ファイナルファンタジータクティクス(FFT)を攻略・分析するサイト
バリンテン大公に悪用されたガルテナーハ兄弟の妹。兄にマラークがおり、兄妹揃って故郷の村を焼き討ちにされてしまった悲壮感漂う人物である。
「バリンテンに私が何をされたか知っているクセに!」と言う兄へ向けて叫んだセリフは往年のFFプレイヤーに衝撃を与えた。リメイクを含めて何をされたのかは明かされなかったため、結局のところ何があったのかはプレイヤーの想像の中に委ねられている。
本作の過酷な環境を演出する人物だったのだが、専用技が兄共々ポンコツ過ぎるせいで荒廃とした世界観を演出する「だけ」のキャラと化していたが、リメイクにあたって強烈なアッパー調整を受けたため、運ゲー要素はあるもののスタメン入りさせても何も問題なくなった。
各種成長・装備品等
能力値 | HP | MP | SP | 物理AT | 魔法AT |
成長率 | |||||
補正率 | |||||
MOVE | JUMP | 回避 | |||
武器 | 防具 | アクセ | |||
Jobチェンジ条件 | |||||
備考 | |||||
魔術系のキャラクターかと思いきや、実は戦士系の成長値、補正も標準程度の能力を持つ万能戦士である。装備品こそ魔術師よりだが、ラファ自身魔法ATの初期値が高い女性であるため、無理のない運用を行いやすい。
真言は運要素が強いが、回避不可、発動が早め、MP消費無しという恐ろしい性能を持つ。期待値を考えれば多少低めの魔法ATでも十二分に使いこなせる。
発動時の安定感は各種剣技に劣るものの、こちらは剣を必要とせず、魔法ATもそこまで要求されず、ショートチャージなしでも実践で使えるだけ素早く発動するため、導入の簡単さが最大のウリである。アグリアス、オルランドゥとも星座相性が良いためPS版でのポンコツぶりを考えれば正に大躍進と言えるだろう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
真言はランダム性が強いものの、ダメージ期待値が非常に高いアビリティであると言える。どの真言も計算上の期待値は、選択パネルへは2.75回の真言が発動するため、期待値通りに発動したら完全にオーバーキルである。
天鼓雷音は最もダメージが低いものの、どのパネルに発動するかはランダムである以上、単発ダメージを気にしてもほぼ無意味であるため、威力が低いという点はあまりデメリットになっておらず、発動が最も早いと言う長所だけが残る形になっている。
威力も黒のローブを装備すれば属性強化が出来てしまう。ショートチャージが不要なほど素早く発動することもあり、おそらく総合的に見て最も強力な真言だと思われる。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
属性が炎になった天鼓雷音の亜種。威力が若干上がったが、これによって必要発動回数が変化するような局面はそうそうないため、発動が1クロック遅くなったというデメリットだけ目立つ形になっている。
しかしショートチャージ込みではどちらも発動が2クロックになるため、純粋に属性を変えたいときにこちらを選択する使い方になるだろう。
こちらはフレイムシールドを装備させた味方であれば巻き込んでも問題なくなるため、限定的ではあるが使用する価値は十分にあると言える。どのみち天鼓雷音共々黒ローブで威力強化できるため、気分で使い分けても良いだろう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
阿修羅からまた一段階威力が上がり、発動クロックが1遅くなった亜種。こちらは属性強化が難しい風属性であるため、威力でも下位2種類を下回ってしまうことも多く、発動の遅さだけが残る形になってしまっている。
どうしても雷属性や炎属性を使いたくないという場面以外は使われることはないんじゃなかろうか。習得は後回しにするべきだろう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
またまた威力が上昇して発動が遅くなった真言。水属性は貴重ではあるが、属性強化した下位種類に威力負けしてしまうのは相変わらずである。
金剛七剣から発動が2クロック遅くなっており、さすがにショートチャージなしでは厳しい水準になっている。こちらも基本的には習得を後回しにするべきだろう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
威力こそ水磨龍穴に劣るものの、発動自体はこちらの方が早く、状態異常効果もついてくる真言。
属性強化こそできないものの、撃破までに必要発動回数が変わらない場合はこちらをチョイスするべきだろう。仮に撃破に2発必要な場合、1発しか発動しなくてもこちらは状態異常が発動して行動不能にできる可能性があるからである。
必要になる場面は少ないものの、倒しきれない相手に状態異常を期待して使うという意味では、聖剣技の北斗骨砕打に近い立ち位置のアビリティである。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
ダメージ計算式に入っている+22というすさまじい係数に度肝を抜かれる真言の中の奥義的な存在。
ショートチャージ込みでも4クロックと発動は遅めながら、威力の上昇効果が実感できるため中堅クラスの真言よりも使い勝手が良くなっている。具体的には撃破までに必要な発動回数が少なくなりやすく、また、シーフのような魔法方面の技能が壊滅的な連中でも火力として機能しやすい。
こちらも大地の衣で簡単に強化が可能なため、相対的に見てもかなり使い勝手が良くなっている。正直真言は天鼓雷音とこれさえ習得しておけば、困る展開は早々無いと思われる。
リアクションアビリティ
取得jp | 発動条件 |
効果 | |
備考 | |
数値上は標準程度の耐久力を併せ持つものの、基本的には魔術師タイプのキャラクターとして動かす以上は反撃系のリアクションアビリティとはあまり相性がよろしくない。
また、真言自体は他の魔法攻撃よりも遥かに敵の位置が重要になるため、想定外のノックバックで計算が狂ってしまうことも多いので、仮に初期習得していたとしても解除しておく方が賢明だろう。
サポートアビリティ
取得jp | 効果 |
備考 | |
超破壊力によって、仮に戦士系のジョブについていても真言はそれなりに活用が出来るため、わざわざ斧を装備させたくなる展開自体が少ない。
魔法戦士として使う場合でも、攻防に優れる棒を装備できてしまうせいで斧を選択する必要性は皆無である。習得は後回しにするべきだろう。
取得jp | 効果 |
備考 | |
真言の特徴から、他のジョブについていても攻撃面ではある程度自由に動き回れるのがラファの長所であるため、モンスターとの足並みを揃えて真価を発揮するこのアビリティとはあまり相性がよろしくない。
サポート目的で使うのであれば使いこなせなくもないが、ラファ自体の加入が遅めであるため、習得JpUPを優先させたいケースのほうがほとんどのため、わざわざセットして使用した人は少ないだろう。
取得jp | 効果 |
備考 | |
攻撃を真言一辺倒にするのであれば、組み合わせとしてそこまで悪い選択肢ではない。通常、防御用の装備をすると攻撃性能をある程度犠牲にせざる得ないが、ラファの場合ランダム性が強いものの破壊力は尋常ではないため、こういったデメリットはある程度解消されていると言える。
リオファネス城の攻略時に多数の弓使いが存在するため、装備武器ガードと併用させるとほとんどの弓使いの攻撃をシャットアウトする。弾避けとして十分使えるので導入するのも悪くはない。
正式加入後はJp稼ぎを行いたい場面が多いため、これを積極的に導入したい場面は少ないと思われる。
取得jp | 効果 |
備考 | |
全てのキャラクターに愛されるサポートアビリティで、ラファもその例外ではない。ラファをスタメンに加えるのであればほとんどの戦闘でつけっぱなしになると思われる。
天鼓雷音の発動が3クロックと非常に速いため、ショートチャージなしでも支障は出にくい。、そのためラファ自身にこれを常時セットしても問題なく運用していけるのが最大の長所である。
ラファも本格的に鍛える場合はJp稼ぎ作業が必須である。おまじないとポーションを双方に掛け合えば前準備無しでJp稼ぎができるため、必要であれば第4章開始直後に鍛えてしまおう。
ムーブアビリティ
取得jp | 効果 |
備考 | |
真言は選択パネルへの発動率が高い関係上、倒したい相手を直接対象選択することが非常に重要である。
そのため通常の黒魔法に比べると、1パネル分相手に近づきたい場面も増えてくるため、そういう意味でも早期に習得しておきたいムーブアビリティである。
真言の仕様上、魔法ATを上昇させるよりも倒したい相手を直接指定する方が重要であるため、移動力が足りなければバトルブーツなどと併用して確実に攻撃う相手を選択できるように心がけよう。
Lv1から99まで上昇させた場合
能力値 | HP | MP | SP | 物理AT | 魔法AT |
成長率 | |||||
ラファ |
能力値 | HP | MP | SP | 物理AT | 魔法AT |
補正率 | |||||
ラファ |
何故かよくわからないが、素早さに強烈なプラス補正がかかっており、パーティ内で最初に行動できることもしばしば。ゲスト時はこれがマイナスに働くことも多く、リオファネス城で勝手に敵陣に突っ込んでいってしまうこともある。
正式加入後は、味方に補助魔法をかけるのに便利であり、ヘイストやリジェネなどを戦闘開始直後に回せるので便利と言えば便利である。
女性ユニット故にシャンタージュなども装備できる上、ジョブを選ばないで使用可能な真言によってある程度の攻撃力は確保されているという、強力なキャラクターである。リメイク版で加入がもう少し早ければスタメンに加えた人も多いはずである。
なおレーゼのホーリーブレスもほぼ同レベルの上方修正を受けた上にあちらは即時発動のため、やりこみ派のプレイヤーはラファではなくレーゼを選択することが多いようである。