ファイナルファンタジータクティクス（FFT）を攻略・分析するサイト

　ウッドマン系の中位種。木の葉乱舞を巻き散らすことしか出来なかった下位種と違って味方ユニットのHP回復を行えるようになっており、パーティ内に一定の役割を持てるようになっている。

　しかし回復能力を得た代償からか、ステータスは全てにおいて下位種を下回るというやや物足りない数値に落ち着いている。総合的にはこちらの方が強いと思われるが、気になる人は気になる悲しき仕様ではある。

出現地域・密猟の解説

何故かよくわからないが登場は下位種よりも早く、第2章から出現している。養殖するのであれば下位種よりもこちらを捕獲したほうが後々手間が少なくて済むと言える。妖精のハープはこいつの密猟専用品だが使用機会が極めて少なく、基本的にはアイテムコレクター用のアイテムである。

　味方への回復支援能力を得た代わりに、モンスターにとって無駄ステであるMPを除いてすべてのステータスで下位種に劣ってしまっている悲しいモンスター。

　しかし基本的に前線に出すにはそもそも機動力が足りず、迎撃位置に移動させるのが精一杯だったのであまり問題にはならず、回復能力を得たこちらの方が総合的には優れていると言えるだろう。

物理ATではなく魔法ATを参照にして行うウッドマン系の基本的な攻撃。威力がウッドマンに比べると若干下がってはいるが、誤差の範囲なので気にする必要は無いだろう。この系統はハイト差に極めて弱いため、起伏の激しい地形に追い込めば何も出来なくなることを覚えておくと随分戦いやすくなるので覚えておきたい。

チョコケアル以外での貴重なモンスター系の回復手段だが、基本的な性能ではチョコケアルに性能で大きく劣っており、ハイト差に弱い上に回復量も低めである。このような理由があって、敵サイドでもこれが使用されることは稀だと言える。

まじゅう使い効果発動時専用のアビリティ。まもりの精のプロテスに対してこちらはシェルを付与する。付与する効果を考えればどちらかと言うと人間相手に有効な効果だと言える。しかし炎に弱点を持つこの系統はそもそも人間相手に相性が悪く、ややアンマッチな組み合わせのアビリティだと言える。

　回復能力を得たことは嬉しいが、基本的な戦闘能力で言えば素のチョコボ以下の存在だと言える。ウリであった最大HPも多少高い程度までに下方修正されており、積極的に使う理由が見当たらない。

　どちらかと言えば養殖目的のモンスターが多少戦闘がこなせるようにデザインされていると言うべきで、純粋な戦闘であれば他の系統に任せるべきだろう。