ファイナルファンタジータクティクス(FFT)を攻略・分析するサイト
西洋をベースにした世界観なのになぜか登場する和風なジョブ。陰陽士が「東洋」と言うくくりで誤魔化せたが、堂々と「侍」と名称までついているため、もはや言い訳が利かない。
幸い(?)登場するマップは限られており、実際に対戦する機会はかなり少なめである。刀に秘められた力を開放して戦うというようなイメージが付与されているが、調整が難しかったようでどっちつかずの性能になってしまっている。
風水士などと比べると成長値、補正値ともに下位互換になってしまっており、使いこなすのには頭を捻る必要があるジョブである。
各種成長・装備品等
能力値 | HP | MP | SP | 物理AT | 魔法AT |
成長率 | |||||
補正率 | |||||
MOVE | JUMP | 回避 | |||
武器 | 防具 | アクセ | |||
Jobチェンジ条件 | |||||
備考 | |||||
戦士系のジョブであるにもかかわらず、最大HPにマイナスの補正がかかるのが非常に痛い。鎧や兜を装備できるのである程度はカバーが出来るが、盾まで装備できるナイトと比べると打たれ弱いイメージは拭えない。
引き出すが魔法AT依存にもかかわらず、魔法ATにマイナス補正がかかっている上にルーンブレイドでの補正が効かないのも厳しい要素である。
しかし、ジョブの特徴と習得するアビリティが噛み合っていないだけであり、習得できるアビリティは非常に有用なものがそろっている。多少苦労してでも必要なものは習得しておきたい。性能で言えば各種剣技よりも優れている点が多く、多少の資金力が必要なものの優秀なアビリティが揃っている。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
引き出すは敵味方を区別して即時発動、原則として魔法AT依存と言う特徴がある。そして何よりも、引き出す刀をアイテム欄にストック(装備ではダメ)しておかねばならず、使用時に約1/8の確率で破壊されてしまうということだろう。
やりこみを行えば敵の高レベルの忍者が投げてくるため、キャッチを繰り返せば量産が出来るものの、正宗と塵地螺鈿飾剣については一品物であると考えるべきだろう。
阿修羅は1600ギルと安く、ルーンブレイドを装備させた風水士であれば100以上のダメージは普通に出せる。コスパは上々だと言えるだろう。どのアビリティにも言えるが、自分中心と言えど効果範囲が広く、高低差にも強いなど高ムーブのユニットに使わせると非常に強力である。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
阿修羅からダメージが1.5倍になったおかげで特化すれば200ダメージを狙うことも夢ではなくなった。星座相性や魔法攻撃力アップと併用すると300ダメージも狙える。
阿修羅と同じタイミング3000ギルで購入できるため、かなり早いタイミングでの導入が可能である。両方習得するのも悪くはないが、JP節約の意味を考えるならこちらだけ習得するのも一つの手だろう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
敵のMPにダメージを与える強力なアビリティ。そのダメージ量は魔法AT×4と若干頼りない数値ではある。
風水士辺りで特化してもMPを0にできるほどではないが、ガス欠を見込める程度のダメージは何とか見込める水準である。。
しかしながら一振りが5000ギルもするためコスパ的に考えて少々厳しいと言える。実際に導入して有効活用できた人は案外少ないだろう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
味方のHPを回復するアビリティ。フェイスに影響されず、広範囲な上に高低差にも強いという、味方サイドで使うHP回復手段としてはかなりの性能である。
なお、引き出すのアビリティの中で唯一星座相性を無視するという特徴がある。安定した回復量が必要な回復アビリティとしてこの特徴は長所と言える。
一振り7000ギルと高額ではあるが、安定感の高い回復手段として常用出来るなら準備しておきたい優秀なアビリティである。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
威力面は虎徹からさほど上昇してはいないが、追加効果としてスロウの効果があるアビリティ。上位の引き出すで一撃を狙えない場合に妨害目的で使うことが想定される。
ヘルプメッセージを見ると、草薙の剣を模して作ったレプリカのようである。ヤマタノオロチの出現時には常に空が雲に覆われていたためこのような名前が付けられたとされている。
一振り8000ギルと高額であるが、一撃で仕留められない相手への横やりとして使うのが主な目的のため、1本~2本程度あれば事足りるだろう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
範囲内の味方にプロテスとシェルを付与する。成功率は100%であり、イノセン状態の奴だろうとお構いなしに付与してくれる。
素早い味方ユニットに使わせれば戦闘開始直後に全員に付与することが出来る。ダメージで戦闘不能になる可能性が激減するため、安定派のプレイヤーに愛用されている。
一振り10000ギルと大台に乗ってしまっている。常用するのは流石に厳しい価格であるため、常用しない人は一振り購入しておけば良いだろう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
店売りの中では最大の威力を誇る引き出すの中でも奥義ともいえるアビリティ。魔法攻撃力アップをセットして特化すれば低耐久の相手なら一撃を狙える。広範囲であり、アグリアスの聖剣技を凌ぐダメージを叩き出すこともしばしば。
このアビリティに限った話ではないが、自分を対象にするため相手への予測ダメージが見れないのが結構厄介である。これで倒せない相手であるなら天のむら雲でスロウを狙ったほうが良いのだが、各ユニットの星座と性別を見て手計算しなければならない。まぁこれには実質的に天のむら雲の半分の確率で混乱を付与するので、手計算を省いても一定の効果があるのでマシな方だが。
一振り15000ギルとかなりの高額だが、ダメージ目的では一番使用する刀であるため、多少余裕を持って購入して置こう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
村正の上位種であるアビリティだが、色々と変則的な要素が多い。具体的には威力が村正のほうが高いものの、効果範囲が地烈斬のような直線軌道である点である。
地烈斬と違って空中の相手にも効果があるほか、高低差に若干強くなっており、通常の引き出すでは届かない相手への先制攻撃として使うのが主な使用用途だろう。
しかし22000ギルを捻出してまで使うかどうかは微妙な価格帯である。これを使用する頃にはこちらのムーブも大幅に上昇しており、一気に敵陣に飛び込んで村正を使える局面も多いと思われる。
無論、単純な武器としては店売り最強の刀ではあるので一本は購入しておきたい。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
使用時に味方にヘイストとリジェネを100%の確率で付与する強力なアビリティ。こちらもイノセン状態のユニットでもお構いなしに効果を発揮するのでかなり頼れる。
ディープダンジョンに埋まっているイメージがあるが、残念ながら埋もれた財宝では入手できない。代わりに清盛がディープダンジョンに埋まっている。多分埋もれた財宝を設定したスタッフの勘違いだろう。
入手する場合はレベル95の忍者が投げてくるものをキャッチすることで入手できる。レベル96以上になると塵地螺鈿飾剣を投げてきてしまうためやや面倒である。と言うよりもレベル95もあればもはや向かうところ敵なしの状態であり、これを入手するのも完全に趣味の領域である。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
初見で読めた人は皆無だと思われる刀。配慮をしてか「ちりじらでんかざりつるぎ」とヘルプメッセージにきちんと記載されているので読めなかった人も安心である。
正宗のように埋もれた財宝から発見出来ないということはなく、ディープダンジョンの最深部できちんと入手することが可能になっている。レベル96以上の忍者も投げてくるので、実は量産は正宗よりも簡単である。
フェイスの影響を受けない魔法AT依存のアクションアビリティとしては最大限の火力を誇る。しかしこれを入手できる時点でもはやラスボスなどに負ける要素はないため、これも観賞用のアイテムに留まるだろう。
リアクションアビリティ
取得jp | 発動条件 |
効果 | |
備考 | |
瀕死状態になったときに自身の最大HPと同じ量のHPダメージのカウンター行動を行う。物理回避不可であり、正に肉を「切らせて骨を断つ」という武人の教えを体現したリアクションアビリティである。何気に習得Jpが軽いのも良い。
何故か二刀流が適用されるため、発動さえできれば並大抵の相手は一撃である。敵が装備武器の射程範囲に居ないと発動しない点には注意が必要。
銃を持たせておけば聖剣技にも反撃可能である。ウィーグラフ戦でHP調整をしておいてエクスポーションなどで粘れば十分に実用範囲なので、試せる人は試してみよう。
取得jp | 発動条件 |
効果 | |
備考 | |
近接系物理攻撃は当然として、弓による攻撃やジャンプ、銃や魔法銃での攻撃すら無効化してしまう驚異のリアクションアビリティアビリティである。
ブレイク系や盗むにも発動するためある程度の装備品の保護も出来るため、ジョブツリーは大変ながら是非とも習得しておきたいアビリティである。
しかしモンスターの攻撃には発動しないものも多く、例えばチョコボールなどの魔法AT依存の攻撃には発動しない。見切るやMPすり替えと比べて長所短所があるため理解しながら使おう。
サポートアビリティ
取得jp | 効果 |
備考 | |
刀を装備できるようになるサポートアビリティ。剣装備の亜種のような扱いだが、剣と違って刀装備では各種剣技を使用することはできない。
ブレイブさえ高めておけば剣を超える攻撃力になりうるが、特殊効果を考えたら素直に剣を装備させた方が役立つケースが大半だろう。
取得jp | 効果 |
備考 | |
両手持ちにすると通常攻撃のダメージが2倍になる。忍者に二刀流がデフォルトでセットされていたように、侍にもデフォルトでセットされていてもよさそうだが何故かセットされていない。
ジャンプや聖剣技へは無意味であるため純粋な打撃用である。その割に習得Jp900はかなりコスパが悪い。
白刃取りを最優先で習得したい人が多いと思われるので、多くの人から見向きもされないサポートアビリティである。ナイト辺りで習得出来たら随分と評価も異なっていたかもしれない。
ムーブアビリティ
取得jp | 効果 |
備考 | |
水深2以上の深さのパネルであっても水深1のパネルのように移動と行動が可能になるアビリティである。
実用性で言えば劣化テレポと言えるような性能である。そもそも水中で戦うステージが少ないので仕方ないが。
どちらかと言えば、重い甲冑を身に着けた状態でも沈まないように考案された古式泳法を表現するためのムーブアビリティであると思われる。要するに実用云々よりもフレーバー重視のムーブアビリティである。侍にロマンを感じる人は習得させても面白いだろう。、
Lv1から99まで上昇させた場合
能力値 | HP | MP | SP | 物理AT | 魔法AT |
成長率 | |||||
基本値(男) | |||||
基本値(女) |
能力値 | HP | MP | SP | 物理AT | 魔法AT |
補正率 | |||||
実数値(男) | |||||
実数値(女) |
こうして見ると成長率、補正率のどちらも良くないため実に魅力のないステータスになってしまっている。
防御を捨てて捨て身で戦っているという事を表現したかったと思われるが、肝心の物理ATが引き出すと一切関係のない仕様になっており、自身の能力と噛み合っていない。
能力値に魅力はないが、習得できるアビリティは非常に優れている。使いやすさと刀の販売時期は密接な関係にあるため、真価を発揮するのは第4章に入ってからである。とは言え白刃取りだけでも早期に習得する価値はあるため、早期取得をしたい人は「ためる」などを連打して一気に習得してしまうと楽に攻略を進めることが出来るだろう。