聖剣伝説3(SFC)を攻略・分析するサイト
ワンダラー(ホークアイ光光クラス)
ホークアイの光光クラスは『ワンダラー』で意味合いでいると『ウロウロする者』である。光クラスのネーミングからするとどうもパッとしない。ニュアンス的に『遊び人』『道化師』と考えるとまぁなんとか、といったところ。
引き続き二連飛燕投を使った火力を持っているが、それ以上に豊富な補助魔法を駆使して立ち回るサポート役としての特色が強くなっている。
ステータスなど
最終ステータス | |||||
攻撃 | 防御 | 回避 | 知防 | 精防 | 必殺 |
パラメータ(上が初期値、下が上限値) | |||||
力 | 早さ | 体力 | 知性 | 精神 | 運 |
全特殊能力習得まで | |||||
攻撃力258は無視できない低さで、例えば防御力に定評があるグレートデーモンを相手にすると与えるダメージが20程度になってしまうほどである。
しかし弱点セイバーを付与すると与えるダメージが150くらいまで一気に伸びる。パワーアップまで併用すると278付近まで伸びてしまうなど本作の計算式の仕様の影響を最も受けるクラスとなっている。火力として使うなら何らかのサポートは欲しいところだろう。
全特殊能力が揃うのが最短でもLv48以降と晩成すぎるというデメリットがあるがとりあえずオーラウェイブだけ習得しておけば問題ない。
先に精神を16にして知性を14のまま維持すればLv43で(と言っても十分遅いが)でオーラウェイブを習得できる。うっかり知性を15にしてしまうとLv45まで習得しなくなってしまうので要注意。
必殺技の性能(バラの舞)
バラを投げつけた相手に乱舞攻撃を行い、爆発とともにバラの花びらが舞うというキザな技。
任意発動することはあまりなく、飛燕投を撃とうとした時にうっかりゲージが貯まってしまった時に発動する技としての印象が強い。まぁ二連にしてリングコマンドを開閉すれば反撃は受けないので使い勝手は悪くない。
クラス2の必殺技とクラス3の必殺技には1ヒット分しかゲージ猶予がないこともあって正確にクラス2の必殺技を発動するのにはちょっとしたテクニックが必要である。
必殺技の火力指数
・通常の状態で100%
・セイバー直後110%(殴られると100%に戻る)
・攻撃力上昇後133%
必殺技の火力指数 | |||
技名 | 100% | 110% | 133% |
背面斬り | |||
飛燕投 | |||
バラの舞 |
二連飛燕投を戦力に組み込むときの比較対象は『ローグの飛燕投』ということになる。無補正状態の二連飛燕投げの火力差は68なので一見小さいように見える。
ただし通常攻撃でゲージを貯めた場合、例えば5回殴った場合は17×5で85のダメージ差がある。合算すると153のダメージ差があり確殺ラインは大きく揺れ動いてしまう。
反面メリットもあり攻撃力が低いゆえに反撃を貰う水準までダメージを与えないことも多い。例えば必殺技発動前のパワーアップ前提で使う場合はワンダラーのほうが操作難易度が低く、気軽に使っていける点ではこちらの方が優れている。
ちなみにパワーアップ使用後に二連飛燕投をするとLv48グレートデーモン相手でも445×2で890となり軽くオーバーキルできる。
リングコマンド(12個の特殊能力がある状態)を技発動直後に開閉すれば反撃を防げることで知られているが、実はアイテム欄のリングコマンド(10種類のアイテム)でもかなり近い効果が得られる。Lv48まで特殊能力は揃わないので当面はこちらを使ったほうが良いだろう。
習得特殊能力
・Lv01~20の相手に使うと100%の効果
・Lv21~40の相手に使うと160%の効果
・Lv41~99の相手に使うと190%の効果
MP | 依存 | 属性 | 対象 |
習得方法 | |||
計算式 | |||
詠唱 (秒) |
最大効果(100%) | 最大効果(160%) | 最大効果(190%) |
備考 |
相変わらず威力が低すぎる特殊能力で、素早さ最大にして発動しても与えるダメージが100に届かないことも多い。
ワンダラーには自力でのMP補給手段もあるので基本は下記の『スパイク』の方を使おう。
MP | 依存 | 属性 | 対象 |
習得方法 | |||
計算式 | |||
詠唱 (秒) |
最大効果(100%) | 最大効果(160%) | 最大効果(190%) |
備考 |
こちらも威力が低いことで有名な特殊能力。固定ダメージの12.50のおかげで何とか最終ダメージ100は狙えるようになっている。
オーラウェイブからパワーアップ必殺技ではカーミラクイーンやプチドラゾンビが100未満で生き残ってくることがあるので頑張れば使えなくもない。
MP | 依存 | 属性 | 対象 |
習得方法 | |||
計算式 | |||
詠唱 (秒) |
最大効果(100%) | 最大効果(160%) | 最大効果(190%) |
備考 |
敵全体を睡眠状態にする補助魔法。グレートラビのように完全耐性を持っている相手でもなければ100%成功する模様である。
きっちり反撃のスイッチは入るらしく、グレートデーモンなどの場合は起き上がった後に反撃を行う。連携の初撃に使えなくもないが無理に使う必要はない印象。
イビルシャーマンを複数匹巻き込むと、起き上がった後にイビルシャーマンの数×モンスター数の回数だけティンクルレイン合戦が始まってしまい快適プレイに支障をきたすので要注意。
MP | 依存 | 属性 | 対象 |
習得方法 | |||
計算式 | |||
詠唱 (秒) |
最大効果(100%) | 最大効果(160%) | 最大効果(190%) |
備考 |
敵を貝がらハンターにする。貝がらハンターは少し殴るだけで倒せるので実質即死魔法に近い。
ちなみに敵本拠地のダンジョンはこれだけで余裕で突破できるので、手段を選ばない場合は最強の補助魔法と言っても良いほど強力である。
にもかかわらず戦略を語る上で話題に挙がることが少ないのは、多分あまりにも風情がなく、雰囲気もぶち壊しにしてしまうからだろう。
MP | 依存 | 属性 | 対象 |
習得方法 | |||
計算式 | |||
詠唱 (秒) |
最大効果(100%) | 最大効果(160%) | 最大効果(190%) |
備考 |
上級魔法と同等のダメージを与える木属性魔法。弱点をつけないが代わりに猛毒の付与効果があり、何よりもMP回復効果が強力。
ワンダラーは多彩な補助呪文を駆使するので当然MPを多く使用するが、この魔法のおかげでMP残量をあまり気にする必要が無く使い勝手がよろしい。
しかしドレイクのウロコなどを使っている場合は結局倉庫を開くことも多く、優秀な特殊能力でありながら編成次第では全く使われなかったりする。
MP | 依存 | 属性 | 対象 |
習得方法 | |||
計算式 | |||
詠唱 (秒) |
最大効果(100%) | 最大効果(160%) | 最大効果(190%) |
備考 |
敵の最大HPを一時的に80%まで低下させる。ブラックラビは最大HPが60000を超えているので初撃に使うと12500のダメージを与えていることになりボス戦で極めて強力。
上記のことを応用すれば雑魚戦でも使えなくはないが、反撃の対象である上によりダメージが大きいハーフバニッシュがあるのでそちらを使ったほうが良い。
唯一使えそうなのは対ダークロード相手で、ルナティック→光のコイン単体とやることで簡単に大地噴出剣の圏外までHPを減らせるが、素直にボディチェンジで良いと思われる。
MP | 依存 | 属性 | 対象 |
習得方法 | |||
計算式 | |||
詠唱 (秒) |
最大効果(100%) | 最大効果(160%) | 最大効果(190%) |
備考 |
物理攻撃に対して無敵状態になる魔法。魔法などは普通に喰らってしまうので完全に無敵状態になるわけではない。
持続時間は7秒程度とそれなりに長くまたリングコマンドや他の特殊能力の演出中はカウントが停止されるので安定して効果を発揮できる。ただし無敵時間のフラグ管理がガバガバなためか必殺技(無敵状態になるもの)を使うと効果が切れてしまう。
使い勝手はなかなか難しくCPUとして突撃させた味方キャラに使って壁係にするか、自身が安全に二連飛燕投を使いたい時が主な使用用途。
一見セイバー系付与直後の攻撃力110%とセットで使えるように見えるが、セイバー系発動→トランスシェイプ発動までの僅かな時間に打撃を喰らってしまい上手くいかないことも多い。
MP | 依存 | 属性 | 対象 |
習得方法 | |||
計算式 | |||
詠唱 (秒) |
最大効果(100%) | 最大効果(160%) | 最大効果(190%) |
備考 |
最大HPを20%上昇させる特殊能力。効果時間は戦闘終了まで持続するが様々なアクションで効果が切れてしまう。管理人が色々試してみた結果、効果が切れる条件は以下のとおりだった。
- ヒールライト(ポトの油)を受けた後に打撃を受ける
- ティンクルレイン(プイプイ草)を受ける
- HP減少効果(スパイラルムーンなど)を受けると上書きされる
- 星屑のハープを受ける
上記の仕様から全体ヒールライトを使えなくなってしまうので相応に工夫が必要。固定数値の回復アイテムやムーンセイバーの回復効果は問題ないので、これらとセットて使う形になるだろう。
MP | 依存 | 属性 | 対象 |
習得方法 | |||
計算式 | |||
詠唱 (秒) |
最大効果(100%) | 最大効果(160%) | 最大効果(190%) |
備考 |
必殺技ゲージをマックスにする補助魔法。ケヴィンのゴッドハンドとワンダラーでしか習得できないことで有名である。全体必殺技を持つキャラにパワーアップとセットで使用することでほとんどすべての敵は反撃なしで倒すことができる。
最大のネックは最短習得がLv43という点である。正直Lv43もあれば雑魚戦を無理に行う必要もない状態になってしまっている点をどのように判断するかでこのクラスの価値が決まるだろう。
コイン狩りが可能なダークキャッスルルートはともかく、レベル上げを行いにくいドラゴンズホールルートだと相応に足を引っ張る点なので注意しておこう。
MP | 依存 | 属性 | 対象 |
習得方法 | |||
計算式 | |||
詠唱 (秒) |
最大効果(100%) | 最大効果(160%) | 最大効果(190%) |
備考 |
敵の現在のHPの半分のダメージを与える。『バニッシュ』には消滅という意味があるので『半身の消滅』『半月』というニュアンスになって中々センスが良い。
体力50%以下になると反撃をしてくる相手には、その相手の最大HPが奇数なら反撃を回避しつつHPを削れる。例えばダークキャッスルに出現するLv45ダークロードは最大HPが711なので丁度良い。
この魔法では絶対にとどめを刺せないので残党処理に向かない。初撃はオーラウェイブを優先する必要があることを考えると、優秀な割に使用機会に恵まれていない攻撃魔法である。
MP | 依存 | 属性 | 対象 |
習得方法 | |||
計算式 | |||
詠唱 (秒) |
最大効果(100%) | 最大効果(160%) | 最大効果(190%) |
備考 |
敵からの攻撃魔法を跳ね返す補助魔法。味方からの回復魔法などは跳ね返すことが無いので安心して使用できる。
ただしエインシャントやマシンゴーレムなどの無属性魔法は反射できない点に注意。また単体にしか効果が無い点にも気になるところ。
雑魚戦で全員に掛けようとすると流石に悠長になりすぎることを考えると基本は対ボス戦専用である。紅蓮の魔術師などに有効だが最短習得がLv45なので結構経験値を稼がないと習得が間に合わないと思われる。
MP | 依存 | 属性 | 対象 |
習得方法 | |||
計算式 | |||
詠唱 (秒) |
最大効果(100%) | 最大効果(160%) | 最大効果(190%) |
備考 |
ゲームの仕様に『クリティカル』が無い関係で全く無意味なものとなってしまった補助呪文。
ケヴィンのデスハンドの場合は唯一習得する特殊能力だったので、一応詠唱時間の相殺や奇跡の復活劇での使用価値があったが、ワンダラーの場合は他にいくらでも選択肢があるのでデスハンド以上に使う価値はないと言える。
各種コインの火力指数(光のコインだけ精神依存)
・Lv01~20の相手に使うと100%の効果
・Lv21~40の相手に使うと160%の効果
・Lv41~99の相手に使うと190%の効果
コインの種類 | 最大効果(100%) | 最大効果(160%) | 最大効果(190%) |
知性コイン(単) | |||
知性コイン(全) | |||
精神コイン(単) | |||
精神コイン(全) |
ホークアイのクラス3の中では恐らく最もコインを投げる価値があるクラス。早い話、飛燕投の火力が足りないのでそれを補うのに丁度良いからである。
例えば『光のコイン→飛燕投→飛燕投』とするとグレートデーモンどころかカーミラクイーンやプチドラゾンビまですべて殲滅できる。
ドレイクのウロコでも同じことができるが倉庫の出し入れの手間を半分にできるので覚えておくと良いだろう。
攻略上の役割について
豊富な補助魔法で味方の火力を引き出す役割を持ちながら、自身も補助魔法で爆発的に火力が伸びるキャラである。
必然的にプレイヤーの補助魔法に対する認識が問われるが、まぁ基本は『補助魔法の専門家』として使うのが一般的だろう。二連飛燕投はあくまでも『サブウェポン』扱いである。
ボス戦では二回攻撃なのを利用して削り要因もこなすキャラなので、二連飛燕投を行う予定が無かったとしても『ちから』は優先して上昇させておこう。
他のキャラやクラスとの相性
基本的にはオーラウェイブからのパワーアップ全体必殺技がメインの仕事なので、必然的にロード以外のデュランかヴァナディースとタッグを組むことが想定される。
上記の組み合わせにすると必然的に全体回復とステータスダウン技が不足してしまうことになる。
ネクロマンサーか灰の小瓶が手に入るイビルシャーマン、セージを入れておくとパーティ全体のバランスが良くなるので、基本形はこの形で良いだろう。