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グランデヴィナ

　アンジェラの光光クラス。原作でもアークメイジとの差が分かりにくかったが、リメイク版の今作でも分かりにくい。

　正直に言うと初週はほぼ気にしなくても良いレベルで、ノーフューチャーモードや引継ぎのリンクアビリティを準備するときにやっと差別化ポイントが発生するような状態である。

　セイントビーム＋をひたすら連打して打点を稼いでいくのが主な使い方。『特技MPセーブⅡ』が無いのでダメージ重視のアビリティで固めることになるので初心者でもわかりやすい。

　またリフレッシュのおかげで雑魚戦を快適に行っていけることを考えると『じっくりレベルを上げる派のプレイヤー』に向く性能をしている。

　勢いをつけて杖を投げつけると竜巻が発生して周囲の敵を巻き込みつつダメージを与える必殺技。仕様がややこしいが『命中させた相手はロック技』扱いで『巻き込んだ周囲の敵はのけぞり』の効果がある。

　のけぞり攻撃にはアーマーを削る効果があり、また一度のけぞってしまえば大抵の敵は最終段のダメージ判定まで動けなくなるのでかなり強力。

　恐らく原作で最も打撃が得意なアンジェラのクラス3だったのでそれが再現された形だろう。ロック成立まで多少時間があるものの拘束時間自体は約8秒とまずまずで必殺技リレーでは中核をなす強力な必殺技として使っていける。

　クラスとしてのデザインが『ゴリゴリレベルを上げる人向け』なので、とりあえずレベル上げに貢献できるようなアビリティの習得を優先したい。

　精21の『セイントビーム＋』を筆頭に氷壁の迷宮で便利な『エクスプロード＋』辺りを習得させてレベルを上げ、最終的には運27の『クリティカルアップⅡ』を目指すと良いだろう。

　戦闘勝利毎にMP15%は回復量としてはかなり大きい。流石にMP切れにならないとまでは言えないものの多少金の女神像から離れた場所で狩っても息切れがしにくくなっている。

　これを利用した経験値稼ぎがこのクラスの真骨頂なので、クラスチェンジしたら自重せずにレベルを上げまくってしまって良いだろう。

　最大の特徴は力27の『強者』で、アークメイジの『裁定者』と対のデザインになっている。

　レベルを上げるのが前提のグランデヴィナと『強者』の相性は良く、前提で習得できる『エクスプロード＋』を片手に氷壁の迷宮に突撃すればレベルを上げるのは容易いと言える。

　一番の特徴は守21のアースクエイクで、強敵のザン・ビエの弱点を突ける上にセイントビームが効かないライトゲイザーに対しても有効打になりうる。

　ただしこの時期は非常にアビリティポイントが不足する時期でもある。本領を発揮させたいのであればこまめにブラックマーケットに戻りポイントリセットを躊躇なく使用したほうが良いだろう。

　単純に火力を上げたければ知のスキルを上げまくるのが手っ取り早い。特に知27で習得できる『リミットブレイクⅡ』は『強者』『裁定者』のようなターゲットの選別や『エレメントコンボ系』のような面倒な条件もないので使いやすい。

　ただし副次的に習得するのが水属性と闇属性なのは多少厄介で、デュランの闇クラスから『半減特攻』辺りを持ってこないと属性の都合から狩場の選定が難しくなる。

　まぁ半減特攻が無い場合は開き直って『ダブルスペル』まで習得させてしまい、目標レベルまで突き進んでしまったほうが良いだろう。

　アンジェラの光クラスの代名詞である精21の『セイントビーム＋』の習得は急ぎたい。威力が非常に高く、等倍の相手であっても数発で倒せるほどの火力がある。

　精27の『全属性軽減』はかなり地味だが一応『スペルフィールド』『スペルフィールドⅡ』『全属性軽減』『迎撃態勢Ⅱ（ホークアイ光or闇リンク）』『迎撃態勢Ⅲ（リース闇闇リンク）』をすべてセットした上で詠唱を開始すると属性付きの攻撃に関しては軽減率100%になって無敵状態になれる。

　火力は相応に落ちてしまうがマナの奇跡が使えるベリーハード以下なら他にいくらでも攻撃手段を用意できるので、そういう意味で言うとベリーハード向けのアビリティだと言える。

　グランデヴィナはボスに効果がある『裁定者』を習得できないので火力面をどうしても補強したければ『クリティカルアップⅡ』は欲しい所である。

　ただし運27だとそう気軽にとれるようなものでもなく、ブラックマーケットでのポイントリセット前提の運用になる。まぁハード以下であればレベルでゴリ押しが効くのでベリーハード以上はそこまで過剰にポイントリセットしなくても良いだろう。