができる点ではビショップが優れるが、『全体セイバー』+『アタックセイバー』で手短に火力を上げれる点ではセージの方が優れる。
物理アタッカーを何人用意するか、必殺技リレーの精度やロック技の有無などによって優劣は入れ替わるのでパーティと編成しながら決めると良いだろう。
必殺技の性能(どかーーーん!!)
上空から大量のフレイル落下させて広範囲を攻撃する必殺技。鉄球が降り注ぐ中でノリノリで踊っているシャルロットがとてもシュールである。元になっているのが『どかーん』だからなのかロック性能は無い。
ビショップ経由の場合は待望の広範囲必殺技なのだが消費SP400%がかなり厳しい。セージ経由の場合は消費SPが300%で済む上に『一撃撃SP+』が乗る『どかーん』があることもあって有効活用は難しいだろう。
■アビリティ習得の優先順位
やることが基本ボス戦なのでボス戦向きのアビリティを習得させたほうが良い。いずれの場合でも力27の『アタッセイバー』は優先して習得したい。
経由元のクラスに関わらずロック技である『じゃんぷ』を使えることから敵の足止め行いやすいことも考えると精53の『ヒールSP+Ⅲ』も早めに取っておくべきだろう。
■専用アビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
分かりやすく言うとドラゴンクエストシリーズの『メガザルの腕輪』を常時装備していると思えば分かりやすい。
ちなみにシャルロットが最後の戦闘不能者であったとしても発動して他の二人が生き返る。これだけ見ると極めてノーフューチャー向けのアビリティに見える。
しかしノーフューチャーモードでクラス4にまで進めたプレイヤーであればこのアビリティ無しでも裏ボス撃破は容易であることを考えると、あまりノーフューチャー向きでもないかもしれない。
反対にベリーイージーなどをダメージレースを駆け抜けてきたプレイヤーの方がこのアビリティに助けられるケースの方が多いと考えられる。そう考えるとむしろゲーム初心者向きのアビリティと言えるかもしれない。
■力のアビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
アニスのタイムアタックを制するときに力43の『強気Ⅲ』及び力53の『攻撃アップオールⅢ』がとても便利。
両方セットすると飛躍的に攻撃力が増し、シャルロットがロック技で足を止めている間に高倍率攻撃を叩き込むようにすると割と低レベルでもアニスのミッションを達成できる。
また力27の『アタックセイバー』も経由元に関わらず便利なので忘れずにセットしておこう。
■守のアビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
一応守53の『セイントベール』は割合カット系のアビリティと組み合わせることで、特定のダメージを無効化するのに使える。
ただし育成ポイント53はあまりにも多い犠牲であるのも間違いなく、基本的には制限プレイなど一部の環境に運用は限定されるだろう。
■知のアビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
一見すると知53の『HP自動回復オール系』の多重セットでの『奇跡系』アビリティの維持を夢見てしまうが、シャルロットがいるのなら全体ヒールライトを使えば良いので実用性はあまりない。
難易度に関わらず知21の『回復限界突破』が便利なので、特にハード以下で耐久力に不足を感じたらセットしておくと戦局が安定しやすい。
■精のアビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
シャルロット四光クラスの強い部分が詰め込まれているので最優先で振りたいアビリティ。プリーステスの専用アビリティの『マーシ―』に『ヒールSP+系』を全部セットした状態で全体ヒールライトを使うとSP+79%(オーラウェイブ時はSP+115%)となって必殺技を連発できるようになる。
セージ経由の場合は『ヒールSP+Ⅱ』が無いのでSP+55%(オーラウェイブ時はSP+79%)となるがそれでも十分に実用的な範囲内である。
アニスミッシュンでは短時間にどれだけ大ダメージを稼げるかが大事なので、各種セイバー系も良い活躍をしてくれる。事前に聖騎士の証などを準備していない限りはセージの全体セイバーも十分に活用の余地があるだろう。
■運のアビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
なんと言っても注目されるのが運43の『奇跡Ⅱ』である。これはリンクアビリティな上に発動条件も緩めなので初挑戦ノーフューチャーには是非導入したい。
ちなみに次週に引き継ぐ場合は『ブレッシングⅡ』も引き継げる関係から、一般的にはセージ経由にした方が手堅いとされている。
リンクアビリティではないが前提で『奇跡』も習得できるので最終的に奇跡2枚体制にできる。
一応デュランの光光クラスのパラディンも『奇跡』を覚えるので頑張れば奇跡3枚体制にできるものの、条件が相応に厳しいので導入したとしても使いこなすのは難しいだろう。