聖剣伝説3リメイクを攻略・分析するサイト
デルヴァー
アンジェラの闇クラス。原作ではコイン狩り(SFC版のエージにジャンプします)と呼ばれるテクニックに最も向くステータスをしており中盤~終盤までの間多大な経験値やルクを供給することのできる偉大なクラスであった。
システムごと変更されたリメイク版の場合、その使いにくい面だけ残ってしまう形になりかなり使いにくくなってしまっている。原作の感覚で使おうとすると感覚が狂ってしまうので注意しておこう。
基本的な運用の方法
闇クラスのアンジェラには『何かを代償にする代わりに高火力を得る』というテーマでデザインされているため、自然とそのテーマに沿った形で運用していくことになる。
デルヴァーの場合、犠牲にするものは『残りのHP』ということになる。エレメントコンボと違い手軽に火力を上げられるものの魔法使用の度に5%ずつ体力が減っていくのでお世辞にも初心者向けとは言えない。
また、中級攻撃魔法も『ダークフォース』以外は習得しないので小回りが利かない面もある。初週に選択するのは避けた方が無難だろう。
必殺技の性能(スターアタック)
真空波動槍と同じように直線状に5発の星を放つ必殺技。こちらには貫通性能は無く、敵を直線状に並ぶように誘導しても複数匹をまとめて攻撃したりはできない。
性能は平凡なものだが『不思議な力を授かった魔法少女が星のステッキを振るう』という原作では表現しきれていなかったメルヘンチックな演出が見事に表現されている。
そのため性能ではなく、演出面を見るための必殺技と考えたほうが楽しんで必殺技を使っていけるだろう。
■アビリティ習得の優先順位
特技MPセーブが習得できないのは結構痛い問題。少しでも魔法を撃つ回数を減らすためにも早めに『ペインマジック』を取る必要がある。
そうすると必然的に魔法を撃つたびに残りHPも残りMPもガリガリ削れていくわけで、初週には全く向かない性能となっている。
特筆すべきは運9でランダムダウンを習得できるという点。光クラスには無いことを考えると、闇クラスではある程度の打撃を行うことを想定されてデザインされていることがわかる。
■専用アビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
味方が戦闘不能になると自動でマインドアップがかかる。残念ながらデルヴァーには広範囲攻撃が無く、そもそもペインマジックのせいで自身が戦闘になりやすいので活用が少々難しかったりする。
■力のアビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
つい『アブソーブⅡ』に手を伸ばしたくなるが、取ってしまうとランダムダウンの習得が遅れてしまう。デルヴァーはボス戦の敵のデバフも兼任している部分があるのでどちらを取るか悩ましいが、恐らく先にランダムダウンを取ったほうが快適に攻略が進むと思われる。
■守のアビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
一見撃破ヒールがペインマジックと相性がよさそうだが、そこまでポイントが余裕がないと思われる。
ツェンカー戦にどうしてもダイヤミサイルが欲しいという場合でもなければ積極的にポイントを振る必要はないだろう。
■知のアビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
目玉は知12の『ペインマジック』だが攻撃範囲の広さの拡張を考えれば知15まで振ってしまい『アイススマッシュ+』『イビルゲート+』『ダークフォース』までは取ってしまうべきだろう。
ダークフォースはデルヴァーが習得する唯一の中級攻撃魔法なので弱点の輩を相手にするときに頼りになる。そういう意味でも早めに習得しておくべきだろう。
■精のアビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
レベル20台中盤で撃破MP+を取っておくとある程度のMP問題の改善が見込める。しかしボス戦で効果を見込めるようなものでもなく、取らないなら取らないで特に問題は無かったりする。
■運のアビリティ
習得 | 条件 | 名前 | 効果 |
運9のランダムダウンの存在が割と偉大。パーティ編成やクラスによってはいわゆるダウン系を用意するのに難儀したりするのだが、デルヴァーがいる場合はこれをつけて適当に殴っているだけでも十分にダウン系として機能する。
特にノーフューチャーモードでデルヴァーをCPUにする場合などは通常攻撃以外を行えないように設定するだけで、各種デバフ系をバラ撒いてくれるのでアタッカーが他にいる場合やアタッカーをマニュアル操作している時に良い仕事をしてくれる。