聖剣伝説3（SFC）を攻略・分析するサイト

　攻撃力332は数値にして2だけパラディンを凌ぐ。これだけ見ると誤差の範囲だが、比較対象のウォーリアモンクがゴッドハンドとの間に攻撃力13もの差があることを考えれば、十分に高い数値を維持していると言える。

　誓いの盾は唯一特殊効果がある盾で『モーグリ・チビっこ・猛毒・眠り』を防止してくれる。沈黙を防がないのが残念でならないが、リースをパーティに加えれば沈黙を防ぐ『風神の腕輪』が購入できるのでそういう意味で言えば相性は良いと言える。

　ステータスは何を優先するのかが悩ましいが、基本はナイトと同じく『ちから』→『たいりょく』→『精神』の順番で上昇させていけば問題ないだろう。

　レベル1の必殺技の秒間火力は微妙で、レベル2、レベル3と単体なので火力面で期待するのはイマイチである。

　ただ威力自体は高くパワーアップ込みであれば反撃が痛い連中は一撃で倒せるだけの火力は所持しているので、ゲージが貯まったら攻撃対象を選んで使っていきたい。

　ロードと言うクラスを語る上では切っても切れない回復魔法。全体ヒールライトを使えるのはシャルロット（クラス2以降）とウォーリアモンク、そしてこのロードだけという貴重な能力である。

　無論ポトの油でも代用は可能だが、倉庫の出し入れの手間が無くなるというメリットは計り知れないと言える。

　ドラゴンズホールルートに行きたい場合でもロードにすれば手軽に回復係を用意できるメリットは大きく、実際に導入した人も多いだろう。

　誓いの盾によって状態異常を無効化しやすいロードがこれを習得するのは相性がよろしい。前述のとおり風神の腕輪と一緒に装備させた場合の安定感は全キャラでも随一だろう。

　一応ちびっこハンマーを2回使えば全ての状態異常は回復できる仕様があるがエフェクトが微妙に長く、ロードがいるならこちらを使ったほうがテンポが良いだろう。

　全体ヒールライトを習得するのが特徴のクラスなのに、なぜか精神がパラディンに劣るので基本的にコインを投げるようなクラスではないと言える。