ファイナルファンタジータクティクス(FFT)を攻略・分析するサイト
前衛系の基本ジョブが見習い戦士だったのに対し、こちらは後衛系の基本ジョブである。名前のとおりアイテムの使用を得意としており、ポーションやエーテルなどで味方のサポートが主な仕事である。
FFTはブレイブやフェイス、星座相性などから各アクションアビリティの効果や成功率が大幅にブレる弱点があり、蘇生行動が空振りし続けることは決して珍しいことではない。
一方でアイテムは、消耗品を使用してしまうものの、確実に成功して一定の効果があるため戦略に組み込みやすい。編成内に一人以上フェニックスの尾使いがいると安定感が増すため、できるだけ多くの仲間に習得させておきたい。
各種成長・装備品等
能力値 | HP | MP | SP | 物理AT | 魔法AT |
成長率 | |||||
補正率 | |||||
MOVE | JUMP | 回避 | |||
武器 | 防具 | アクセ | |||
Jobチェンジ条件 | |||||
備考 | |||||
ジョブの特性としてアイテム投げが備わっており、後衛に下がりながら味方を安全に回復することができる。
成長率も悪く補正値も悪いが、銃を装備できるため、ジョブとしてはかなり強いと言える。特に魔法銃が出てくる辺りからアタッカーもこなせるため万能戦士として活躍するケースも。
装備品は少ないものの、帽子と服が装備できるため、装備品での調整が利きやすく、中盤で一旦存在意義が薄れるが後半になって返り咲くという珍しいジョブである。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
序盤の回復量はかなり強大な数値であり、連打していれば簡単には倒されないほどの回復量を持っている。これを多めに準備して置けばランダムバトルも安心して戦闘に臨める。
中盤以降は50ギル程度軽く捻出できるようになるため、Jp稼ぎに使用されることもある。ちなみに全快した状態でポーションを使ってもJpは貰えず無意味に終わるので一応注意。
アルガスなどに覚えさせると無計画にバンバン使ってしまうので注意して置こう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
HP70も回復すれば第2章辺りまでなら十分に回復リソースとして使用ができる。代わりに価格がポーションの4倍になってしまい財布に与えるダメージもアップしている。
オートポーション発動時に通常のポーションを持っていないとこれが発動される。3章辺りまでであれば頼れる回復数値であり、スキルツリー最序盤で習得できるリアクションリビリティにしては破格の性能を誇る。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
150の回復量はまずまずの数値である。しかしこれを使いだすころには一撃でこちらを戦闘不能にしてくる攻撃も増えてくるため油断ならない。
手持ちにポーション及びハイポーションがない場合、オートポーション発動時にこれを発動する。生半可な攻撃であれば帳消しにできるほどの回復量を持つため、財布と相談しながら使っていきたい。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
回復量で言えば序盤に使うことが想定されているであろうMP回復アイテム。しかしゲームバランス的に言えば最初の数ターン魔法を打って敵を撃破してしまえば大勢は決するゲームバランスであるため、これを使ってまでMPを補給したい場面は少ない。
Jp稼ぎ時のMP補給であればチャクラのほうが便利である。悪くない性能だがシチュエーションに恵まれず使用経験があまりない人も多いだろう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
MPを50回復する。基本的な立ち位置で言えばエーテルと大して変わらず、数発魔法を打てれば十分というゲームバランスで積極的にMPを補給したいかと言われると微妙である。
何よりもハイエーテルの販売価格が600ギルとかなり高いのも問題である。このころは編成を工夫すればチャクラを組み込むことも容易く、エーテルと同じくあまり日の目を見ない運命にある。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
勿体なくて使えないでお馴染みのエリクサーを使う。数値上はHPとMPを回復させる最高の手段であるが、エクスポーション以上の回復を求められる環境では一撃で戦闘不能になることも多く、さほど意味がないことも…。
一応モノボルグレイトを養殖することで量産できるのだが、そもそもエリクサーを量産できるだけの技術と知識があるプレイヤーが恒久的にエリクサーを必要とする場面はあまり考えられないもの事実である。
本作の場合、勿体なくて使えないというよりも「そもそもエリクサーが入手できない」「エリクサーを習得しないと使用できない」と言う事情から、ナンバリング作品よりもさらに使用頻度は低いと思われる。フェニックスの尾の方がずっと活躍機会が多いだろう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
毒を回復できるアクションアビリティ。毒は放っておいても自然治癒する上に毒のダメージ自体もそこまで脅威ではないため回復優先度はかなり少なめである。
序盤こそ役立つかもしれないが、毒消しの販売価格はポーションと同じく50ギルである。毒消しではなくポーションを利用したいケースも多いため、習得は簡単でも使われる機会は少ないだろう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
暗闇状態は自然治癒しないため、物理一辺倒のユニットが喰らってしまうと機能不全に陥る。しかし行動不能に陥るわけではないため、回復の優先度は低めである。
暗闇状態は相手の回避率を2倍にして命中率が行われるため効果は意外と大きいが、後半は必中の剣技や地烈斬やらが乱れ飛ぶ上に当然ながら魔法には無意味である。喰らっても無視するケースが大半なんじゃないだろうか。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
沈黙状態を解除する。沈黙状態は自然治癒しないため、魔術師系の味方が喰らってしまうと立ち往生になってしまうため、毒や暗黒などと比べれば優先度は高めである。
気孔術や手当てなどでも治せるほか、エスナでも解除可能なため、意外と多くの手段で解除可能である。必要性はそこまでないが、習得Jpが低めなためとりあえず習得して置いて問題はないだろう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
カエル状態を解除する。カエルは物理攻撃と黒魔法のトード以外の行動がとれなくなり、攻撃力も激減してしまうため、このゲームの中でも深刻な状態異常である。されに言えば戦闘不能になっても解除されないという恐ろしい仕様があるため、対策必須のように思える。
しかし味方ユニットが敵からの行動によってカエルにされてしまうことはそうそうなく、Jp稼ぎ目的で味方側から能動的にトードを唱えるケースがほとんどだろう。この状態の物理攻撃は白刃取りを無視するため、ためるを使えないキャラに使用しておくと効率よくJp稼ぎができる。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
石化状態はカエル状態と双璧をなす深刻な状態異常である。カエル状態は自力でトードが唱えられれば復帰できたのに対し、こちらは味方サイドから救出してもらわないと復帰することができない。喰らう機会は少ないものの何らかの形で解除できるようにしておきたい。
戦闘不能状態と違ってこの状態でもおこぼれJpは貰うことができる。Jp稼ぎなどで役目を終えたユニットの行動をパスさせる際に利用すると効率が良いので覚えておこう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
アンデッド状態、吸血状態を回復できるアビリティ。吸血状態は操作不能になる上に他の味方ユニットまでも巻き込んでいくため早急に対処が必要である。聖水がない場合は戦闘不能にすれば吸血は解除されるため覚えておきたい。
アンデッドは戦闘不能にしても解除できず、そのままだとフェニックスの尾なども使えないため厄介である、しかし吸血、アンデッド共に被弾する機会は少なく、被弾するマップでも事前にアクセサリなどで防いでしまえるケースも多いため使わなかった人も多いアビリティだろう。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
複数の状態異常を治せるアビリティ。単品で混乱を治せるアイテムが存在しないため、アイテムで混乱を治そうと思ったらこれを使うことになる。
効果こそ魅力はあるが、習得Jpも万能薬の販売価格もコスパが悪いため習得するか悩むところだろう。とは言え戦闘不能状態になっても解除されない状態異常は多く存在するため、お守り代わりに1名くらいは習得させておきたい。
取得jp | SP | 消費 | 属性 |
射程距離 | 射程垂直 | 効果範囲 | 効果垂直 |
回避 | 効果 | ||
備考 | |||
他の蘇生手段であるレイズや蘇生が状況次第では成功率100%に到達しないため、確実に味方を蘇生させたいのであればこれを使うことになる。最序盤で蘇生を行いたい場合はこれ以外に選択肢は存在しないため、なるべく早めに複数人に習得させたい。
これで起き上がったキャラは残りHPが1~20までの間で復帰するため、非常に危険な状態で復帰することになる。モグラ叩き状態になってしまうことも多く、使用するタイミングを誤らないようにしたい。
リアクションアビリティ
取得jp | 発動条件 |
効果 | |
備考 | |
条件なしで習得できるリアクションアビリティとしては破格の性能を誇る優等生。攻撃を食らっても戦闘不能にさえならなければ大抵の攻撃は耐えることができる。白刃取りと違って魔法でも発動するため汎用性は随一である。
体当たりや投石でも発動するため、パーティアタックで意図的に発動させるテクニックがある。ポーション→ハイポーション→エクスポーションの順に使用するため、狙ったポーションを使わせる場合はアイテム欄の調整がネックになる点は注意しておきたい。
総じて優秀なアビリティだが相応に費用を要するのは覚えておきたい。後半加入する剣技キャラは他のリアクションアビリティまで手が伸びないケースも多いため、これを装備した状態でゲームクリアした人も少なくないはずである。
サポートアビリティ
取得jp | 効果 |
備考 | |
直線軌道ながらアイテムを遠距離から使用できるようになる便利なサポートアビリティ。SRPGにおいてユニットが行動不能になっている地点は基本的に相手からの攻撃が届くため、安全な回復を行うという意味では遠距離からアイテムを使用できるのは重要である。
しかしヘイストなどで味方ユニットを密集させたいことが多いこのゲームではそうとも言い切れない部分もあり、通常戦闘ではとりあえずアイテムだけセットしていれば何とかなる部分も多い。
一方でゲストユニットなどはプレイヤーの意図しない位置に突っ込んでいってしまうケースも多く、ディリータやアルガスをこれでサポートするのは理にかなっている。また、ゲスト救出時の安定性も絶大なため、要所要所で使っていきたいサポートアビリティである。
取得jp | 効果 |
備考 | |
装備品にメンテナンスを施し、装備品の破壊と盗まれるのを完全に防止するアビリティ。
貴重な非売品が登場する終盤はもちろんだが、金欠になりがちにな序盤や中盤で装備品を失ってしまうことは財政に与える影響が大きいため、可能な限り習得しておきたい。
これをセットして置けば、装備品がある箇所への剛剣のダメージも完全に防ぐことができる。しかし装備がない箇所への剛剣はリメイクにあたって素通りになったので注意しておきたい。
わかりやすい例でいうと、頭装備をなにも装備できない男性モンクにメンテナンスをセットしても、頭装備を破壊する星天爆撃打のダメージを防ぐことができない。盾を破壊する剛剣は存在しないため大抵のユニットには関係ないことだが、モンク、ものまね士、ドラグナーなどを使っている人は覚えておいて損はないだろう。
取得jp | 効果 |
備考 | |
習得Jpが0であるため誰でもノーリスクで習得できるサポートアビリティ。名前のとおり戦闘中での装備変更が可能になるが、1回分のアクティブターンを使用してしまうため、混戦状態に入る前に装備変更を行う必要がある。
一番簡単かつ有効なのは天使の指輪と組み合わせて使う場合だろう。天使の指輪を装備させた状態で戦闘を開始して、最初のターンに装備変更を行えばリレイズ効果を一度だけだが手軽に付与できる。これはシャンタージュでは代用できないテクニックで強敵相手で役に立つため覚えておいて損はない。
また、石化銃は装備変更で装備させれば石化しないという謎の仕様があるため、この目的であれば有効に使用できる。総じて悪くはないが使い所が難しいアビリティで、編成段階での調整やゲームシステムへの理解度が問われると言う、最序盤で習得できる割に玄人向けのアビリティである。
ムーブアビリティ
取得jp | 効果 |
備考 | |
各マップに存在する埋もれた財宝を拾えるようになるムーブアリビリティ。反対に言えばこれをセットしていなければ埋もれた財宝は入手できない点には注意したい。
財宝と名ばかりで、貴重なアイテムが入手できる事は少なく、ネルベスカ神殿など一部のマップに限られる。レア枠を入手したければブレイブが低いほうが有利なため、ラファなどを利用してアイテム発掘を行うプレイヤーが多いようである。
Lv1から99まで上昇させた場合
能力値 | HP | MP | SP | 物理AT | 魔法AT |
成長率 | |||||
基本値(男) | |||||
基本値(女) |
能力値 | HP | MP | SP | 物理AT | 魔法AT |
補正率 | |||||
実数値(男) | |||||
実数値(女) |
ステータスの成長はかなり低めである、補正値も低めであるため基本的な殴り合いや魔法攻撃を行わせようとすると相当に弱い。
反面装備品は優秀で、銃を装備させて後衛に配置すればアイテムの安定性もあって戦況を小気味よくコントロールしてくれる名脇役になる。
ステータス成長値の低さはやりこみでのドーピングに使われることがある。特に踊り子の物理AT成長値が50と平均並みの数値であるため、女性ユニットで物理ATを強化したければレベルダウンの際は必然的にアイテム士で行うと、効率良くユニットを強化出来るだろう。