ファイナルファンタジータクティクス(FFT)を攻略・分析するサイト
リメイクにあたって追加されたジョブ。FF3から登場しており、ナンバリングや派生シリーズの中でもちょこちょこ出てくるマスコット的な存在。
お世辞にも使いやすいとも言い難く、むしろPSP版では共同戦線の環境がないとそもそもオニオンシリーズを入手できなかったりと、不遇な点が前面に押し出されている。
なぜこんな形で追加したのかと思えるほど手抜きな調整がされており、一体何がやりたかったのかがサッパリわからない。
ファンサービスで追加するにしてももう少し考えてから追加するべきだったと言えよう。
各種成長・装備品等
能力値 | HP | MP | SP | 物理AT | 魔法AT |
成長率 | |||||
補正率 | |||||
MOVE | JUMP | 回避 | |||
武器 | 防具 | アクセ | |||
Jobチェンジ条件 | |||||
備考 | |||||
後述する条件を満たしてジョブレベルが8になると成長値、補正値が下段に記載されている強力なものに切り替わる仕組みになている。
すべてのアイテムを装備できるのは良いが、すべてのアビリティをセットできず、ExpもJpも得ることが出来ないため、このJobで戦う意味は全くなく、一体何がやりたいんだかがよくわからないジョブになっている。
アクションアビリティは存在せず、また他のジョブのアクションアビリティもセットできない。つまり「たたかう」しか選択することが出来ない。
アクションアビリティに関することではないが、たまねぎ戦士に課せられた特殊な仕様をここで解説しておくことにする。
- ナイト、モンク、風水士、弓使い、シーフ、竜騎士、白魔道士、陰陽士、話術士、黒魔道士、時魔道士、召喚士、侍、忍者、算術士、吟遊詩人or踊り子の合計16のジョブの中から2つをマスターするたびにジョブレベルが上昇し、ジョブレベルが8になると成長値、補正値が下段に記載されている強力なものに切り替わる
- すべてのアビリティをセットできないので「たたかう」しかできない
- ExpとJpが入手できない
- レベルアップはまじゅう使いでアビリティ枠を増やしたワイルドボーの「食べてもらう」のみでレベルアップ可能
- すべてのアイテムを装備できる。男性でもお構いなしに香水が装備可能(´・ω・`)!
- PSP版では共同戦線を行わないと専用装備が手に入らない
- スマホ版ではゲームクリア後でないと専用装備が手に入らない
このジョブの真価が発揮される頃には他のジョブはほとんどマスター状態になっており、ジョブチェンジすると逆に弱くなるという怪現象を見ることが出来る。
サポートアビリティ
サポートアビリティは存在せず、また他のジョブのサポートアビリティもセットできない。
ムーブアビリティ
ムーブアビリティは存在せず、また他のジョブのムーブアビリティもセットできない。
Lv1から99まで上昇させた場合
能力値 | HP | MP | SP | 物理AT | 魔法AT |
成長率 | |||||
基本値(男) | |||||
基本値(女) |
能力値 | HP | MP | SP | 物理AT | 魔法AT |
補正率 | |||||
実数値(男) | |||||
実数値(女) |
ステータス成長は素晴らしいの一言で、適当なジョブでレベルを下げて、ジョブLv8にしたたまねぎ戦士でレベル上げを繰り返せば理論上最強のユニットが出来上がる。
普通に考えれば、ジョブLv8を満たした時点で通常通りExpとJpが得られ、アビリティも自由にセットできるようにすればFF5のすっぴんにあたる最強の汎用ジョブになっていたんじゃないだろうか。全アイテムを装備出来る上にアクションアビリティも好きなものを2個セットできればジョブとしての特徴が鮮明に引き立ち、やりこみ向けの個性的なジョブに生まれ変わる。
しかし現実はジョブLv8を達成しても上記の制限は解消されないままである。制作スタッフが制限解除の設定をし忘れてしまったんじゃないかと疑いたくなるが、今となっては誰にもその答えを知ることはできない。実に無念である。
(´・ω・`)