ドラゴンクエスト6を攻略・分析するサイト

ミラルゴ

　鏡の中にイリカを封じ込め1000年もの期間執拗に彼女に求婚を続けた狂気のストーカーである。ドラクエシリーズの中でも屈指の変わり者だと言って間違いないだろう。

　人の恋路を邪魔する輩は正義の味方に倒されると相場は決まっているが、こいつの場合は一方通行の愛なので気にせずに成敗してしまおう。

　すでに魔物と化してしまっているが元々は下の世界の住人だったと思われる。カルベローナの民と同じく、高度な魔術によって上の世界にたどり着いたと考えるのが自然だろう。

　と言うよりもミラルゴもカルベローナの民だったのかもしれない。マップ上も近い位置にあり、何らかの理由で追放されて放浪中にイリカを発見したと考えれば一応辻褄があう。

　完全一回行動のローテーション行動を行う。その内訳はマホターン→通常攻撃、メラミ、ベギラゴン、仲間呼びのいずれかで、既にマホターンがかかっている場合はマホターンをカットする。

　故にマホターンを解除し続ければミラルゴは2ターンに1回しか行動が出来なくなり、格段に戦闘が楽になる。

　最大HPこそ2400とかなり高いものの、せいけんづきが直撃し、かまいたちも倍率100%で放てるので意外とあっさり倒すことが出来る。

　スクルトで守備固めを行った後、ニフラムなどで相手に無駄行動を取らせている隙に殴り倒すのが基本戦法である。スクルト係はミレーユでも良いが、同じく自力でスクルトを覚えるピエールにスイッチしても良い。ピエールはメラ弱耐性、ギラとバギに強耐性でミラルゴ戦と非常に相性が良い。

　後はほしふる腕輪＋ゲントの杖係、ニフラム係、ちからのルビー＋打撃係を適当にアモス、ハッサン、主人公辺りで調整すれば負ける心配はないだろう。ランプの魔人対策にほしのかけらをスクルト係に持たせておくと手が空いた時に横槍を入れやすい。

　的確にマホターンを解除しておけばそう起きないだろうが、ベギラゴンやバギマの波状攻撃を喰らうとそこそこ危険である。

　精霊の鎧で（デイン系以外の全呪文10軽減）、魔法の盾（メラ系、ギラ系10軽減）、魔道士のローブ（メラ系、ギラ系15軽減）、シルバーメイル（デイン系以外の呪文8軽減）辺りが便利なので、心配な人は購入しておこう。

　戦闘開始直後にスクルトを2～3回使えば打撃系はほぼシャットアウトできるようになり行動に余裕が生まれる。あとは二フラムやマホトラでマホターンをかき消してミラルゴに無駄行動を誘発させるのが鉄板と言える。

　呼び出されるランプの魔人が厄介だが、一応グループ単位になっているので強耐性ながらラリホーが有効。魔法使いランク1で習得できるのでメラミと一緒に全員が覚えているはず。また混乱も強耐性止まりなので、メダパニ系でも行動を封じることが出来る。

　ランプの魔人はSFC版では最大HP380とかなり堅かったが、リメイク以降は304まで減ったので、殴って倒すのも十分可能になった。例えば正拳突きの使い手が3人以上いればメラミと併用して普通に倒せるので、編成次第では直接排除する手も検討してよいだろう。