ファイナルファンタジータクティクス（FFT）を攻略・分析するサイト

　牛鬼系の中位種。説明不要かもしれないが、ミノタウロスとはギリシア神話に出てくる牛の頭を持つ巨人のことを指す。多くの創作物で、「最強ではないが厄介な中堅クラスの強敵」として出現することが多く、大抵の場合素早さが低い代わりに攻防に優れる重戦車タイプに設定されている。

　斧やハンマーを持って出現するケースが多くみられるが、神話の中には武器に関する記述は特にない。巨人と言う強大な力を持つ存在をゲーム上でわかりやすく表現する過程で、持たせる武器として斧やハンマーが丁度良かったので、そのまま定着してしまったのだろう。

出現地域・密猟の解説

下位種も強さの割に出現時期が早かったが、こちらも強さの割にかなり出現が早く第2章から平然と出現している。密猟アイテム自体は大したことが無いが、上位種の密猟アイテムは便利なので、第1章で下位種を捕獲していなかった人は勧誘しておくと良いだろう。

　中位種ながら最大レベル時のHPは800を超えてきており、物理ATも30近い数値まで成長するなど、正にパワー全開なモンスターとしてデザインされている。

　時期的に言えば盾やマントである程度戦いやすくはなっているが、それでも足を止めての肉弾戦は避けたい相手である。魔法などで可能な限り削って自陣に被害が出ないように速やかに処理しよう。

多くのモンスター搭載されている、素手パンチのモンスター版。物理ATの高さから威力が爆発的に上昇しており、「ゴブリンがちょっと強くなった程度」と言う誤った認識で肉弾戦を挑むと余裕で返り討ちに遭う。チャージ中だったり、星座相性が良かったりすると一撃で戦闘にさせられる場合もあり油断は禁物である。

いわゆるゴブリン系が使う回転パンチの亜種なのだが、基本スペックが高いせいで威力が大幅に上昇している。何気に物理回避することが出来ず、着実ダメージを与えてくるため結構厄介。雷を纏いながらフィギュアスケート選手のように回転しまくるエフェクトは一見の価値ありと言える。

まじゅう使い効果発動時専用のアビリティ。基本的な威力はチョコメテオと大体一緒だが、こちらは魔法回避を許してしまう劣化版である。遠距離攻撃できるようにるのは嬉しいが、如何せん射程が短く威力も打撃よりも低いので使用する機会は皆無である。

　パワーファイターの中堅クラスとして調整がうまくいったと思われるモンスターで、概ね見た目と性能が一致している。

　単純なダメージ効率だけで言えば上位種を凌ぐだけの破壊力があるが小回りが利かなすぎるのが難点である。とは言え重厚な重戦士タイプが好きな人はモンスター縛りの際に使ってみても良いだろう。