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風の精霊編2

 風の精霊編2と銘打って入るが、正確にはコロボックルの村~風の王国ローラントの奪還までのシナリオについて解説していく。

 なお、プレイヤーの目的は各地にいる精霊と契約してマナの聖域への扉を開くことである。ローラント奪還までの道のりが非常に長いので、本来の目的を忘れないようにしよう。


バイゼル→ジャド→コロボックルの村までの道のり

 長い道のりだが全て一度は通ったことがある道のりである。バイゼルから船に乗ってジャドに向かい、徒歩でラビの森に入って以前フェアリーと遭遇した方面に向かおう。

 途中にある邪心像付近でコロボックル族の姿が見えるというイベントが発生し、邪心の像を調べた後に『ちびっこハンマー』を使って中に入ろう。

 なおドン・ペリは住人全員に話を聞かないと正体を明かしてくれない。また接触するたびに『さてね、自分で探してみ?』という謎の煽り及びフラグ回収の妨害をしてくるので迂闊に近寄らないようにしよう。

 肝心のドン・ペリからは風の回廊にいるジンの力を借りて眠りの花畑の花粉をローラント城に降らせるという『また花粉か!』と言いたくなるありがたい作戦を聞ける。

 ぼちぼちローラント城を攻める側も防衛する側も眠りの花粉対策をするべきなんじゃないかという疑問はそっと胸にしまいつつ、風の回廊を目指そう。

 

風の回廊

 パロからローラントまでの途中にある洞窟。一応は本作の中でも指折りの複雑なギミックを持つ洞窟である。しかしギミック自体は簡単で、迷子になることはまずないだろう。

 なおマナストーンがあるフロアの右にボスが居るが、マナストーンがあるフロアから左左のフロアに金の女神像あるので、寄ってない人は忘れずに寄って回復とセーブを済ませよう。

 ちなみにこの時点ではマナストーンのエネルギーの解放は行われていないことから、黒曜の騎士はマナストーンを素通りしたことになる。最終的に聖域への扉が開いたことを考えると何者かが再度風のマナストーンを訪れたことになるが、残念ながら誰が訪れたかについては明らかにされていない。

 

ボス戦:ツェンカー

 ボスは『ツェンカー』というハーピー族のリーダーみたいなボスで、当たり前だが風属性の攻撃を仕掛けてくる。そして分かりやすく土属性が弱点なのでモールベアのツメとドレイクのウロコをケヴィンなどに使って殴りつければまず苦戦しないだろう。

 ちなみにアイテムで強化するのはアタッカーの一人だけで十分なので、他の二人には無理に使わず節約しておいたほうが良いだろう。

 

風の王国ローラント

 ジンと契約後に眠りの花畑に到着するとイベントが進行して自動的に風の王国ローラントに到着する。

 近くのアマゾネスに話しかければわかるが『まんまるドロップを最大9個』『天使の聖杯を最大3個』貰うことができる。いずれも現在から持てる分しかもらえないので、倉庫に放り込んで所持数を0にしてからタルを調べよう。

 良く勘違いされるが、イベント進行中でもパロに徒歩で戻れる。どうしても回復アイテムなどが足りなくなってしまったら素直に戻るべきだろう。

 ちなみに城内の敵は全スルーしても問題ないが、アーマーナイトは知性8(エブラスト習得条件)の全体エアブラストで一発で倒せる。また、イビルソードは知性7の全体ダイヤミサイルで一発で倒せる。金の女神像付近にイビルソード×3の編成が固まっているのでアンジェラがいる場合は美味しく経験値を稼ごう。

 

 

ボス戦:ジェノア

 壁から飛び出している顔型のモンスター。口から溢れ出る炎からわかるように炎属性の攻撃を得意としている。そして分かりやすく水属性に弱い。

 したがって上記のツェンカーと同じく『ポセイドンのツメ』『ドレイクのウロコ』をケヴィン辺りに使って強化して一気に削り切る作戦で問題ないだろう。

 撃破後は下記の『ビル・ベン』と連戦になってしまうので、一旦戻って金の女神像でセーブをしてきたほうが無難だろう。

 

ボス戦:ビル・ベン

 ニンジャマスターのコンビ。最初は1匹の状態だが最大HPの半分程度になると2匹で襲い掛かってくる。

 カウンター行動を持つのでアンジェラの魔法やコインなどの魔法攻撃は厳禁。愚直に打撃とLv1必殺技でダメージを与えよう。

 ちなみに火・水・土・風を半減にするという強力な耐性があるのでこれまで有効だったセイバー作戦は使えない。また、開幕や分身直後に全体忍術で攻撃してくるのだが、水遁の術(攻撃力ダウン)や雷神の術(防御力ダウン)を引かれると非常に苦しい戦いになる。

 下手すると本作最強のボスな上に運要素もあるのでやり直し前提で挑んでも良いだろう。ちなみにドレイクのウロコやバレッテのウロコを多めに用意しておけば、多少運が悪くても押し切れるので覚えておきたい。

 

風の王国ローラント

 最深部には美獣が待ち構えているが特に戦闘になることは無く『こんな城くれてやる』という捨て台詞を残して去っていくのみとなっている。

 晴れてローラントを奪還できたアマゾネス軍だが、リースには『エリオットの捜索』という重要な使命があり、パーティにいない場合はここでお別れとなる。

 なお、ナバールの侵攻に関しては何がやりたかったのか良くわからない部分が多く、ファンの間でも話題に上がることが多い。例えば

  1. 緑と水源を求めての侵攻だったのに、侵攻対象が緑も水源も乏しいローラント地方(ナバールよりはマシだが)
  2. 上記は風のマナストーンのエネルギー解放のための建前だったとしても、先に風のマナストーンに到着したのは黒曜の騎士(アルテナ軍)という謎
  3. 黒の貴公子の転生先としての媒体も探していたにも関わらず、適合者であるエリオットをブラックマーケットに売り飛ばすという致命的ミス
  4. 売り飛ばされたエリオットを邪眼の伯爵が買い戻す(二度手間)

 まぁ恐らく当初のプロットから色々と変更があって、細かい点を修正できなかったのだろう。わざわざエリオットの買戻しを行っている邪眼の伯爵の姿を想像すると色々とシュールではある。

 →幽霊船編に進む

 

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