ファイナルファンタジータクティクス(FFT)を攻略・分析するサイト
本作で屈指の人気を誇る女性騎士。美しい顔立ちと、芯の通った立ち振舞いをする正義感に満ちた人柄で多くのファンを獲得した。
プレイヤーが最初に自在に使用できるようになる剣技キャラである。印象的なエフェクトと汎用アビリティとは一線を画する強さがありで、特に縛りプレイなどをしていなければ常時スタメンに加えた人も多いだろう。
アグリアスは初期設定のラムザと星座相性が最高であり、同じく主力ユニットのオルランドゥとも星座相性が良い。そのため自然とパーティの主軸になりやすい。他の剣技キャラよりも一足早く加入するため、他の剣技キャラではこなせない役割を兼任させるとより存在感が際立つだろう。
各種成長・装備品等
能力値 | HP | MP | SP | 物理AT | 魔法AT |
成長率 | |||||
補正率 | |||||
MOVE | JUMP | 回避 | |||
武器 | 防具 | アクセ | |||
Jobチェンジ条件 | |||||
備考 | |||||
成長値、補正値共に高い万能タイプで、白魔道士に近いイメージが与えられている。装備品次第で魔法アタッカーもこなせるため極めて汎用性が高い。
純粋な剣技アタッカーとして使用する場合は攻撃補正値が物足りない。単純なダメージ目的であれば風水士辺りで聖剣技をセットしたほうが遥かに火力を出しやすく、目的に応じてのジョブを変更していく必要がある。ゲスト時はナイトにして聖剣技をセットしておいた方が無難だろう。
オルランドゥ等と比べるとかなり早く仲間になるのが特徴的で、それらのキャラでは習得が厳しい位置のジョブツリーのアビリティ習得に手が届きうるのが最大の長所。固有キャラなのに「他の固有キャラとの差別化ポイント」の一要素が「汎用ジョブのアビリティの充実度」と言うのは少々変わっていると言えるだろう。
アグリアスは女性ユニット故に、状態異常の無効化やシャンタージュによる囮役としても駆り出される場合があり、何気に汎用ジョブのアビリティの豊富さが使い勝手に響いてくるのでしっかり育成を行っておきたい。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
無双稲妻突きさえあれば他は不要と言うような表記をされているサイトもたまに見かけるが、効果範囲や射程の関係で意外とそうも言い切れないということも多い。基準は無双稲妻突きで間違いないが。
これは無双稲妻突きでは倒すことが出来ないが複数人巻き込める場合や、北斗骨砕打では対象にできない高さにいるユニットに向けて使われることになる。それ以前に初期習得の聖剣技であるため、全アビリティがそ揃うまでの間かなりの長期間にわたってお世話になる。
「赤黒いエフェクト」の闇の剣と真逆で、「青白いエフェクト」は非常に印象的。追加効果のストップもかなり強力なので、この追加効果に助けられたプレイヤーも多いはずである。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
突き詰めて考えていくと、おそらく使用頻度が最も低いと思われる聖剣技。その原因は死の宣告と言う即効性のない追加効果に原因があると考えられる。
しかし全く使用する機会が無いわけでもなく、例えば巻き込みたくないユニットが周囲にいる状態のため無双稲妻突きを使用できず、かつ不動無明剣や北斗骨砕打では射程や高低差の関係で届かない、と言う事態は普通にプレイしていてもそれなりに起こりうる。
威力自体は無双稲妻突きに次ぐ聖剣技第三位を記録しており、汎用ユニットのアビリティと比べれば破格の性能なのだが、他の聖剣技がぶっ飛び過ぎているせいであまり使われることが無いという悲しきアビリティである。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
1/4の確率で相手を一撃で戦闘不能にしてしまうという恐ろしいアビリティ。初めて目にかかるのは第一章の風車小屋に出てくるウィーグラフになるだろう。高い威力に加えて運ゲー要素まであり、多くのプレイヤーを恐怖に震え上がらせた。
威力は不動無明剣と同じで最低の数値である上に単体攻撃で、高低差への対応も全聖剣技の中では最低の数値である。つまり必然的に追加効果目的で使用することになる剣技である。聖光爆裂破で倒せない場合優先的に使用されるのがこの北斗骨砕打だろう。
オルランドゥの場合は一撃で持っていけるケースが多く、他の選択肢として闇の剣や剛剣があるため使用されることは稀である。一方アグリアスの場合は装備品や物理ATの関係から一撃で倒せない場合も多いため、必然的に使用する機会が増えてくる。位置取りがそれなりに重要なアビリティのため、丁寧な立ち回りを心がけよう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
聖剣技だけでなく、魔法剣などを含めた全ての剣技を含めてもおそらく最優秀選手になりうる非常に強力な剣技。
追加効果の沈黙こそイマイチではあるが、高射程、高火力であり、更に複数の敵をまとめて攻撃が出来るという暗黒剣や剛剣とは一線を画する性能を誇っている。沈黙も敵魔術士系の相手を機能不全に追い込めるので無駄ではない。
そのため必然的に聖剣技を選択する場合これと聖光爆裂破が最優先で選択され、不都合があるときにのみに他の聖剣技が選択されることになる。使用頻度が最も多く長きに渡って活躍する聖剣技であるため、最優先で習得させよう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
一直線上を攻撃するという、他の剣技を見渡しても非常に珍しい効果範囲を持つ聖剣技。技の威力が聖剣技の中でも最大値を誇り、さらに追加効果も強力な混乱であるため、攻撃性能は聖剣技の中でも頭一つ抜き出ている。
射程もそうだが、高低差にある程度強い点も良く、無双稲妻突きでは巻き込めない地形でもこれであればまとめて攻撃できるケースも多いため、こちらもなるべく早めに習得させておきたい。
効果範囲などの関係から、使用者自身のMoveが非常に重要になってくる。アグリアスの場合はMove+2辺りをセットしておくと非常に小回りが利くようになるためなるべく早めに揃えられるようにしたい。
リアクションアビリティ
取得jp | 発動条件 |
効果 | |
備考 | |
最序盤に覚えればそう悪いリアクションアビリティでもないのだが、さすがに第二章の終盤で加入することを考えればそこまで活躍の機会が見込めないリアクションアビリティ。
ノックバックが発生すると、他に敵ユニットがノックバックによって空いたスペースににやって来て再度殴られるという嬉しくない展開が発生してしまうことがあるが、アグリアスの場合は打たれ強いため致命的な展開にならず、範囲攻撃の聖剣技もあるのでむしろ有利に働くケースがあるのが救いだろう。
とは言っても所詮は運頼みであるため、積極的に運用する必要性はないだろう。素直にオートポーション辺りを習得させておいた方が活躍できるだろう。
サポートアビリティ
取得jp | 効果 |
備考 | |
固有キャラのサポートアビリティは見習い戦士と同一のものが使いまわされているのは周知の事実ではあるが、例え同じアビリティであったとしても、固有キャラごとの特徴によって評価が変化するのは興味深いところである。
アグリアスの場合、斧装備可能をチョイスするのであれば、剣装備可能をセットして聖剣技を使ったほうが簡単なかつ確実であるため、これを習得してセットする必要性が全く見当たらないという事態になってしまっている。
さらに言えば斧はすべて両手持ちであるため、鎚のように二刀流と併用して使用することも出来ないのでアグリアスとはとことん相性が悪い。習得する必要性は皆無と言ってよいだろう。
取得jp | 効果 |
備考 | |
アタッカーとして使っている場合はモンスターと足並みを揃えている暇はないため、これをセットしても有効に活用できる機会は多くないと言える。
性能自体は悪くないアビリティだが、アグリアス自身もJpにそこまで余裕があるキャラクターでもなく、状況によって剣装備可能を装備させる場面も多いのでサポートアビリティにあまり余裕がないキャラクターである。
そもそもラムザやムスタディオのように決定力のないユニットにセットするべきアビリティであるため、わざわざアグリアスでモンスターの支援を行う必要性はないだろう。
取得jp | 効果 |
備考 | |
キャラクター性能で言えば、ホーリーナイト自体打たれ強いクラスであり、重装備も出来るため囮役としての適性は十分に兼ね備えている。
しかしそれ以上に聖剣技使いとしてのアタッカーとしての要素が重要視されるため、そもそも防御している余裕があまりないのが現実である。
第2章のゲスト時であってもダメージクッション兼、着実な削りダメージを入れるキャラとしての仕事があるためむしろ防御されたら困るケースもある。初期セットされていたらCTの無駄遣い防止のために解除することも検討しよう。
取得jp | 効果 |
備考 | |
アグリアスにとって非常に悩ましいサポートアビリティ。オルランドゥなどとの差別化できる点が「早期加入による、第4章加入組よりも豊富なアビリティ」であるため、剣装備可能だけでなく、こちらも是非セットさせたいという人も多いはずである。
女性ユニット故に魔法ATが高く、初期フェイスも悪くないため、魔術系のアビリティを回収しに行っている際は素直にこちらをセットして育成をすると効率的だろう。
アグリアスは固有ユニット故に「ためる」を習得できない。そのためJp稼ぎには一工夫必要なのだが、もっとも簡単なのは、ラムザのおまじないとポーションを双方で掛け続けることである。下準備がポーションの購入のみで良いため実行が簡単で、地形が入り組んだバリアスの谷でも無理なくこなせる。他の固有キャラの育成でも簡単な方法であるため是非覚えておこう。
ムーブアビリティ
取得jp | 効果 |
備考 | |
ホーリーナイトの素のMoveが3であるため戦線に出遅れてしまい、その撃たれ強さを発揮することが出来ないことも多いのでなるべく早めに習得させたいムーブアビリティ。
特にゲスト時でのAIは聖剣技がギリギリ当てられる位置を最優先で移動先に選択するケースが多く、前線を押し上げたいときに出遅れてしまうことが多い。
これをセットしたうえでバトルブーツも履かせておけばMoveは5となるためかなり俊敏に移動してくれる。戦力が不足しがちな第2章は聖剣技による固定ダメージは重要なダメージソースであるため、アグリアスのMoveは可能な限り上昇させておきたい。
Lv1から99まで上昇させた場合
能力値 | HP | MP | SP | 物理AT | 魔法AT |
成長率 | |||||
アグリアス |
能力値 | HP | MP | SP | 物理AT | 魔法AT |
補正率 | |||||
アグリアス |
物理攻撃方面の成長値、補正値ともに平凡そのものであるので、純粋なアタッカーとして使用するのであれば、風水士やナイト辺りで聖剣技を使用したほうが良いことを覚えておくと、柔軟なパーティ編成が出来る。
魔法攻撃方面にマイナス補正がかかっていないほかMPも十分な成長をするため、実は魔法攻撃役としても十分に活躍が可能である。
結果として魔術師系のアビリティをどこまで揃えられるかがホーリーナイトの柔軟性を決定することも多く、どのアビリティを習得するかは慎重に決めておきたいところである。ゴーレム、ホーリーなど大量のMPを消費するアビリティでも無理なく使用できるため、アビリティ選択のセンスが求められるキャラクターである。