ドラゴンクエスト6を攻略・分析するサイト

　ベビーゴイルの色違い。金色のカラーリングをしており、派手ではあるが特にネーミングからはあくまの要素は見られない。名前だけ聞くとねずコウモリをイメージしてしまう。

　湖の穴の洞窟にしか出現しないという引きこもり野郎で運が悪いと遭遇しないまま通り抜けてしまう。

　攻撃手段もメラミしか使ってこないのでトコトン印象が薄い。仲間を呼ぶが、呼ばれても脅威にはなり得ずダメージ耐性がザルなこともあって、流れ弾で勝手に倒せていることが大半だろう。

　テンツクの色違い。全体的に赤みがかかったカラーリングをしており、テンツク系と言えど警戒が必要なことが見た目で分かりやすくなった。

　誘う踊りを使うほかに、「まねまね」を使ってくるのが脅威で、撃ちもらすと手痛い反撃を繰り出してくる。SFC版では複数人からまねまねを喰らうことがあったが、リメイク版では最後尾のまねまね使用者のみが反撃を行うようになったため、こちらが全滅する機会はほぼなくなった。

　さらにリメイク版は最大HPが減ったので撃ちもらしの確率そのものが減少している。灼熱ならほぼ一発、バイキルト＋通常攻撃でも一撃に出来るので、落ち着いて処理をすればあわてるような相手ではなくなっている。

　デスファレーナの色違い。イタリア語の「蛾」→英語の「蛾」と来て、何故かフランス語の「蝶々」となり生物の壁を越えてしまった。

　しかし色は薄灰色のいかにも「蛾」っぽい見た目をしており、しかも猛毒の霧を吐いてきたりと蝶々らしさは全く見られない。

　ちなみに天馬の塔の最上階で出現するモンスター3匹の中にも含まれているが、最大HPの低さが災いし、開幕マダンテで吹き飛ばされてしまうのが関の山である。

　ことだまつかいの色違い。青白いカラーリングが鬼火を連想させる「ウィプス」を上手に表現できている。

　出現地域が嘆きの牢獄周辺のみと狭いのだが、同マップはメタルキングの出現地域となっているので人によっては嫌と言うほどその姿を拝むことになる。

　輝く息は大きく軽減され、正拳突きも当たらないことがあるなど微妙に耐久力があり、使ってくるマヒャドもそこそこ痛いという絶妙に無視できない存在である。灼熱で大きく削ったら物理で殴って倒すと良いだろう。

　キメイラの色違い。カラーリングはと言うとトサカの部分がより鮮やかになったこと以外は通常のキメイラと見分けはつかない。

　出現地域は牢獄の町周辺やラストダンジョン低層階など、どこも「通過点」として認識されている場所である。故に戦った記憶があまりない人も多いだろう。

　行動パターン自体は激しい炎、ベホマ、ベホイミと多彩にはなっており攻撃性能は上がっているが、耐久性能があまりなく、真空波やらいめいの剣を連打していれば問題なく倒すことが出来る。

　お馴染みのパワータイプのモンスター。石像と言うこともあって攻撃性能の他にダメージ耐性も高く、最大HPの高さもありかなりしぶとい。

　125%倍率の強化攻撃に加えてじひびきも使用してくるので単体・全体に対して容赦なくHPを削りに来るが、素早さは低いので回復を間に合うだろう。

　以外にも打撃で攻めるのが有効で、ルカニも正拳突きも100%直撃する。バイキルト正拳突きを連打して正攻法で倒すのが最も被害が少なくて済むだろう。

　ストロングアニマルの色違い。体色が赤く獰猛になっている様子が上手に表現されている。

　多くのモンスターの色違いはストーリーの進行具合に合わせてステータスも強化されていくのが普通だが、この系統はステータス上昇力が少ない、と言うか誤差の範囲である。そのためプレイヤー側のステータス上昇を考えると、相対的に見てかなり弱くなっている。

　さらにダメージ・状態異常耐性も低下してしまっており、メダパニが高確率でとおりダメージ系は全部100%とおってしまう。おたけびと体当たりが脅威にはなるが、落ち着いてた戦えば恐れるような相手ではない。

　アクバーの色違い。アクバーは若干オレンジっぽい色があったがこちらは黄色である。しかし差異は微妙で並べてみなければなかなかわからない。

　ラストダンジョンに出現する量産型魔王の中では性能は大人しいほうで、マヒャドとラリホーマを使ってくるだけである。炎の鎧や盾で装甲を固めたドランゴが居れば睡眠の心配は不要である。

　しかし耐久力が非常に高く、しゃくねつや真空波が無いとHPを削り切るのに苦労させられる。有効な特技が無い場合はバイキルト状態にしたアタッカーで地道に殴って倒そう。

　シャドーの色違い。こいつもなげきの牢獄付近で頻繁に出現しては、メタルキング狩りに横やりを入れてくる水差し野郎である。

　馬車を閉める上に怪しい霧で蘇生を封じた上で死の踊りを連打してくる迷惑野郎で、SFC版の場合は不意打ちを喰らうと非常に危険な相手だった。

　リメイク版以降はドランゴ、キングスがザキ系に完全耐性を持つようになったので大幅に脅威度は薄れた。ちなみに天馬の塔最上階にも出現するが、開幕マダンテで問題なく倒すことが出来るだろう。

　キングスライムの色違い。本作最大の経験値を誇るモンスターでレベル上げの際にしばしば話題に登場する。

　しかし同地域に出現するランドアーマーが頻繁にみがわりを使用する影響で、まじんぎりの使用者が複数いても非常に仕留めづらい。

　従ってしっぷうづきや捨て身でメタルキングを仕留められるようになるまでは、基本に立ち返ってはぐれメタルを狩ったほうが経験値効率が良くなっている。